さて、またまた動画をアップしたのである。
先週、視聴者の方とコメント欄でやり取りしたのであるが・・・
なら、一丁、やってやろーじゃないの!
ってな気になって撮った動画である。
で、やっぱり、
こんなん撮ってアップするんじゃなかった・・・
と、いつも後になって後悔する人生である。
今回は公開して後悔したのである。
く、く、くだらん。
でも、動画はスゲーから観てちょ。
で、屁理屈をこいて、言い訳をしようと思うのである。
フルコン空手の組手に合気は使えるのか?
まぁ、武術としての合気を追求している人ならば、
ヨダレもん!?のテーマである。
近年はユーチューブなどが流行って、
最近では数えきれないくらい、「合気を使った技の動画」があるのであるが、
そのほとんど全てと言っていいくらいが、
約束組手・・・
「ここを持って」とか、
「ここにパンチを打って来て」とか、
「胸倉を掴んで」などなど、
受け手に攻撃を限定させて技をかけているのである。
で、「実戦で使える」とか「女性でも簡単に護身が出来る」・・・
なんちゅうこと言ってんの?
まぁ、聞いてらんねーのである。
刀で切り合っていた、剣術家の時代には、
実戦になれば、どちらかが死んだ!のである。
死んだ方はそれまでであるが、勝った方は、
「人を殺しちまった・・・。」
という罪悪感を背負って生きなければならず、
なのに、また実戦を迎える・・・その繰り返し・・・
そんな中で生まれたのが、
「他人を殺さず、自分も殺されず。」
という「合気」なんである。
本当の武術の「合気」は相手に殺意がある中でこそ活きる技である。
で、普段の稽古で、
「ハイ、ここを持って」とか、「ここにパンチ打って」などと、
お遊び心でやって出来るからといって、
果たして、殺意のあるようなヤツを相手に出来ますかー?
ってな話である。
オレたちは平和ボケした現代人だぞ!
考えるまでもなく、どーなるか?は明白である。
また、武道の世界においても、
伝統派空手は寸止めルールだし、
合気道はほとんど約束稽古しかやらないみたいだし、
剣道は竹刀ごときであれだけの防具をつけてやっているわけで、
み~んな、安全な中でやってるだけじゃん!
実戦とか、女性の護身ってさ、
そん時は、身の危険が迫る状況なんである。
それに伴って、恐怖心が起こり、身体は硬直するって知らんのかね。
そんな状態で技なんか出来るわけがねーだろ。
で、武道は、心と精神を重んじるのである。
心と精神の修養を無視して、いくら技を磨いたって、
それは模造刀を磨くようなもんで、
いくら磨いても模造刀は実戦では役に立たないのである。
で、こんな平和な時代に「実戦で使えるか?」、
また「どーしたら使えるか?」をただ一点に、
おバカな咲心太郎はいろんなあれやこれやの変人修行に励んで来たのであるが、
「時代が変われば合気も変わる。」
ということにお気づきになったのである。
もう、実戦とか護身とか・・・
そんな合気は要らねーのである。
昔は闘いに使った合気であるが、
今は、闘いにならないように使うのが合気なんである。
ってか、
合気はそういう風に働くようになった!
ということである。
で、みんなで仲良く楽しみながら合気のお遊び♪をやればいいのである。
実戦とか護身なんて考えず、ただのお遊び♪である。
それでいいのである。
それだけで人間の不思議さを知り、楽しめるのである。
で、この動画でちょっと真剣な合気をやっちゃった咲心太郎は、
合気の神ちゃまにまたお叱りを受けることになるのである。
トホホ。
けど、この動画やサムネをよーく観れば、
合気がわかる!のである。
こんなん撮るつもりじゃなかったのになぁ・・・。
オレが伝えたいのは「アイキ♡」なのにね。
咲 心太郎
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