「今日の稽古はお休みなの?」
という、嫁ちゃんの声で目が覚めた・・・
「稽古だよ。」
と、答えると、
「もう、10時だよ!」
なんだとぉ~!
ナント!稽古開始は10時から・・・
やべぇ~~~!
慌てて布団から飛び起きた。
すぐに
ジローに電話して、
「ごめん、寝坊した・・・」
10時半頃に稽古場に着くと、
ジローとマナ・ブーマン☆が仲よく遊んで待っていてくれた。
「ごめんなさい。」
2人には、謝ったけれど、
先生失格だな。
昨日のお昼頃・・・
不思議なお爺さん☆から
「今、畑村先生と愛媛の松山へ向かっています。」
とメールが来て・・・
しばらくすると電話がかかって来た・・・
不思議なお爺さん☆だと思って電話に出ると、
ナント!その声は畑村先生だった・・・
ボクね、
畑村先生には「敬語」・・・
不思議なお爺さん☆には「タメ口」・・・
なんですね。w
で、
一瞬、焦ったけど、
すぐに畑村先生だと気づいたから
ちゃんと敬語でしばらく話して、
その後、不思議なお爺さん☆に代わったのね、
すると、
「今ね、タロー先生のワルいところを治してくださいって、
神社に寄って、2人で神さまにお参りしたの。w」
なんて、いきなり冗談を言って来たから・・・
「オレのワルいところを治せる神さまなんていねーよ!」
まぁ、そこから、
年下のボクが!
いろいろ教えてもらってるボクが!
いつものごとく、
年上の不思議なお爺さん☆にタメ口でベラベラと喋った・・・
で、
しばらく話してから電話を切る時に、
「畑村先生にもよろしく伝えてネ。」
と、ボクが言うと、
「聞こえてますよー。」
と、畑村先生からお返事が。
ガ~ン!
やっちまった。
ナント!運手中だから電話がスピーカーになっていた・・・
わかってたのに~!つい、うっかりしちまった・・・
あぁ~、
あの!ボクの!お口のワルい言葉!が全部!
お師匠さまの畑村先生に聞かれていたぁ~~!
マジか。
そーして、
ボクが畑村先生に対して11年間、築き上げて来た、
ボクという「お利口さん☆」が、
一瞬にして崩れてしまった。w
うぅ~。
その夜、
稽古をやってるとケータイの着信音が・・・
不思議なお爺さん☆からだった。
また
すぐに畑村先生に代わって・・・
そこから
何人かの人を紹介されて、
次々と電話で話した・・・
どーやら、
稽古をやった後のご宴会のご様子で、
その電話の相手は、
いろんな流派の武道をやっている方々で、
また
ボクのユーチューブ動画を観てくれているそーで、
「アナタを見て、一目で畑村先生と同じモノが観えましたよ。」
とか、
「すごくわかりやすくて、勉強になります。」
なんて、
お褒めの言葉もいただけて、
また
初めて話すよーな感じにならないよーな、
とても気さくな人ばかりで、
嬉しいやら楽しいやら・・・
もう、感激しまくちゃって、
ボクの脳みそがぶっ飛んでしまった。w
でも、
そのあったかさに包まれながら
「がんばって来てよかったな・・・」
心から思えて、
「まだまだがんばるぜ~!」
心が熱くもなった。
稽古から帰って、
そんな幸せとお酒に酔ったボクは、
夜中の1時頃に
「電話を聞かれていたのは不覚でした。でも、嬉しくて楽しかったです。」
寝てるであろー、畑村先生に感謝のLINEを送った・・・
すると、
「はい、大丈夫ですよ~!おやすみなさい。」
1時間ほどすると返信が・・・
それを見た瞬間、
また
あのあったかさ♡にボクは包まれた・・・
で、
またまた脳みそがぶっ飛んだ・・・
そんで、
幸せいっぱいな気持ちになって
布団に入って眠りに就いた。
それが、
今日、
ボクが寝坊した理由!?w
だ。
おいおい。
こんなボクは、
人間としては如何なもんか?と思いますが、
必ず!
すげー!アイキ♡空手家☆になってみせる!ことを
ここに誓うのであります。
これはマジだぜ。
はいはい。
咲 心太郎
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