昨日も道場稽古がなかったから夜は一人稽古に励んだのですが、
「炭光☆」と「竹棒☆」も使っていろいろやるんですね。
「竹棒☆」は、師匠の畑村先生に教えてもらったばかりなので、
まだ、それほどやり込んだわけではないんですが、
もう、めっちゃイイ♪
竹!が大好き♡になっちゃいましたー。
で、
自分でも「竹棒☆」を使ったいろんな動きも考えてやってるんですが、
さっき、
何気にテレビに気が付いて、観てみたら・・・
ナント!
竹の職人!
竹垣やら何やら作ってる人で、
しかも、
福井の人!
まだ若そーですが凄く竹を愛している方のようで、
その創ったモノが美しい☆ったらありゃしない・・・
「この子はホンモノやな・・・」
と、直感が働いたので、
その番組を最後まで観ちゃいましたー。
滅多にまじまじとテレビを観ない人なのにね。
で、番組が終わると・・・
メラメラ~
ボクの心が燃えてるんですねー。
また発病⁉ですかーw
心が発病⁉したら即行動!
これ、鉄則です。
で、
すぐに
パソコンへと向かい、
ネットで調べて、
携帯を持って・・・
プルルル~♪
「もしもし、あの~、今ね、テレビを観たんですけど・・・」
「あー、はい、ありがとうございます。」
「3㎝位の太さの竹の棒をS字に曲げることは出来ますか?」
「熱を加えれば、曲げられると思うんですけど・・・」
「そーなんだー!」
「何に使われますか?」
「肩に担いで、体操をやるんですよ♪」
「・・・・・・・・。」
「首のところをS字にして首に当たらないように・・・」
「いや~、それは竹が割れたり、ささくれが出来て危ないので・・・」
「でさ、お兄さんの腕なら、創れんるんじゃないかと思ってね・・・」
「え!どんな形ですか?」
「アイリスオオヤマのコアトレーナーっていう棒の形なんだけどね・・・」
「・・・・・・・・。」
「オレ、武道をやっててさ、竹が良いって師匠に教わったから竹でやりたいの♪」
「はい・・・」
「いくらくらいで作れますか?」
「いや、値段は今は決められないです・・・」
「とりあえず、作ってもらえますか?1m5,60㎝の長さで・・・」
「いや、一度、その棒を見せてもらえませんか?」
「そーですね、じゃ、近いうちに棒を持ってお伺いします。」
「お願いします。」
「けど、遠いんだよな~。」
「そーなんですか。」
「で、行っても作れん場合もあるでしょ?」
「そーですねー。」
「う~ん、そこまで行ってさ、無駄足にはなりたくないなぁ~。」
「・・・・・・。」
「あ!真っ直ぐの竹棒☆ならすぐに作れますか?1mくらいの長さで・・・」
「あ!真っ直ぐで2mのならいつでも売ってます。」
「じゃー、その場で半分に切ってくれる?」
「はい、切れます。」
「それ、いくら?」
「800円とか1000円くらいです。」
「じゃ、S字がダメの時は、それにするから、近いうちに伺います。」
そー言えば、
師匠の保江先生を本で見つけた時は、
「ボクと会ってください!」
凄いコンサルタントの先生を本で見つけた時は、
「ボクに教えてください!」
って、
今日のように、いきなり電話をしてさ、
また畑村先生に出会った時はお盆のど真ん中の日に
「ボクに稽古をつけてください!」
と、
ボクは、自分勝手な唐突なお願いを申し出た・・・
そうして、
この著名で偉大なお三方が
無名で凡人である、いや凡人以下のボクを・・・
きっと、
このボクの情熱だけを認めてくれて・・・
この3人からは特別な指導を受けさせてもらえた・・・
そして、
この情熱によってボクは3人のパワーをいただけたようで
今のボクが在る。
そんな当時のボクは、
この方たちに電話をかけた時にはね、
指がめちゃくちゃ震えてさ、
まともにダイヤルをプッシュ出来なくてね、
何度も、何度もやり直してさ・・・
また、
岡山、神戸、仙台と
このお三方のところへ初めて一人で向かう途中の高速道路では、
「やっぱ、会うの怖ぇ~な。帰ろっかな・・・」
って、
インターチェンジを見る度に高速を降りようと・・・
でもね、
震えた心は止まらないし、それをさせないのね、
「行くしかねーだろ!」
って。
そして
行ってホントに良かった。
行ってなかったら
会ってなかったら
オレはどーなってたんだろ。
で、
そんなことを思い出させた今日は、
あの竹職人をテレビで見て、
10年ぶり⁉に心が震えました。
何でだろ?
竹がホントに好きになっちゃったんだね。
ま、
とりあえず、
近いうちに
咲心棒☆を持って行ってこよー♪
震えた心に従って、
ハズレだったことは一度もない!
のだから。
咲 心太郎
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