”ボクの教え”

昔のボクには”3回目ルール”というのがあって・・・

反抗期の真っ只中だった時に

親や先生・・・

イヤになった人に呼ばれても

2回まで無視して

3回目に「何や?」って返事をする・・・

そんなルールが勝手に出来た。

何でか知らんけど

3回目!とか

”3”にこだわるところがある。

今朝は

石川のMちゃんから

2度の着信が・・・

先日、考えが合わず

「しばらく考えます。」

言われたけれど

とっくに”時間切れ”

もうボクの中では終わってたから

電話に出ないしかけない。

わかり合えない人・・・とかさ

もう

マジで

めんどくせーことはやらないの。

3回目!の着信が!

この時に

あ!

この”3回目ルール”を思い出したから

電話に出た。

Mちゃんは

「先生の話したことがわかりました。」

どーやら

少し反省したのか?改心したのか?理解したのか?

それで

また1時間ほど話した・・・

Mちゃんと師弟関係を復活することに・・・

Mちゃんは

弟子の”珍太郎”に戻った。

けど

看板の復活は

しばらく

おあずけにした。

ボクの”流れ”に逆らって

めんどくせー話をさせたペナルティーや。w

 

現在のボクの看板は

「冠光寺流愛魂道」

「氣空術 福井支部」

これを

保江先生と畑村先生からいただいて

「名前でも何でも自由に使ってイイですよ。」

そんな許可をいただいた・・・

そこへ

新たに沖縄空手家の新里先生からも

「ボクの名前を使って自由にやりなさい。」

こんな偉大な

3人の師匠さまたちから

こんなありがたい!

いや

こんなあり得ない!お言葉をいただいたわけである。

どれか

一人の先生に

そー言ってもらえるだけでも”奇跡”の出来事なのに!

3人に言われたら

”奇跡”どころじゃないのである。

その歓びは

ボクにとって

とても大きなモノではあるが

逆に

いただいた、この信頼の大きさは

「オレにやれんのかよ?」

ボクにとっては

計り知れない・・・

この偉大な3人の師の名誉や実績に

傷をつけるわけには行かない・・・

そんなハンパないプレッシャーもあるのである。

でも

ボクの咲心空手☆は

この3人の師があってこそ!

存在しているのであるから

このそれぞれの師の教えを伝えるべく

また

その教えを守り育てながら

それをボクの空手の中に落とし込んで

やっているのである。

 

ボクのお弟子さんたちは

どーも

ココがよく理解出来ていないよーなんである。

ボクを尊敬して慕ってくれているけれど

ボクのよーなパンチが打ちたい・・・

とか

ボクのよーなナイハンチが出来たい・・・

とか

ボクのやってる愛魂が知りたい・・・

とか

ボクの身体使いが出来るよーになりたい・・・

など

それぞれが

ボクの教えることを”選り好み”しちゃうのである。

こーなると

みんなを一緒に指導することは出来ないし

この3人の師の教えは伝わらないのである。

別に

ボクの師の教えは知らなくていいし、要らない・・・

けど

ボクの教えは欲しい・・・

そんな感じなのである。

 

これは

ある意味では

ボクにとって喜ばしいことかも知れんが

”ボクの教え”なんてモノは

どこにも存在しないのである。

ボクが教えることの大元は

保江先生の教えであり

その中に

畑村先生や新里先生、

また

その他の教えをいただいた先生方の教えも

融合して

お弟子さんたちに教えているのである。

だから

どの稽古が良いとか

どの稽古は要らないなんてことはなくて

全部!大事!なのである。

嫌いなコト、イヤなコトをやらされて

いくらやっても

いくらがんばっても

良くなるわけがねーし

ボクの空手の稽古で”選り好み”をして

その一部だけを一生懸命にやっても

ぜんぜん良くならないのである。

ただ

どーしても全部は無理!

ってな人は

”愛魂を知りたい”

これだけなら

何とかなるのである。

何故なら

ボクの咲心空手☆は

愛魂を育てながら伝える!

それが目的だからである。

それで

こんな”でっけー看板”を背負って

やってるのである。

だから

ボクが心から信じる師たち・・・

その教えである”愛魂の流れ”から

逆行したり外れる人は

ボクが

どんなに大切に思っていても

ご遠慮いただくしかないのである。

この流れを受けたい人

この流れに乗りたい人

じゃないと無理なんである。

 

そんな今日は

富山のお弟子さんのYさんが稽古に来た・・・

このYさんは

ボクのユーチューブを見て

愛魂を求めてやって来た

一番最初の人だ!

そんなYさんには

去年

とても苦しい経験となる出来事が起こったし・・・

ボクは

つい深い教えをしてしまう。

しかし

そんなYさんには

その言葉も・・・

その身体使いも・・・

その技も・・・

その全部が

すごい速さで伝達して行くのがわかる・・・

これは

ボクの”教えたいこと”

Yさんの”習いたいこと”

その心が

ピッタリ一致しているのだ。

これが

愛魂という御力が望んでいることなのだろー。

今日は

そんな実感があった。

それで

いろんなことを深く深く教えた・・・

それを

深く深く受け止めて

また一人稽古で育てるYさん・・・

こーして

ボクらに流れる

愛魂という流れが大きくなって行くのだ。

 

さて

あなが望む

流れはありますか?

そして

その流れに乗ってるか?

それとも

その流れに逆らってるか?

あなたは

どっち?

え!

流れなんて要らん!

ってか。

”自己流”

”我流”ってか?

へ~

ダサっ。w

その流れは

いつか

溺れるゾ。

 

咲 心太郎

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