そろそろ道場稽古の再開をあれこれ思案する日々である。
でも、お弟子さんのほとんどは一人稽古に励んでいるから慌てないのである。
ワタシも自粛が始まってからは、今まで以上に一人稽古にお励みになったので、
おそらく、少しは進化成長したのではなかろーかと思うのである。
一人稽古をちゃんとやってれば、自分をどんどん高められるし、
空手は本来、一人で稽古をするモノなのである。
でも、その自分が良くなったかどうかを知るためには、
やはり他人との稽古が必要なのである。
自分を知るためには、自分以外の他者がいないとわからないのである。
ただ一つの真空が、その自らの存在を知るためにあらゆる物質を生み出した・・・
これが、この宇宙が生まれた理由なんだそーである。
あ、また、ヘンな方向へ行き出した。アカンアカン、完全な「ホケ病」だ。
で、他人との稽古で、自分の技などが良くなっているかどうかを見るのである。
またそれとは別に、他人と一緒に稽古をする理由があるのである。
昔のワタシは、他人との稽古では、自分を知るためだけであったのであるが、
今は、このもう一つの理由を重んじるのである。
それは、「心と心の触れ合い」である。
生きている人間からは、たくさんの波動が出ていて、
いろんな人や空間に、その波動は影響を与え合っているんだそーである。
で、人の心の波動はかなり出ているようで、影響が大きいのである。
なので、みんなで集まって、
「明るく♪楽しく♪元気よく♪」
一緒に稽古をやったら、互いのこの心が影響し合って、
ますます、「明るく♪楽しく♪元気よく♪」の心が大きくなるのである。
また、みんなで「明るく♪楽しく♪元気よく♪」の心でやってると、
その心の波動は空間にも流れるのである。
この「明るく♪楽しく♪元気よく♪」の波動はイイに決まっているから、
必ずや、その波動は世間に良い影響を与えることになるのである。
「明るく♪楽しく♪元気よく♪」の心がたくさんになればなるほどイイのである。
もう、自分を追い込んで、苦しんで、互いの体を傷め合いながらも強くなる・・・
こんな空手は要らねーのである。
自分を追い込み苦しんだその反動は、歓びではなくてさらなる苦しみを生むのである。
こんな心の苦しい波動を育て、好き好んで発しちゃいけないんである。
時代が変わり、人の心や意識も変わり、すべてが変わりゆくこの世界では、
空手も変わらなきゃいけないのである。
「明るく♪楽しく♪元気よく♪」
ま、空手に限らず、これが一番大切だと思うのである。
何事も、やるからには、
「明るく♪楽しく♪元気よく♪」やった上で、上達や達成を目指すのである。
上達や達成のために苦しむ時代は、終わったのである。
楽しくやろう♪
咲 心太郎
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