「大腰筋」・・・深層筋のパワー。

今回の動画は「前屈立ち」である。

まぁ、空手をやってる人は必ずやってると思うけれど、

「前屈立ち」のパワーを知ってる人はあまりいないと思うのである。

とりあえず、観てみてちょーだい。

 

 

正しく「前屈立ち」をやると、氣の流れが良くなって、

動画のように「腕が落ちない。」のである。

これは主に「大腰筋」という深層筋の働きが強くなって、

そこから全身の深層筋が連動した立ちになるからである。

で、動画の2人の表層筋は緩んだ状態なのである。

表層筋が緩むと深層筋の働きが強くなって、氣の流れが強くなるのである。

 

でも、膝をピンと張った状態では、

組手の時などでは「居着き」になってしまって使えないのであるが、

移動稽古などで「前屈立ち」を繰り返すことによって、

普通に立った状態でもその感覚がわかるようになり、膝をピンと張らなくても、

「大腰筋」主体の立ちや動きが出来るようになるのである。

まぁ、出来るようになったら、自分でもビックリするほどの

パワーが出るようになるのである。

また、その稽古の継続は、年老いても、どんどんとパワーが育っていくのである。

「筋力」はいずれ衰えるが「氣」は育ち続けるのである。

 

でも、空手をやってない人には関係ない!と思われるだろーけど、

この「大腰筋」を働かせるというのは、血流が良くなって、健康にも繋がるし、

また、それを使った身体の動きは、どんなスポーツにも相当な効果をもたらすのである。

また、表層筋を緩ませ、主に深層筋が働く状態というのは、

身体がリラックスして、心も緩むのである。

つまり、副交感神経優位の状態で、脳みそにとても良い刺激を与えるのである。

意図的に副交感神経優位の状態になって活動出来たら、

スゲーことが出来たりするようになるのである。

「氣」という未知なるパワーの為せる業である。

是非、動画を観て、「前屈立ち」をやっておくんなせー。

 

咲 心太郎

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