お店が終わって、プー太郎になって、およそ2ヶ月・・・
今日も、
傾いて穴だらけの屋根の中をハトが出入りしてる・・・
またピット室では、
数日前からスズメもやって来て、
先に来てたツバメと連日、仲良く⁉ケンカしてる。w
もう、ボクのお店に来客はなくて、
ボクしかお店にいないけど、
こーして、来鳥たち⁉がいるから賑やかしい。
そんなハトやツバメは好きだけど、
スズメはイマイチのボク・・・
去年は、
スズメに驚くのか?
ツバメのヒナが何羽も巣から落っこちて、
土に埋めることになったから
スズメを追っ払おうか・・・と、
これからの仕事のことよりも、そっちを悩んでる。
でも、
これが、ボクの「色眼鏡」・・・
ツバメはツバメ、スズメはスズメ、
ただ、それだけの存在だ。
なのに
好きなツバメ、嫌いなスズメ・・・
この、好き、嫌い、
これはボクが付けた色だ。
この色がボクという存在だ。
でも、
この色を無くすと・・・
ホントのボクが現れるのだろー。
さて、
ツバメのヒナのために
スズメを追っ払うか?
それとも、
自然の在るがままに
また落っこちたヒナを土に埋めるか?
どっちにしよう・・・
もうしばらく、
悩んでみることにしよう。
しかし、なんだね、
53歳でプー太郎だっていうのにさ、
こんなに呑気に過ごしていいのだろーか・・・
また嫁ちゃんや家族に迷惑をかけてる。
と、言っても・・・
お店をやっていても、迷惑をかけっぱなしだった・・・
10数年前から
お店の状況がどんどん悪くなって、
次から次と、
経験も、想像すらしたこともないよーな問題が起こった。
それで、
焦って・・・
必死こいて・・・
あくせくやって・・・
悩んで苦しんで・・・
イヤな奴や理不尽なことにも、
いっぱい頭を下げた・・・
それでも、
お店は終わった・・・
これまでのボクの人生においては、
ボクが諦めない限り!
必ず!何事も改善して、道が開けたのに!
ついに!初めて!
諦めない、このボクから
人生で一番!奪われたくなかったモノが奪われた・・・
必死にあくせくやって、頭を下げまくって・・・
その全てが徒労に終わった。
なのに!
ボクは、
何故だか?
その全てを受け入れることが出来た。
そして、
その翌日、
ボクは、
保江先生の愛魂に出会った時と同じ・・・
胸があったくなって、心があったかくなって、
本当の幸せを知った・・・
また一瞬にして、
ボクの地獄が天国になった・・・
そして、
アイキ♡がデカくなった。
成功した者を称え、崇める現代では、
どんなにがんばっても、
ボクのよーに失敗に終わった人間は、
褒められるところか、
「親父は良かったけど、2代目の息子はダメだったな・・・」
なんて、見下される。
まぁ、
お店が終わる前からとっくに慣れっこだ。w
でもネ、
ボクはさ、
たくさん、いろんなことを学んでさ、
その親父よりも、めっちゃ働いたし、
その仕事の知識や技術だってボクの方があるし、
親父よりも、10年ほど長く、社長でお店を続けたんだぜ!
でも、
そんなことは、どーでもいい・・・
商売は稼いでナンボ!
それが答えだった。
10年ほど前に、
著名なコンサルタントの先生にご指導をいただいていた時に
「オマエは、もっとズル賢くなれ・・・」
って、言われたっけ。
当時は、何のこっちゃ?だったけれど、
今では、その意味がよくわかる。
だけど、
今でも、ボクは、
ズル賢くなるつもりは毛頭ない・・・
ってか、
なれない。w
でも、
先日、炭光☆のAさんと初めて会った時に
「あなたのよーな、まっすぐな人間に会えて嬉しい・・・」
って、言ってもらえた。
めっちゃ嬉しかった。
20歳の時から親父のお店を受け継いだという、
長年の責任と重荷・・・それに気づけずに
その尋常じゃない、
無意識から来るプレッシャーと、ずっと闘い続けて来たボクは、
その悪あがきも、懺悔の心も、神への祈りも、・・・
この社会の仕組みというものには全く通用せず、
それらによって、徹底的に完璧なまでに打ちのめされて、
完全敗北!を心底から受け入れるという形で、その闘いを終えたが、
その翌日からは、
その重荷とプレッシャーから解放されて、
突然に訪れた、その安ど感を味わいながら
また、
これまでの自分の異常なまでの粘りとがんばりを振り返りながら
誰もいないお店で一人…自分で自分を褒め称える毎日だ。
「耐えに耐えまくって、やり切った。」
ボクの地獄よ、さらばじゃ。w
長い間、ありがとう。
おかげで、逞しくなれたし、
すぐに何でも手放せるよーになったよ。
もう、
ボクは、
生涯において、あくせくすることはないだろー。
また、
イヤなこともしない。
それで、
今日も、
朝から、
不思議なお爺さんから送られて来た動画を観ながら
その練功法☆をやったり、
先日、Aさんにいただいた超ビックな炭光☆を担いで、
昔、畑村先生に教えてもらった体操をやった・・・
そんな毎日を過ごしてるけど、
日々、自分の身体の感覚や心の変化を凄く感じる・・・
おそらく、
自分がこれまでにないくらい進化や成長をしてる気がする・・・
と、言っても、
これも、ボクの「色眼鏡」・・・
ボクが望む自分に向かってるだけだ。
そーして、
ボクは、
これまでにない空手家となって、
これまでにない空手を創り上げる。
それで、
これまでのボクを支えてくれた人たちに
恩返しがしたい・・・
でも、
もう、
必死でやらないし、
あくせくしないし、
イヤなヤツに頭を下げることもしない。
で、
なれないのなら
それで良い。
神よ!
アンタの思い通りにしか成らん・・・
って、
やっと、わかったよ。
でもね、
そんな
成るようにしか成らんのがボクの人生ならば、
今度は、
ボクは、
本当にボクの思うまま、好きなよーに生きてみようと思う。
それが、
アンタの思い通りだった・・・
って、ことだよね?
どーか
これからも
守り給い、幸え給え~。
おいおい、
道を外した?・・・
ついに!
コースアウトかよ。w
いや、
さらに!
まっすぐ!
です。
咲 プー太郎
コメント