「報い」と「気づき」。

さっき、「中心から末端へと力を伝える身体の使い方」ってな感じで、

整体師の方の動画があったので、何気に観たのであるが、

足首から始まって、次は膝・・・と、それぞれお手本をやって見せてたので、

素直なワタシはパソコンの前で一緒にやってみたのである。

「おぉ~、なんかええんとちゃう。」

で、膝の次は骨盤を動かすという動作で、やってみたら・・・

「おぉ~!これは!!」

突然、また勝手に閃いちゃったのである。

動画を上げた整体師の方の意図するところとは全く関係のない閃きである。

だって、ワタシは真性の空手バカなのである。

武術には「膝抜き」という技があるのであるが、

膝の力を瞬時に全部抜くと不思議な技になるのである。

で、動画を観ながら骨盤を動かしてたら・・・

「もしかして骨盤も抜けるかも・・・。」

で、やってみたら、

「骨盤抜き」

「膝抜き」の感覚で骨盤の力を抜くのが閃いて出来ちゃったのである。

その「膝抜き」をやった時には重さを感じるのであるが、

この重さが相手に伝わり不思議な技になるのである。

で、「骨盤抜き」でやると、

この重さがハンパねー。

突然の大発見である。

日々の努力・・・「流した涙と流した汗は裏切らない。」とは、

まさにこのことである。

神は良いこともワルいことも、どーでもいいことも・・・

その思いと行いを継続すれば、必ず、その報いをお与えになるのである。

で、ワタシはまた、どーでもいい報いを与えてもらっちゃったのである♪

って、どーでもいいことなのかよ。

空手という、どーでもいいことに人生の全てを捧げるのがワタシの生き様なのである。

だから、どーでもいい報いなの。

けど、

めっちゃ嬉しい。

お店の神棚に向かって「ナンマイダ」と唱えて手をパンパン♪したのである。こら。

しかし、この「骨盤抜き」を空手の技や日常生活にどう活かせるか?を

これから考えなければ、ホントにどーでもいい報いになっちゃうのである。

で、そんなことを考えながら「骨盤抜き」を何度かやったいたら、

「あっ!」

今までに何度か知らずにやっていたことがわかったのである。

この「あっ!」を「気づき」と言う。

「気づき」は成長の証し、「気づき」なくして成長はないのである。

知らずにやってたこと、知らずに知ってたこと・・・

後からこれらに気づくのが学びの稽古であり、学びの人生なのである。

そして、この「気づき」によって、人間は成長出来るのである。

そうして、咲心太郎と咲心館空手は成長を続けるのである。

さて、今日の稽古で早速感度のイイお弟子さんに「骨盤抜き」の威力を試してみよっ♪

どんなんなるんだろ♪

あ!、こんなん書くと、読んだらビビって稽古に来ねーかな・・・。

ビビりに打ち克て・・・克てるよな。

咲 心太郎

コメント