アイキ♡の話。

昨日、お昼の3時過ぎに1人のお弟子さんが空手着を注文しにお店に来たのである。

咲心館の活動再開がいつになるかもわからないのに・・・嬉しくなっちゃうのである。

で、缶コーヒーを出して、ちょっとお喋りである。

あ、脳みそが・・・勝手にアイキモード突入である。

「先生、もう9時過ぎっすよ!」

あちゃー、またである。アイキモードになると時間がぶっ飛んでしまうのである。

ワタシには、1,2時間くらいほど喋ったかなと思うくらいだったんであるが、

気が付けば6時間!である。

喋る方も聞く方も、常識外れ、おバカである。

でも、その常識を超えたところにアイキ♡は在るのである。

「親も心配してるだろーから、早よ帰り~。」

と言うたのに、帰ったのは10時過ぎである。また1時間も喋ったのである。

結局、7時間も男のお喋りである。

ワタシが師に伝授された時は、8時間だったのである。

その時のワタシは聞く方だったけど、昨日はもちろん喋る方である。

される側からする側へと変わったのである。

そんなワタシのしょーもない話を7時間も聞いてくれるなんて、

ホントに嬉しくて有り難いのであるが、

聞いてくれたお弟子さんも、ワタシの話を有り難く喜んでくれたのである。

同じ心になって話し、同じ心になって聞いたのである。

同じ心になれば、話の内容なんて、どーでもいいんである。

そんで、アイキ♡が働くのである。

でも、ちゃんと、ワタシ的には良い話をしたんである。

と、ワタシは、空手を教えながら、このアイキ♡を伝えることを使命としながら

生きているんであるが、まさか、自粛期間がこんなチャンスになるなんてねー。

ってか、平和で何にも問題ない暮らしには、アイキ♡なんて必要ないし、

よっぽどの武道好きな人間でない限り、求める人もいないのである。

でも、その平和な暮らしが脅かされ始めた今、アイキ♡を知っておくと良いのである。

そんで、このブログでも、なんとか伝わるようにと書いているんである。

アイキ♡は誰にも働くのであるが、みんなアイキ♡の通る回路が閉じているんである。

その回路を開くのに最善な一つの手段が、空手の基本や型稽古であり、

回路が開くように体の使い方や心を指導して、開いた回路にアイキ♡を通すのが、

ワタシら師の役割なんである。

そんで、全身にアイキ♡が通った状態を掴むことが出来たお弟子さんは、

いずれ誰かの師となる使命を持つことになるのである。

いずれという期間の生き様が大切である。

そんなアイキ♡を掴んだら、自分はどーなるか?

心がスゲーことになるんである。

でも、こればっかりは、掴まないことにはわからないのである。

掴まないことにはわからないし、掴んでもわからない・・・

摩訶不思議な力である。

咲 心太郎

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