今朝、師の1人から動画が送られて来ました。
で、観てみると、
腕の擦り方♪
どーやら
ご自身の稽古の途中で撮影された時のモノのようで、
肘から手首までの前腕部分を反対の手で肘から手の甲の一方向へゆっくりと擦る・・・
という非常にシンプルで短い動画でした。
これは、保育園児でも出来るような簡単で何でもないこと・・・
また、コメントは一切なく、送られたのは、この動画だけ。
ここなんですよね、大切なのは。
突然、送られて来た、この何でもないような、この短い動画だけを観て、
ボクが何を思い、何を感じ、どれだけ学ぶか?
師は、何かを思ってボクに送って来てくれたんですから。
でも、こんな時、
「くだらん、しょーもな・・・」
って、やってるヤツ、多くね?
で、
くだらん、しょーもねー人間になるのは自分なんですねーw
ボクは、
1番の師匠さんには、
「愛♡」という「アイキ♡」を教えいただいたのと、
まぁ、数え切れないくらいの人生相談をしてもらって来ただけで、
合気の技は教えてもらってないんですね。
で、
この動画を送って来てくれた、この師匠さんには
皮膚合気、腕の道具化、2方向の力、重みは下、合気上げ、合気起こし、氣・・・
そして炭光☆も・・・
もう、たくさんの合気技を喰らわせていただいて、
1番の師匠さんの「アイキ♡」を技として使うことを教えていただきました。
それが、今日は、腕をゆっくりと擦るだけ・・・
「心にとても良い。」
動画の中では、そんな風に仰っていました。
で、
早速、やりました、「炭光☆」を使って。
おいおい、
いきなり「守」を超えて「破」ですか?
いえいえ、
ボクは、
この2人の師匠さんに対しては
「破」も「離」もありません。
ボクの心は死ぬまで「守」です。
という、「守」「破」「離」・・・
ボクの表面上は「破」?
いや、「離」とも思える・・・
咲心館の設立とその空手なんでありますが、
誰が何と言おうと、
ボクはこの師匠さんたちの「守」をやりながら生きるために
独立したわけなんですね。
それは、
ボクがその「守」をやるためにはボクの空手でやるしかない!
と、わかったからです。
で、
たぶん・・・
2人の師匠さんが一番、それをわかってくれてます。
そんなボクの空手の咲心館なんですが、
生まれて間もない、まだまだのヒヨっこで、
なかなか「アイキ♡」を伝えるどころか、
脱臼なんかしちゃうような情けねー有り様であります。
で、今日は、
師匠さんには「脱臼しました。」なんて、言えなかったですねー。
ま、もうボクは、
その「原因」と「改善策」は見つけてます。
後は、実行するのみ!ですね。
フルコン空手というのは、
「生身でのド突き合い!」
これが真骨頂なんでありますが、
何で?こんな野蛮で苦しい空手にハマったのか?
とか、
何故?他人との殴り殴られや蹴り蹴られが楽しいのか?
これをボクは長い間、自問自答しながらやって来て、
15年くらい前にボク自身の「その答え」を見つけ、
「こんなことをやるモンじゃない・・・」
と、お悟りになったのであります。
突きや蹴りという、暴力的に人を傷つけ、人に傷つけられる・・・
暴力的に強くなる!ための稽古!
こんなバカげたことが楽しい人間ってさ、
一体、どーなのよ。
って、思うようになったんですね。
でも、空手の神ちゃまに憑りつかれたボクは、
空手を辞めさせてもらえなかったんですねー。
その当時は、
ボクの空手を信じ切ってくれてたお弟子さんがいたからなんですね。
それは小学生と中学生の2人でした。
それで、
ボクは、この若い2人のために、
「空手が人生の役に立つモノ」
この2人の人生にとって、
空手が人生の支えとなり、
また、
空手で身に付け育てた、身体と心と精神、
そして、その意識が、
彼らの人生にプラスとなって働くモノ!
そんな空手になるようにと、
何年もの間、稽古前も稽古後も、お風呂でも布団の中でも・・・
もう、毎日ずっと考えながら、やっていたんですね。
そして、
そんなところへ、
この師匠さんたちの「アイキ♡」がボクに与えられた・・・
それから10年・・・
それまでの空手に「アイキ♡」を融合して・・・
そして、
わたくし、咲心太郎という人間が一つの空手を創造した・・・
その幸和流空手道は、
幸せで和やかな心が流れる空手の道!
であり、
その道場、咲心館は、
稽古を通じて人生を歩み、咲く心、咲(わら)う心を育てる!
稽古の目的はこれだけ!であります。
そして
その空手をやる者は
「アイキ♡」を知ることになる!
それを伝えるのがボクの使命なのです。
それで、
敵対心や闘争心、また恐怖心といった、
自分の人生を不幸へと導く魔の力の働きを弱め、
それらに「負けない力」を身に付ける!
そのための稽古であり、その力が「アイキ♡」なのであります。
決して、
他人に勝つとか、他人を倒すとか、他人より上手くなる・・・など、
そんな思いを持って稽古をしてはいけないのであります。
こんな思いを持つ心は、魔に憑かれた人間であります。
魔の世界ではニセの幸せを与えて、魔力を育てているのであって、
それに加担した人間は、
いずれ、その魔力によって不幸が訪れるのであります。
他に勝てば、自分に負けが…他を倒せば、自分が倒される・・・
この原理を知らなければなりません。
この魔の道から抜け出すための稽古とは、
神や仏を信じ、
また古の偉人たちの教えを学び、思いを馳せ、
そして、正しい身体使いを学びながら、
出来るだけ苦しいことを避け、
身体を弛緩させる・・・身体を大切にすること
心を弛緩させる・・・心を大切にすること
そして、
出来るだけ笑って暮らすこと
たったこれだけであります。
なので、
苦しい顔や難しい顔をして稽古をやってはいけません。
こんな簡単なことをやり続けるのが・・・
ボクが創った「難しい空手⁉」
ですw
そして、
まだまだ
難しくしていくのであります。
マジか。
で、
難しい顔をして稽古に励んではいけないってさ、
何か、おかしくね?
ぜんぜんw
咲 心太郎
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