ボンボン育ち。

連日、パソコンの通信で、前道場時代の兄弟子とオセロである。

お互いの時間が合えばオセロ、朝から晩までオセロである。

で、電話でお喋りしながらやることもしょっちゅうで、

ヤンチャもん同志、お口の悪い兄弟子と、クソ生意気なワタシであるから、

「オメーは謙虚さが足りんのじゃッ!」

と、いつも言われるのである。

そんで、

「そんなモン、持ってねーし・・・。」

と、いつも答えるワタシである。

仲がイイんだか、ワルいんだか・・・。

謙虚さが大事なのは、さすがのワタシでも知っているのであるが、

上から命令口調で言われると、逆らいたくなる・・・

今もワタシは反抗期のまま。

なのである。

で、そんなワタシを知る、ご老人たちには、

ボンボン育ち。

と、よく言われたのである。

ワタシの親父とお袋はバブルでよく稼いでいたからである。

で、その息子、出来の悪いワタシはボンボン育ちと言われたのである。

そんなボンボン育ちの咲心太郎は、ケンカに負けないために空手を始めたのであるが、

知らぬ間に空手の神ちゃまに憑りつかれ、とことん空手を追求するようになって、

「オレはボンボン育ちだからダメだ。」

と、思うようになって、空手で自分をぶっ壊し始めたのである。

で、空手の神ちゃまによって、あんなことこんなことそんなこと・・・

常人が知らないような、いろんなことを体験で知らされたのである。

そして、見事、おバカ人間に成ったのである。

そんな自分が大好きになったのである♡

で、

「ボンボン育ちで何が悪いの?」

今は、そう思うようになったのである。

親父やお袋を羨ましく思ってたジジババたちがワタシを矛先にした戯言である。

そんな戯言を真に受けて心を痛めたワタシがバカだったのである。

また、謙虚さが足りねーと言ってくるのは、言うてる自分にそれがないからである。

本当の謙虚さなんて、そう簡単には身に付かねーのである。

また謙虚さを教えるには、教える側が謙虚になる、それしかねーのである。

で、空手の神ちゃまの試練をたくさん受けてきたワタシに言わせれば・・・

アンタ等が今、ボンボン育ち中!だろ。

他人のことをあーだこーだと言う前に、もう少し、謙虚になって、

自分の幸せに、早よ、気づきましょうね。

他人さまは自分を映し出す鏡☆

ということで、咲心太郎はボンボン育ちをとっくに卒業したのである。

けど、ワタシの反抗期は一生続く!?・・・♪

咲 心太郎

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