僕は今、23歳なのですが、
23年間生きてきて、
ずーっと実家暮らしです。
なので、
親元を離れて、
カナダで他人と共同生活をするということは、
一人暮らしに近い生活をすることと同じでした。
自分で洗濯したり、
ゴミを出しに行ったり、
買い物に行ったり、
料理を自分で作ったり、
もちろん、その料理をして汚れた食器は、自分で洗ったりしました。
そんな生活をし始めてすぐに、
母は、これを毎日しているのか・・・
と、母の偉大さを再認識しました。
しかも、
当時の僕は、お弁当を作ってもらっていたので、
母は、
これらのことに加えて、
毎朝早く起きて、お弁当を作ってくれていたわけです。
本当にありがとう。
カナダに行く前は、
「一人暮らしは、大変。」
「親のありがたさが分かる。」
と、ひとり暮らしをしている友達に聞いていました。
しかし、
実際にひとり暮らしを体験したことが無い僕は、
一人で自由に生活できるのだから、むしろ楽しいだろ!
と思っていました。
だけど、
こうして、一人暮らしじゃないけれど、
共同生活を体験していく中で、
家事って、めちゃくちゃ大変!
だと思い知らされました。
ちなみに、
変な上司と共同生活をしていた分、
今思えば、ひとり暮らしより大変だったと思います(笑)
なぜなら、
「これは年下の仕事だから」
と、笑いながら、自分が使った食器なのに、
僕達年下が食器を洗っている横へ、
当たり前のように、食器を置いて行くんですよ?
たしかに、
年下が、上司の言うことを聞くのは、
当然のことだとは思うけれども・・・
一回くらい洗えよ!
と、心の中では思っていました。
まぁ、思うだけじゃダメなんですけどね・・・
そうして、この時、僕は、
世の中には、自分の利益しか考えていない人間がいる
と、学びました。
どうしようもなく辛かったり、
苦しかったりしているのなら、
そうなるのも分かるけれども、
普段の日常において、
何も追い詰められていない状態で、
自分が楽をするために、平気で自分の嫌なことを他人に押し付ける人間
もいるわけです。
その一方で、
母は、自分の時間を割いて、
文句を一つも言わずに、
家事を黙々とこなしていくわけです。
日頃、感謝の言葉一つ言わない僕や父のために・・・
ここで僕は、
世の中には、自分に利益が無くても、人のために行動できる人間がいる
ことも学びました。
これが、タロさんが前のブログで書いていた、
無償の愛♡
なのではないかと、今では思っています。
「無償の愛♡」については↓の記事を読んでみてください。
こうして、
たぶん、
普通にひとり暮らしするよりも、
大変な共同生活を送った僕は、
親のありがたさ
を改めて実感したのでした。
ちなみに、
カナダから帰国した後は、
自分の茶碗を洗ったり、
日頃の感謝を伝えたり、
ご飯を食べ終えた後には、
「美味しかった!」
と言うようにしたりしています!\(^o^)/
ウソつけ!
ホントだよ!
咲 心次郎
コメント