愛♡・・・生と死。

昨日は、小学2年のSくんと妹のHちゃんとの稽古日・・・

今月初めにHちゃんが高熱で入院したり

お母さんが体調を崩したり・・・と

結局、

今月は一度も稽古に来れなかった。

先月、

突然、お父さんの海外出張が決まって

12月の暮れまで帰ってこない・・・

そのお別れの時に

その淋しさに

SくんとHちゃんは大泣きしたそーであるが、

これが

Hちゃんの高熱の原因の一因であることは間違いないだろー、

人間の心と身体は密接な関係にある。

で、

「目一杯!笑顔にしてやろーぜ!」

ジローと

そー話して待っていたけれど・・・

ボクらの愛の力は

まだまだ・・・

ってことだ。

ボクに働く

愛魂は

技のためじゃない・・・

スゴくなるためでもない・・・

大切な人の心が

淋しかったり、苦しんでる時に

そこに

そっと

働いてくれる・・・

それなのに・・・

だから

ボクは

もっと

修行精進するのみ!だ。

だって

SくんとHちゃんのあの笑顔が見たいんだもん。

今の時代は・・・

多くの子供たちのその純粋で無邪気な心が

ワガママな大人たちの犠牲になってる・・・

ボクらは

もっと

このことを知るべきだろー。

 

あなたの子供は

何故?

あなたに与えられたのだろーか?

誰が?

何のために?

この子を

この世に

ボクに

わたしに

贈って来たの?

こんな問いを

持ったことがあるだろーか・・・

当たり前のよーに

子供が生まれて来るが・・・

これは

決して

当たり前のことじゃない。

人間が

人間を創ったわけでも

人間が

人間を生み出しているわけでもない。

きっと

何かの意志と

何かの力が働いて

新たな人間が生まれるのだろー。

 

先日、

結婚したばかりの息子のK太から

写真が1枚!送られて来た・・・

わぁ~~~!

言葉にならないくらい

また

その不思議さ・・・

いや

その神秘さに

心を打たれて

感動してしまった。

その写真は、

K太の嫁ちゃん、S音ちゃんのお腹にいる

赤ちゃんの写真☆

だった。

3月に

この地上に参上予定♪の

その姿は

もう目や鼻や口がハッキリとわかるほどで

その何とも!可愛いらいしいこと!ったらありゃしない・・・

「早く会いたい!」

って返信した。w

遠く離れて暮らす、

爺ちゃんのボクは、

時々しか会えない

この子☆の全てを心で深く受け入れて

溺愛♡しちゃうことだろー。w

この子☆は

K太とS音ちゃんの愛♡の証し・・・

その愛♡の結晶☆である

この子☆の幸せを

ボクは

心から願う。

この子☆が

幸せに生きられたら・・・

K太とS音ちゃんも幸せであり

その愛♡は大きくなることだろー。

今、

S音ちゃんのお腹の中で

この子☆を育てる、その御力は

きっと

ソレを

望んでいる・・・

ボクは

そー思った。

子供が

生まれて来ることは

当たり前じゃない・・・

それは

愛♡の奇跡だ!

父親になった時には

わからなかったけれど

爺ちゃんになって

わかった。

 

愛されるために

子供は

生まれ

愛するために

ボクらに

与えられる

愛は

全てを生み

そして

育む

なのに

いつの間にか

忘れ去られてしまう

その愛は

その行き場を失くし

新たな行き場を探してる

そして

新たな子供が

生まれてくる

愛され

愛する

ために

 

先日、

”栗木史多”という登山家の動画が出て来て・・・

いくつか彼の動画を観た。

この栗木史多という登山家は

ボクが

空手に人生を捧げる♪

そんな誓いを立てた頃・・・20年以上前に

たまたま

NHKの番組で知った・・・

20歳を過ぎた頃

周りの反対を押しのけて

単独で、無謀と思える

標高6000m越えのマッキンリーに挑戦して登頂に成功した。

それをきっかけに

7大陸の最高峰を次々と登頂して・・・

残すは、

世界最高峰のエベレスト!のみ!

「単独で無酸素での挑戦!」

これが

彼の謳い文句で

また

その挑戦の様子を自撮りしながら動画で生配信したりして

人気を集めた・・・

が、

何度も

エベレスト挑戦は失敗に終わり

8度目の挑戦で

帰らぬ人となってしまった・・・

35歳という若さで。

 

そのNHKの番組の中で

一人で登頂した彼が大声で泣きわめく

その姿を見て

ボクの魂が揺さぶられた・・・

何か

(オレと一緒や・・・)

そー思えた・・・

何でか?わからんけど。

で、

その再放送を録画して

何度も観た・・・

彼が出版した本も読んだ・・・

で、

何度も

心を打たれた。

が、

どんどん彼が有名になってくと

また

何度も失敗して・・・

何度目かの挑戦では凍傷になって

両指のほとんどを切断することになって・・・

それでも挑戦をする彼を見て

「もう、辞めとけよ・・・」

最早

スポンサーを始め

いろんな大人の操り人形?・・・

なのに!

挑戦を繰り返し・・・

それを

応援する人もいたけれど

「アイツは素人登山家だ・・・」

「あれは演技の登山や・・・」

などと

批判する人が増えて・・・

もう

彼を応援するのも

その姿を見るのも辞めた。

そして

訃報のニュースが・・・

「やっぱりな・・・」

そー思った。

世間では

無知で無謀な挑戦を批判する

「やっぱりな・・・」

だったけれど

「お疲れさん、もう、やらなくてイイね。」

って思った。

彼は

本や講演会で

「夢や希望を持つこと、それに向かうこと」

その素晴らしさを訴えてた・・・

それを

自ら過酷な山に登り、自撮りしながら

世間の人に示してた・・・

ボクは

その姿とその心に打たれて

励まされて

空手という

彼と違う世界で

彼と同じ道を歩む決心をした・・・

でも

彼は

その夢と目標が

いつの間にか

義務になってしまったよーだ・・・

とても純粋で無邪気な心が

大人になろーとしてしまったのだろー、

そして

苦しみあがきながら

それでも

大人になれなかった心は

大好きな山で

憧れた山で

たった一人で

解放されて

歓喜を味わったのだろー。

そして

死という愛♡に

祝福されて

夢を叶えたのだろー。

 

咲 心太郎

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