カップ麺がオレになり、コロッケもオレになり・・・さっきはチャーハンを喰った・・・w

今日もユーチューブを開いてみたら

名前だけは知ってる人の動画が出て来て、

何となく気になって観てみたら

「『方丈記』にはこの世の全てのことが書かれている。」

なんて仰っててね、

「方丈記」ってさ、学生時代の歴史の教科書で名前だけ知ってるけど

どんな内容の本なんだ?

と、興味が湧いて、

すぐにググったら出て来たので読んでみた。

ホントに便利でイイ時代やね。

で、

読み終えると、

「あ~、なるほどね。」

ってな内容だったので、

さらにユーチューブで、その人の他の動画を観たら・・・

「人生とは動的均衡ですね・・・」

今度は、その人の隣で話す、生物学者の人の映像が。

ん?この人、この言葉、オレ、知ってるぞ・・・

30代の頃、

本を読み漁ってた頃に気に入ってさ、

この人の本は何冊か読んだっけ。

意味はぜんぜんわからんかったけど・・・w

 

これまで何度か書きましたが、

30歳の時にブルース・リーの

「ストライキング・ソーツ」

という本を読んでから

ボクは変人になってしまったわけでありますが、

この本の次に読んだのが、宮本武蔵の

「五輪書」

次が、沢庵和尚の

「不動智神妙録」

次が、中国古典の洪自誠の

「菜根譚」

次が、山岡鉄舟の

「剣禅話」

この5冊を毎日毎日、何度も何度も読み返し・・・

コイツらは一体、何を言ってるんだー???

何回読んでも、ぜんぜんわからん・・・

でも、

何か、みんなが同じようなことを言ってる気がする・・・

「この人たちが言ってる意味を知りたい!」

それから10年に及ぶ、本屋通いが始まった。

 

仏教から神道、スピチュアルや自己啓発、さらに詩や科学…と

国内外、またジャンルを問わず、

本屋でチラ読みしては、気になった本は全部買った・・・

中村天風、坂村真民、安岡正篤、森信三、中原中也、相田みつを、福岡伸一、青木盛栄、

松下幸之助、澤木興道、湯川秀樹、野口三千三、太宰治、老子、孔子、空海、道元、親鸞、

アインシュタイン、ライプニッツ、ジェームズ・アレン、クリシュナムルティ、和尚・・・

さっと、今、思い浮かぶ、この人たちの本は何冊かずつ買ったし、

また名前を憶えてないような人の本は、もっと、もっとある・・・

で、

どの本も、最低3回!は読んで・・・

多いのは30回くらい読み直した・・・

でも、

ぜんぜんわからんかったw

さらに

今じゃ、その内容さえも忘れたw

 

それが今日は、

初めて「方丈記」を読んで、

何となくわかるし、

「動的均衡」の話を聞いても、

何となくわかった。

今は、たまにしか本を読まないのに・・・

また

あんなに開けても暮れても本を読んでた当時は

ぜんぜんわからなかったのに・・・

今日は、何となくわかる。

 

今、この瞬間にも、

人の細胞は、たくさん入れ替わっていて、

その細胞や身体を構成する、原子レベルの物質は

1年くらいで全てが入れ替わるそーである。

つまり、

1年前の自分と今の自分は、物質的には完全なる別人である!

髪の毛から足の爪まで、もちろん、脳みそまでもが、

全ての原子物質が入れ替わっているそーで、

今、この瞬間すら、自分のどこかが変わっている・・・

もう、さっきの自分じゃないのである。

だから、人間とは「流体」なんだそーである。

その流れの中で自分を変化させながら

流れる全体とのバランスを保っているということである。

また、

人体を構成する原子物質は球体であるからして、

その球体が集合して寄り添い合っているだけだから

人間の身体は小さな隙間だらけ!

なんだそーである。

また、

古い原子は排出され、新たな原子を取り込むという

その原子は食べ物から吸収するのであるから・・・

昨日の夜はカップ麺を食べたから

そのカップ麺の原子が今日はボクの身体の一部になるのである。

その前はコロッケを喰ったし・・・

と、ボクの身体は食べたモノで出来ているわけで、

昨日のカップ麺がオレになり、コロッケもオレになって・・・

さっきはチャーハンを喰った・・・w

で、

それらで出来ていて、

今!ここに!52年もいる

オレって誰なんだ?

ってな話である。

 

そして、

今日もまた

不思議なアイキ♡の理解が少し深まった・・・

何で?ボクには保江先生の愛魂がピッタリ来たのか?も、わかった。

やったね。

 

本をたくさん読んで良かったナ。

けど、

当時はキツかったな~w

 

咲 心太郎

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