咲 心次郎が両親への恩返しに選んだ「もの」ってなんでしょうか?

突然ですが、僕は、

男3人兄弟の長男

です。

 

3人とも男だったこともあり、

小さい頃は、よく喧嘩をしました。

 

小さいとは言えども、

男の喧嘩なので、

喧嘩の最中に、

障子を破ったり、

窓ガラスを割ったりしていました。

 

どれだけ親に迷惑をかけたことか・・・

 

そんな、

僕達3人を育ててくれた、

父と母

には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

特に、

母には高校生の頃、

週5日、多い時で週6日、空手の稽古の送り迎えをしてもらっていたので、

感謝してもしきれません。

 

また、

稽古の大半は、20:00〜22:00までだったので、

その間、母はいつも車の中で寝ていました。

 

自分の時間を削って、

僕の送り迎えに時間を割いてくれた母。

 

でも、

当時の僕は、

空手をすることしか頭になかったから、

送り迎えをしてくれて当然

だと思っていました。

 

また、

稽古の時間に間に合いそうにない時は、

「早く!」

「遅れたらどうすんの!?」

と、急かすようなことを言って、

困らせてもいました。

 

どうしようもない奴ですよね。

 

母が毎日、

文句も言わずに、

空手の稽古の送り迎えをしてくれていたから、

僕は空手を続けてこれたのに、

そんなこと、

当時の僕の頭の中には、ほとんどありませんでした。

 

とんでもない親不孝者です。

 

また、

当時の僕は、

空手に燃えまくっていたので、

22:00に稽古が終わっても、

師匠に空手で分からないことがあれば、

時間を忘れて聞いていました。

 

そうしていると、

知らない間に、日を跨いでしまっていることもありました。

 

本当に迷惑かけていたな〜。反省。

 

だけど、

そのおかげで僕は、

人生の師であり、空手の師である人に巡り会えて、

切磋琢磨できる空手の仲間に巡り会えて、

勇気がつき、

考え方が変わり、

ガリガリノッポなタコになりました。🐙

 

ん?

 

・・・

 

まぁ、いいか。

 

少しだけど、変わることができたのです。

 

もちろん、

僕がいじめられたことをきっかけに、

空手を習い始めたことが、

このような変化を僕に、

もたらしたとは思うのですが、

母が送り迎えをしてくれなければ、

間違いなく今の僕は存在していません。

 

空手に行きたくても、

交通手段が無くて行けないことで、

モチベーションが下がって、

あそこまで情熱的にできていなかったかもしれないし、

もしかしたら、途中で辞めていたかもしれません。

 

なので、

父はもちろん、母には、

感謝をしてもしきれないのです。

 

じゃあ、

どうやってこの恩を返そうか・・・

 

お金をいっぱいあげる?

 

それとも、

高級レストランに連れていく?

 

はたまた、

旅行に連れていく?

 

いやいや、

世界で唯一の空手家になる。

これでしょ。

 

それのどこが恩返しなの?

 

そうなった俺を見て、

育ててきて良かった。

って思ってもらえたら、それが恩返しかなと!

 

いや、それよりもお金だろ。

 

やっぱり、そうかな・・・

 

咲 心次郎

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