今日も、ユーチューブを開くと・・・
ん?
サムネが気になって観てみたら
アフリカ人のユーチューバーの番組で・・・
この番組を見てる日本人から
「自殺をしよーと思っています。最後にアナタに感謝を一言伝えたくて・・・」
そんなメールが来たことを紹介して・・・
ガチ顔で!
自殺なんてするな!
会社が辛いなら辞めてしまえ!
することがなかったらアフリカへ来なさい!
一緒に農業をやろー!
ココには、お金はないけど幸せが在る!
などと
カメラの向こうで見ているだろー・・・
その人に向かって
一生懸命に訴えていたのである。
その本気と
その愛♡が
ボクの魂にまで響いた。
で、
咲心館が失敗に終わったら
「アフリカへ行ってみよう♪」
そんな思いにもなって
ボクの心にまたゆとりが出来た。
けど、
嫁ちゃんが
「絶対にイヤだぁ~~~~ッ!」
って
言うだろーな。w
豊かで裕福な先進国で暮らす日本人が・・・
何も無いよーな自然の中の後進国で貧しく暮らす
アフリカ人の言葉に励まされるという・・・
先進国の人間の身体と心は脆弱になってしまったのに
後進国の人間の身体と心は強くて逞しくて
イキイキしてるよーに思えた。
その目がさ
みんな
キラキラ☆してんのよ。
今回の地震で被災された多くの人々は
避難所での生活を余儀なくされている・・・
我が家を失くしたり
職場を失くしたり
今はまだ、
地震のショックで興奮状態でもあるから・・・
でも、
日が経つにつれ、
その失望感や絶望感は大きくなる。
すると
「死にたい・・・」
せっかく助かったのに!
そんな思いが浮かんで来る人もいるわけである。
これは、
「切腹」とか
「舌を噛む」とか
そーいう歴史・・・
日本人の遺伝子の中にあるからである。
それが
昔は
美しい「自決」であったのであるが
今は
悲しい「自殺」でしかない。
昔は
「自分で決める」
前向きな心で
今は
「自分を殺す」
後ろ向きな心
である。
どちらも
残された者には
計り知れない影響を与えるのであるが
前者と後者では
その影響は”真逆”になる。
幸か不幸か・・・
ボクも
この20年ほど
これでもかッ!ってほど
必死こいて
あくせくして
イヤな奴にも頭を何度も下げたり・・・
それでも
ボクが人生の中で一番怖れていた
お店を失うこと!
これが
大雪で傾いた屋根という
「天災」によるものと
わけのわからん法律を作り
それを情け容赦なく執行するという
「人災」によって
ついに
去年の3月、正式には5月に
奪われてしまった。
ボクの場合は
地震のよーに
ある日、突然
一瞬で奪われるのとは違って・・・
10年以上も前から
ジワジワと追い詰められたわけで
その恐怖や不安と言ったら・・・
それでも
何とかなる!
そー信じて疑わなかったが
最後は
ムカつく人たちによって
強制的に終わらされた。
でも
ボクは
それを
素直に受け入れることが出来た。
で、
誰も恨んでないし
後悔も無い
ただ
奴らは大っ嫌いだ。
でも
もう
奴らと関わらなくて済む!
それが何よりも嬉しい。
何事であれ
起こってしまったことは
どーしよーもない!
いくら後悔しよーが
いくら泣きわめこーが
いくら落ち込もーが
その現実は変わらない。
そこから
どーするか?
どー生きるか?
それしかないのである。
お店で味わった
厳しさや苦しさ・・・
その失望感や絶望感は
こんな
教えを
何度も
与えてくれた。
ボクが
どんなにがんばっても・・・
それを認めて応援してくれた方もいたけれど
お店が終わらされた以上
ボクのがんばりは
この町では
「認められない」
ってな烙印を落とされたわけである。
だから
本当は
こんなとこに
居たくねーのである。
でも
空手が在るから・・・
それで
ココに留まっているわけで・・・
改心し続けるボクを認めなかった連中に
空手で見返してやりたいな・・・
なんて思いもあって
今も
ココで
踏ん張っているのである。
そんな今のボクを
喜んでくれて
応援してくれる人たちがいるから
「やってやるぜ~!」
って
ヤル気が漲って来るのである。
だから
「やれだけやる!」
これも
失くしたお店から得た教訓だ。
それでも
またダメだったら・・・
ポツンと一軒家☆か・・・
アフリカか・・・w
これも
お店の経験から得た
心の逃げ道の切り札!
生きる智慧だ。
どんなに嬉しくても
どんなに悲しくても
どんなに淋しくても
どんなに苦しくても
どんなに楽しくても
その嬉しさも
その悲しさも
その淋しさも
その苦しさも
その楽しさも
ぜんぶ
手放さなきゃならない日が
やって来る
だから
今
アナタの心に在る
良いことも
イヤなことも
その全ては
有り難いモノ・・・
ありがたいとは
有ることが難しい
ってことで
それは
まさに
奇跡☆です。
咲 心太郎
コメント
突然のメールで失礼致します。
私は兵庫県姫路市在住のものです。
現在月に一度、加古川で古門さんに練功法を教えて頂いております。それ以前は畑村先生にも加古川で氣空術を教え頂いておりました。
古門さんより心十郎さんが被災されたとお聞きしました。被災地の方々はまだまだ不便と心落ち着かない日々だと思いますが、遠い地からではありますが皆様が早く日常を取り戻せるよう微力ではありますが毎日お祈りいたします。
中野様
初めまして。
咲心太郎こと久末和弘です。
おかげさまで、被災した心十郎も、4日に福井へ戻って来れて
現在では、みんなが普段通りの生活が出来ています。
とても心が温まる、またとても励みになるメールを
本当にありがとうございます。
練功法☆楽しみながらがんばってくださいネ。
ボクらもがんばります。
久末和弘