パ二くったら・・・

 

人気俳優がひき逃げ事故を起こして、これでもかってくらい取り上げているのである。

 

事故を起こしたのは仕方ないにしても「逃げたらアカンだろ。」・・・

 

とは思わない、思えないワタシである。

 

まぁ、「お酒を飲んでた」とか「お薬をやってた」から逃げたのならアカンのである。

 

そーでないならば、本人の言う通り、パ二くったのだったら仕方ねーのである。

 

なのに、逃げたことに対して正論であーだこーだとお偉い人間たちが言うてますが、

 

 

「逃げようと思って逃げたわけじゃない。」

 

 

事故を起こしてパ二くった人間は、まともな思考が働く状態ではなくて、

 

ほとんど無意識によって行動を取ってしまうのである。

 

これ、事故を起こしてパ二くった経験がない人にはわからねーのである。

 

 

ワタシも10年以上前であるが、

 

交差点の横断歩道を歩いている人をはねちゃったのであるが、

 

 

すぐに車から飛び出して助けに行った。

 

 

おいおい、何か話の流れがおかしいじゃねーか。

 

そーかな。

 

ワタシ、車が人にぶつかった瞬間、パ二くって、気が付いたら、

 

相手が立ち上がって「どこ見てんだ、バカヤロウ!」と怒鳴られるまで、

 

 

自分が何をしたのか?わからない。

 

 

で、車はドアを開きっ放しで交差点のど真ん中に止めて大渋滞である。

 

車から降りた意識も記憶もないから安全確認もしてないだろーし、

 

エンジンを切ったとか、ギアをパーキングに入れたとか・・・何もわからない、

 

ヘタすりゃ、そんなワタシも車に引かれてたかも知れなかったのである。

 

そんで、怒鳴られた瞬間、「生きてた~。」と、我に返ったのである。

 

で、やっと「大丈夫ですか?」と、まともなことを言えたのである。

 

なので、ワタシの場合は、

 

 

たまたま逃げなかっただけ。

 

 

としか思えないのである。

 

で、この事故の経験からもいろんなことを学ばせていただいたのであるが、

 

無意識という潜在意識は、自意識よりも働く力が強いから、

 

こーゆー場面で無意識が働いちゃったら、自意識ではどーにも出来ねーのである。

 

では、それを防ぐにはどーしたらいいか?

 

それは空手をやると良いのである♪

 

無意識や潜在意識の多くは、それまでの、

 

 

心の癖と身体の癖。

 

 

なのである。

 

で、空手は、この心の癖や身体の癖を直し、育てるのにもってこいなのである。

 

まぁ、パ二くるような場面に出くわすような人は滅多にいねーだろーから、

 

別に直す必要もないっちゃーないけれど、

 

パ二くって問題を起こした本人はこれからは相当な苦しみを味わうわけだから、

 

 

正論で人を責めるのだけは辞めましょう。

 

 

悪を犯した人間は正論で正されるのではなくて、

 

その人自身のその悪によって正されるのである。

 

あの俳優さん、まだお若いのにそれに耐えられるのだろーかね。

 

まぁ、ヤンキーなんだから、がんばれ~。

 

あれは、「役」だろ。

 

え!?そーだったの?

 

 

 

咲 心太郎

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