「なんか、みっともねーな・・・。」

 

さっき、ワタシのお店の塀の向こう側から、

 

 

「このバカ女が~ッ!こらぁッ!」

 

 

と、もの凄くデカい怒鳴り声が聞こえてきたのである。

 

で、正義の味方・・・ではなくて、女性の味方☆の咲心太郎は、

 

怒鳴られている女性を助けなくっちゃ!と急いで見に行くと、

 

道端で近所のおじいちゃんが奥さんを大声で怒鳴りつけていたのである。

 

で、助ける女性の年齢制限を超えてたから見てないフリしてお店に戻ったのである。

 

こらこら、ろくでなしかよ。

 

 

まぁ、このおじいちゃんは、なかなかのクセ者で有名であるから、

 

その夫婦喧嘩なんかには関わらないことが平和な暮らしを守るための最善策である。

 

で、このおじいちゃんは10年くらい前までは、ワタシのことを気に入って、

 

よくお店に遊びに来ては、その変わったスゲーご職業のあれこれを見せてくれたり、

 

教えてくれたりして、なかなかいない凄い人で楽しかったのであるが、

 

最近は身体の調子が良くなさそーで、あまり見かけてなかったのである。

 

で、久しぶりに見た姿が、相変わらず怒鳴りつけてるという姿である。

 

しかし、怒鳴りつけている以外は別人かと思えるほど・・・

 

立ったばかりの赤ちゃんのようなヨチヨチ歩きで、髪は薄く真っ白になり、

 

小太りの上半身に激細の下半身で背中が丸くなったよぼよぼの老人になっていて、

 

なのに相変わらず、大声で怒鳴り散らしてるという、

 

 

「なんか、みっともねーな・・・。」

 

 

しかも、身体を悪くして面倒をみてもらってる奥さんを怒鳴るなんてさ・・・

 

とか言いながら、

 

まぁ、ワタシもこれまでに何度も嫁ちゃんや他人を怒鳴りつけて泣かしてきたから、

 

なんか自分のことを見てるように思えたのである。

 

ご近所では、このおじいちゃんか、ワタシか・・・どっちかって思われるくらい、

 

怒鳴り散らしてきたのであるが、初めて「みっともない。」と思ったのである。

 

 

で、先日、このブログに書いたのであるが、

 

体育館の管理人のおじさんにいきなり怒鳴られて、

 

その時は「アイキ♡」な状態であったから、何とも思わなかったのであるが、

 

「アイキ♡」な状態じゃなくなると、急に怒りがメラメラと燃え出して、

 

「今度会ったときは、怒鳴り返してやろう!」

 

と、毎日、思い出しては、心がメラメラしていたのである。

 

 

で、先日、オセロをやってる兄弟子にもそんなことを話していたのであるが、

 

 

「社会人の世界は謝ったモン勝ちや。」

 

 

と、兄弟子は、ワタシに辞めとくようにと忠告してくれたのであるが、

 

 

「オレは、まだまだ、そんな人格者には成れん。」

 

 

と、逆らっていたのである。

 

そんなところへ、今日の怒鳴る姿・・・

 

で、「みっともない。」と、思ったワタシ。

 

ホントに神ちゃまというのは、

 

 

あの手この手でワタシを導き教えてくれる♪

 

 

みたいだね。

 

なので、今度、あのクソじじいに会ったら、

 

 

「この前は怒らせてごめんなさい。」

 

 

って、もう1回、謝ることにするのである。

 

これは兄弟子の教えである。

 

でも、この兄弟子は、これが自分のことだったら・・・ワタシよりも・・・

 

 

ブチ切れて怒鳴る人間なんである。

 

 

なんてこった。

 

いろんな人がいて

 

人生っておもろいね♪

 

 

 

咲 心太郎

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