2本の流木☆・・・

一昨日は、また強風?いや暴風が吹き荒れた・・・

午前0時近くに一人稽古を終えたボクは、

「何とか、耐えてネ。」

ボロボロの屋根にお願いして家に帰った。

で、

深夜遅く、寝よーと思ったら・・・

ガッシャーン!

「あちゃ~・・・」

暴風雨の中を見に行くと、

案の定、

お店の屋根の一部が破損して、屋根からぶら下がってた・・・

で、

強風で外れて飛んで行くとマズいと思ったから、

引きちぎろーと思ったけど

けっこうなデカさもあって

なかなか外れない・・・

いつもなら

意地でも外すのに!

「もう、や~めた。」

手は、めっちゃ痛ぇ~しさ・・・

商売が終わったボクは、

どーやら、諦める!のが早くなったよーだ。

で、

家に戻って寝た・・・

数年前までは、

こんな日は、そんな屋根のことが心配で、

朝までろくに眠れなかったのに!

「成るよーにしか成らん。」

こんな素晴らしい悟り☆を開いてしまったボクは、

安心しながら

速攻で深い眠りに入った。

 

翌朝、起きてから屋根を見に行くと、

まだぶら下がったまま・・・

ん?

夜中は暗くてよく見えなかったけれど、

よく見てみれば、

破損した部位からは、いくつも釘がむき出しになってる・・・

さらに!

薄い鉄板の部分が落ちたと思っていたけど、

その土台の部分から外れてたからかなりの重量が・・・

もし、

夜中に一人で外そーとした時に外れてたら・・・

今頃、

ボクは、大変なことになってたことだろー。

また守られたの?

今回は、

「成るよーにしか成らん。」

これに救われた。

 

それで、

すぐに、報告と相談を兼ねて、

1コ年下の消防署員に電話して・・・

屋根の撤去を業者の方に電話で相談して・・・

また

終わったお店に協力してもらうのは、心苦しいけど、

そんなボクを助けてくれる唯一の方にお金の工面をお願いしたりした。

そんな翌日の今日は、

突然、

朝から大勢の消防署員がやって来た・・・

家の玄関には、

お店の終わりを告げに来た時に

その態度に

ボクがブチ切れて、怒鳴り散らした3人が・・・

「市民から危ないと通報がありまして・・・」

それで、

屋根の応急処置に来てくれたらしい・・・

ん?

ボクの報告は、通報にはならんのかな?

あ!

ボクは、

市民扱いじゃないのネ。w

ってか、

これまでの屋根の破損で被害を受けて困ってるのは、

今のところ、

このボクだけだ。

けど、

いつだって、

加害者のよーな扱いだ。w

あ!

屋根裏の巣から追い出されることになった

ハトちゃん♡も被害者だった・・・

昨日、

屋根の下を歩いてるハトの姿を見たら・・・

だから

「ごめんね。」

って言った。

けど、

ボクは、

何も悪くない。

犯人は、「風」という自然現象です。

で、

消防署員の方たちが、

破損した部位が外れて飛んで行かないよーに

ロープなどで固定してくれた。

ま、

国に守られた、この偉い御方たち・・・

これまでに

何度も、

ボクの心を踏みにじられて・・・

何度も、

どん底に落とされて・・・

人生に失望し、

終いにゃ~

お店も終わらされて・・・

人生に絶望したけど、

今日は、

素直に心から感謝した・・・

だけど、

やっぱ、

考え方とその心が違い過ぎる・・・

だから

もう、関わりたくないから

早く、

屋根の問題だけは、

片付けよーと思う。

 

こーして

いつだって

思いがけないことが連続して勝手に発生しているのが

人生っちゅうもんで・・・

小さな波、大きな波・・・

穏やかな波、荒れ狂う波・・・

誰もの人生には

いろんな波が現象になって現れる。

まさに!

波乱万丈!だ。

それが人生なのにさ、

何も起きないよーに!とか

良いことだけ起きてほしい!とか

いくら神に祈っても

それは無理な相談で・・・

人生に起こる、あらゆる波は

勝手に起こり、勝手に消えるのだ・・・

その波が

良いか?

悪いか?

それを決めるのが自分だ。

で、

今回の屋根の破損という荒波も、

ボクの人生にとっては、

良いこと!なんだ!と思えるの。

ってな、

可笑しな脳ミソと心に

なっちまった。w

ボクは

痛々しい姿のお店の中で

とても

穏やかで

とても

安らかな心で

このブログを書いている・・・

伝わるかな。

 

ボクの人生という

ずっと

大荒れの大海原を進んできた

ボクの小舟は

もう

とっくに

壊れちまったけど

今も

沈むことなく浮かんでる・・・

そんなボクは

まだ

かろーじて

この2本の手に残された

2本の流木☆に

しがみ付いていた・・・

そーだったのか!

それなら

これからも

この2本の流木☆だけは

絶対に離すもんか!

これを離さない限りは

ボクは沈没しない!のだ。

この2本の流木☆とは・・・

その1本は

あの人の愛魂♡で

もう1本は

あの人の愛魂♡だ。

今のボクには

コレしかない。

だから

これからも

どんな波が起ころーと

この2本の流木☆にしがみ付き

沈没することなく生きて

あの島を目指そう。

そして

同じく大海原を漂う

他の流木☆を寄せ集め

今度は

小舟じゃなくて

大船を創ってやるのさ。

 

ってさ、

「成るよーにしか成らん。」て。w

あ!

そーだった・・・

と、思うと

2本の流木☆をこの手から離しそうになる・・・

な、わけもなく

この2本の流木☆があるから

「成るよーにしか成らん。」と思えるの。

だから

離さんて。

で、

今さら

このまま

2本の流木☆にしがみ付いたままの人生でも

かまへん、かまへん。

ボクのちっぽけな

あの小舟が壊れる前の人生よりも

ぜんぜん

いいよ。

 

咲 心太郎

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