回転灯も点けず、シャッターも閉めっぱなしのお店なのに・・・
で、屋根が傾いてるのに、さらに片側には赤いポールを置いて給油が出来ない・・・
そんな状態の築50数年のボロいガソリンスタンドという、ワタシのお店に
それでも1日に数件のお客さんが来てくれるのである。
すぐ近くに他のガソリンスタンドもあるのに・・・
今日はすでに6件も来てくれているのである。
6件って、商売的にはぜんぜんダメな状態なのであるが、
こんなお店に来てくれる有り難さになんか不思議な歓びを感じるのである。
で、屋根が傾いた時は、「もう辞めなアカンな。」と思ったのであるが、
こうして来てくれる人がいると、「どーしよう・・・」、「どーにか出来んかな。」と
ま、ゆっくり考えるのである。
けど、また、「早くなんとかしろ。」と、
上から目線でワーワー偉そーに言って来る、能無し心無し根性無しの暇な連中が来たら・・・
もう、あんな奴らの下手にいる気はなくなったので、前回よりもキレてビビらせてやるから、
その時は、今度こそは、「ジ・エンド」かもねー。
ま、「窮鼠 猫を噛む。」で「どーにでもしやがれ。」である。
まだまだBOOWYの「オン・マイ・ビート」のまんまの51歳のオレの心である。
「ヤツらに言われても、それほど関係ないのさ。
世間のはみ出しと背中を指で指せばいい。
どこかのヤツらのようにさ、ウソで体裁飾る鮮やかさ。
それよりマシだぜ、ライフ・イズ・オン・マイ・ビート♪」
あ!「オン・マイ・ビート」を聴こう♪
で、BOOWYを久しぶりに聴きながらブログを書くのである。やっぱイイね♪
え!?何書こうとしてたっけ・・・
そんな昨日も、
「タイヤ交換してネ。」
と、常連さんが来てくれたので、シャッターを開けて
ピット室に車を入れて、車から降りると、
突然「ピィ~、ピィ~♪」と、
ワタシの大好きなツバメちゃん♡がやって来た。
1羽がピット室に入って来て、ワタシの傍を飛びながら鳴くのである。
「ピィ~、ピィ~♪」がワタシには「来たよ、来たよ♪」って聞こえるのである。
「お~、もう来たの!早くね?」って声に出して話かけるのである。
で、しばらく、ツバメちゃん♡と話したのであるが、
タイヤ交換をしなくちゃならんから作業を始めるとどこかへ行っちゃったのである。
そんで、今日もお店に出ると、電線に止まったツバメちゃん♡が、
「おはよ、おはよ♪」って鳴いてくれるのである。
まだ、1羽しかおらんけど、どーしたんだろ・・・。
で、午前中は家族の車のタイヤ交換をしたのであるが、
時々、ピット室に入って来ては、
「がんばれ、がんばれ♪」って鳴いてくれるのである。
で、タイヤ交換をしてると、ピット室の外から、
「ビィ~~、ビィ~~♪」と強い鳴き声が聞こえるから見てみると、
傾いて曲がった屋根の柱に止まって鳴いてたのである。
「どーしたの、どーしたの♪」って焦ってるように聞こえるのである。
で、「お~、それさ、雪でさ、こんなんなっちゃったんだよ。」
お店のシャッターをツバメちゃん♡のために切り抜いてはあるけれど、
いつも閉めっぱなしだと、どーなんだろ・・・
ツバメちゃん♡のためにシャッターを開けとこっかな・・・
なんて思うのであるが、
あの能無し心無し根性無しの暇な連中がシャッターが開いてるのを見たら、
「営業してるじゃないですか!」と、
ワタシがウソをついてるとしか取られねーし、
もしも真面目に「ツバメちゃん♡のため!」なんて言った日にゃ~、
奴らの真っ黒黒の腹の中からせせら笑う声が聞こえてくるに決まってるのである。
ま、この文章を読めば、ワタシの方がどうかしてる人間だと思う人が多いとは思うけれど、
これまでに何度も苦しい時にワタシの心をツバメちゃん♡は励ましに来てくれたのである。
なのでワタシは、心無し人間なんかよりも、心あるツバメちゃん♡の方が好きである。
自然界の動物ですら、ワタシら人間を気にかけてくれているのに
そろそろ、いい加減、「そーゆーこと」にも気づいたらどーかね。
「そーゆーこと」って、どーゆーこと?
ワタシってバカかね。
バカだろ。
オン・マイ・ビート♪
咲 心太郎
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