空手は健康でいるためのツール・・・650個の筋肉は貴方に使われるのを待っている!

これまでにたくさんのブログを書いて来て・・・

ワタシは深層筋の重要性を語るばかりで、ふと、気づいたのである。

(オレのブログの信者は表層筋なんかどーでもいい!ってなってねーかな。)

まぁ、健康の秘訣や武術の奥儀は深層筋がとても重要なんであるが、

表層筋がどーでもいいわけではないのである。

で、勘違いなさらないように

今日は、表層筋についても書いてみるのである。

ってか、信者なんていねーってか。

いるだろ。

いないの?

いてよ。

やだよ。

 

空手はもちろん、他の武道やスポーツの経験者は

誰もが筋トレというものをやったことがあると思うのである。

ワタシの周りの空手をやってる人たちも、

「パンチ力を上げる!」

とか言って、腕立て伏せやらベンチプレスなどにお励みになって、

身体を鍛える=筋肉を鍛える

で、筋肉をどんどんデカくしてたりするわけである。

これらで鍛えてるのは表層筋のみである。

 

筋肉の働きは2つしかなくて、

その一つが収縮、

もう一つが弛緩、

収縮は縮み、弛緩は伸びる

この2つで筋肉が動き、その働きとなるわけである。

この弛緩と収縮がポンプ作用となって、血流を促すのである。

 

で、腕立て伏せやベンチプレスなどの筋トレは、

強制的に筋肉を収縮させるのを繰り返すのであるが、

収縮は筋肉を縮めるのであるから

筋肉がどんどん固くなっていく!

人間は赤ちゃんの時が一番柔らかいのであるから

固くなるというのは老化現象ということで

鍛えるという言葉に隠れて老化を進めてるのである。

収縮をやった分だけ、弛緩もやらんとダメなんである。

 

と、「ちゃんと柔軟体操もやってるわい!」

てな反論が聞こえてきそーであるが、

この柔軟体操すらも、

収縮と弛緩がよくわかっていない筋肉おバカさんたちは、

息を止めて、痛みに耐え、精一杯に筋肉を伸ばすのであるが、

この無理やり伸ばされた筋肉はそのストレスで緊張して、

伸ばされた方の反対へと収縮をしてしまう!

と、ここでも筋肉を収縮へとまっしぐら!

身体を固くすることに労力と時間を費やしてるのである。

この世で最も恐れるべきは、「己の無知」である。

柔軟体操も鍛えるになってちゃ、弛緩にはならないのである。

何をやってんだかねー。

 

人体には表層筋や深層筋も含めて、

およそ650個というビックリするような数の筋肉があるそーであるが、

その筋肉の全てを使いこなせてる人間はいないのである。

なのに特定の部位だけを鍛え続けるという行為は、

他の筋肉をますます使えない、動かないようにしてしまうのである。

 

なので、

筋肉を鍛える!

という、洗脳を解いて、

筋肉を使う!動かす!

こっちへ思考を変えなきゃならんのである。

そして、正しく動かす!方法も学ぶのである。

そうすれば、

特定部位を鍛えたパンチなんかよりも、

今まで働かなかった筋肉を使って総動員したパンチの方が

断然!すげーに決まってる!のである。

で、咲心館の突きや蹴りは、

いろんな部位が動き、働いて、使うように考えたのである。

しかも、いろんな動かし方をやってれば、

今まで動かせなかった部位が使えるようになるだけじゃなく、

動いた部位の血流は良くなるのであるから、

血流が良くなれば細胞が活性化して、

美容にも健康にも非常によろしいのである。

健康であれば、ずっと空手をやれるけど、

空手をやって身体を壊すんじゃ、本末転倒である。

空手は健康でいるためのツール

これが本質である。

で、正しく、いろんな部位の筋肉の収縮と弛緩を繰り返してれば、

その内、貴方が、

650個の筋肉を全て使いこなせる初めての人間☆

なれるかも知れねーのである。

空だって飛べるようになるかも知れねーのである。

マジか!

わからん。

 

文明の発達によって、とても豊な暮らしが出来る毎日ではあるが、

便利になった分だけ、人間の筋肉は働かなくてよくなってる・・・

どんどん動かせない身体になってることを知らなければいけないのである。

でも、気持ち良く身体を動かせば、筋肉は喜んで動くのである。

650個の筋肉は、貴方に使ってもらえるのを待っている!

みなさん、わかりましたかー?

はーい。

 

で、まぁ、

最初に使える人間は、

たぶん、

オレやけど。

また自惚れかよ。

いえ、願望です。

自分の身体なんだもん、

死ぬまでにはちゃんと使いこなしたいよな。

 

咲 心太郎

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