「おバカな実話☆」

20日?2週間ほど前だったか?・・・

お店の中に一匹のでっかいコオロギが入って来た。

捕まえよーとしたけれど、何度も上手いこと逃げられて、

自動販売機の下に潜り込んでしまった・・・

それで、

その日の夜から

コオロギのコンサート♪が始まった。

ぴぃ~ぴろぴろ~♪

狭いお店の空間の中いっぱいに響き渡る・・・

その何とも言えない、心地のいい音色が、

ボクの身体と心の奥にまで響き渡った。

毎晩・・・

それを聴きながら

一人稽古や立禅をやった。

 

そんな数日が経つと、

例のごとく?

ボクは、

あれから姿を見せない・・・

隠れたまんまで一人コンサートを奏でるコオロギに

話しかけるよーになっていた・・・愛おしくて。

で、

コロちゃん♡って名付けた。

「コロちゃん、言い声だね~、癒されるよ~。」

って言うと、

「だろ?もっと歌ってやるからさ、稽古をやりなさい。」

だって。

ボクは、ヤル気が出た。

で、

稽古中は、

「がんばれ~」

とか

「フレー、フレー」

なんて言ってくれた。

 

そんな4、5日前から

コロちゃんの声がしなくなった・・・

(あ~、死んじゃったのかな・・・)

そーだよな、

お店の中には餌が無いもんな・・・

何も食べずに毎日ボクを応援して歌ってくれてたんだ!

思わず、泣いてしまった。

すると、

3日ほど前に・・・

突然、

ぴぃ~ぴろぴろ~♪

コロちゃんが、また歌い出した・・・

「コロちゃん、まだ生きてたのかー!良かったよ!ありがとう!」

ボクは、叫んだ、泣きながら。

そして

また

コロちゃんの声援を受けながら

心地よい稽古をやった・・・

その翌日も・・・

すると、

トイレから戻ると、

ナント!

ボクの机の前にコロちゃんがいた!

今度は、

ボクが近づいても全く動かない、逃げない・・・

「コロちゃん、お腹すいてない?」

初めて見た日よりも、どこか痩せたよーに見える・・・

そんなコロちゃんは返事もしない・・・

ただ、じっと、そこにいた・・・

「もう、十分だよ、今までありがとう。」

そー言って、

ボクが捕まえよーとしても動かないコロちゃん・・・

(疲れたんだね・・・それとも、死んじゃったのかな・・・)

子供の頃は、素手で触れたのに・・・

ボクはタオルで動かないコロちゃんを掴み、

お店の外の草むらに放した・・・

「今までホントにありがとう。」

コロちゃんから返事はなかった。

夜の外は、寒くないかな・・・

 

昨日の夜・・・

稽古に行く前に荷物を車に運ぶと・・・

ぴぃ~ぴろぴろ~♪

「お~!コロちゃん、まだ生きてたのかー!」

またまた叫んでしまった・・・

すると、

「今日も稽古をがんばれ~♪」

コロちゃんの声がデカくて元気になってた!

「餌を食べれたんだネ!良かったネ!」

で、

しばらく経って・・・

稽古に行こうと車に乗る時には、

「いってらっしゃ~い。楽しんで来るんだよー。」

って・・・

稽古から帰ると、

「おかえり~。もう、一仕事あるよな・・・サボるなよ。」

言われんでもやりまんがな・・・

と、

外で不思議な棒☆を振ってると、

「がんばれ~、フレー、フレー。」

って、応援してくれた・・・

そして、

家に帰る時には、

「コロちゃん、今日もありがとう。」

「またね。」

って、コロちゃんに言ったら・・・

家に入ってからも、

ずっと、

コロちゃんの歌が家の外で鳴り響いていた・・・

かすかに聴こえる、その声に

ボクの魂が震えてた。

 

これを読んで、

何を言ってるの?

と、思ったアナタは大丈夫です!

とても正常な人間です。

また

これを読んで、

何かしら

良いナ~と感じた人・・・

あなたは変人です。w

でも、

もっと!ダイジョウブ!です!

ま、

虫と人間の会話も・・・

人間と人間の会話も・・・

どちらも

脳内マジックSHOW☆

さほど

違いが無い・・・

って知る人は、少ない。

 

そんな今朝は、

「愛魂♡が、だんだんわかってきました・・・」

ってな、LINEが送られて来た・・・

誰から?

知らん。w

それで、

このボクの「おバカな実話☆」を

愛魂♡を求める

全ての人に捧ぐ。

 

幸あれ・・・と。

 

咲 心太郎

コメント

  1. 僕はやっぱり変人でした😊

    • ずっと前から知ってるヨ♪笑