「和顔愛語」。

今朝の新聞の中の、

「和顔愛語」

という文字に目が止まったのである。

(にっこり微笑んで、優しい言葉で・・・)ってな意味である。

30代の前半にこの言葉を知ったのであるが、

「怒顔暴語」by 咲心太郎

誰彼かまわず、すぐにキレては、暴言を吐くという人生を歩んできたワタシには、

衝撃的な言葉だったのである。

でも、怖くて口の悪いのが、どこかしら強くてかっこいいなんて思ってたようで、

40歳半ば頃までは、「怒顔暴語」で生きてたのである。

で、40歳のときに「アイキ♡」という「愛♡」を知って、

ワタシの心は大きく変わり、

そのとき、これからは「和顔愛語」で生きて行こう♪と思ったので、

にっこり微笑んで、丁寧な言葉使いをやってみたのだけれど、

家族や友人たちに

「気持ちわるい・・・。」

と、言われたけれど、

それでも「和顔愛語」をやっていたら、

「気持ち悪ぃ~。」

自分で自分がめちゃくちゃ気持ち悪く思えてきたのである。

で、今は、

「和顔暴語」

にっこり微笑んで、口の悪い咲心太郎ってな感じである。

が、口は悪くても「愛♡」は込めて話すのであるが、

冗談話なんかはそれでいいんであるが、

大事な話だと、

暴語では伝わらない。

口が悪いと、相手に拒絶されるか、反感を買うのである。

で、やっぱり、「和顔愛語」がよろしいなぁ、と思うのであるが、

なかなか、お口のワルさは治らないし、また気持ち悪くなるだけである。

つい先日も、困ってる相手を想いながら、真剣に暴語で話したら、

ワタシの想いの真逆に取られた・・・

で、「言うんじゃなかった。」と、落ち込むことになったのである。

で、人生修行中の咲心太郎は、また学習したのである。

これからは、大事なことは、相手が望んで来ない限り、

何もしないし、言わない。

愛語が出来ないワタシでは、いくら親切心であっても、相手にとっては、

「小さな親切、大きなお世話」になるだけである。

と言っても、

これからも修行に励み、いつか「和顔愛語」を自然にやれる人間を目指すのである。

心から「和顔愛語」であれば、想いは伝わるのである。

って、そんな日が来るのかね・・・。

来るだろ。

どーだろ。

咲 心太郎

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