3月の終わり頃に来た1組のツバメのヒナたちも、
もうとっくにみんな無事に巣立って行ったのであるが、
今度は、新たに、
2組のツバメ
が、巣で卵を温めているのである。
毎年、春と夏、2組のツバメが来てたのに、
今年は、さらに1組増えたのである。
2組が同時!なんて初めてのことである。
「ツバメが来る家は繁栄する。」
とか、よく聞くのであるが、
ウチのお店に限って言えば、
繁盛するところか、衰退するばかり・・・
ってか、
潰れる寸前!
なんであるから、
なので、ツバメと家の繁栄は関係ないと思うのである。
が、
ツバメが増えてくれたんだからから
今から繁栄するのかも⁉
これから咲心館が大躍進!
なんて淡い期待をするのである。
イイように思うのも、悪いように思うのも、
どー思うかは、自分の勝手である。
51年の人生を振り返ってみると、
「人生ってさ、出来レースだよなぁ。」
と、思う今日この頃である。
これまでにあった、人生や生き方が変わるよーな数々の出来事は、
皆、勝手に起こった。
これを「予定調和」とか「因果応報」と呼ぶそーであるが、
ワタシの知らないところで、
ワタシの人生っちゅうもんは、
勝手に決められて、
その決め事通りに粛々と進められているのである。
「人生の計画をちゃんと立てろ。」
なんて、ご立派なお偉い方たちの台詞をよく聞くのであるが、
自分の力というモノを知れば、
それがちゃんちゃら可笑しいことだとわかるのである。
「努力は報われる。」
これもちゃんちゃら可笑しいのである。
誰もが計画通りに行った経験もあるだろーし、
また努力が報われた経験もあるだろーけど、
その逆の経験も当然あるだろーし・・・
と、どっちに転ぶか?は自分の力の及ぶところではないのである。
で、どなたかは知らねーが、そのお方に勝手に決められた人生ではあるが、
まぁ、人生の節目となるような出来事が起こるまでの間は、
ある意味、自由に生きていられるのである。
で、決められた人生の方向に向かっていれば、
波風の立たない順風満帆な人生となるのであるが、
決められた人生とはかけ離れた方向に向かうと、
大きな波風が立って、波乱万丈な人生となるのである。
でも、まぁ、その決められた人生を知ることは不可能であるし、
また偶然にもその決められた人生を知って歩む人は稀である。
で、どなたにも、
大なり小なりの波乱万丈が起こるのである。
いわゆる、まさか!というやつである。
また、
現代人の多くは、
心を閉ざし、心を隠して生きることを覚えたから、
現象世界は順風満帆な人生になる人も多いのであるが、
心象世界が波乱万丈な人生になってしまう人も多いのである。
で、ワタシみたいに心をおっぴろげて生きると、
現象世界が波乱万丈な人生になっちゃうけれど、
心象世界が順風満帆な人生になってくるのである。
まぁ、このどちらが良いかは知らねーけれど、
ワタシ的には心が穏やかになったことは幸せである。
まぁ、とにかく、
人生とは「成るようにしか成らん。」
というのが真実である。
その節目という、勝手に成ったことを楽しむか?苦しむか?
そして、
その節目から次の節目の間をどう生きるか?
それが人生だと思うのである。
で、勝手に創られる人生なんであるから、
そしてまた、いつか終わる人生なんであるから、
どう思って、どう生きるのも勝手だろ。
出来るだけ笑って、楽しく生きよーぜ!
と、思うである。
お店の2組のツバメのヒナたちが産まれたら
随分と賑やかしくなるだろーなー♪
って、お店じゃなくて・・・
ツバメが大繁栄だな。
そんでええがな。
咲 心太郎
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