さて、いよいよ明日から、道場稽古が再始動である。
案外デリケートに出来てるワタシの心は、ちょっと緊張するのである。
咲心館を設立し、ようやく慣れてきた頃に活動休止になったので、
また、0から始まるような気分である。ワクワクドキドキである♪
ここ最近の空手界は、大会に出場して試合に挑むのが主流であったけれど、
コロナの影響で、今後、大会が開かれるのかは、まだわからないのである。
で、試合がなくなると、空手に対する情熱が下がってしまう人が多いと思うが、
このブログを読んで、空手をやる本当の意味や目的を見つけて欲しいと思うのである。
人間として生まれてきたすべての者は、いずれ朽ち果てるという肉体を使って、
その一生を通じて、心、精神、意識、氣という見えない自分、
肉体以外の自分を成長させるという使命を持って生まれてきたのである。
これは、他の生命にはない、人間だけに与えられた特権なんである。
で、そのツールの一つが武道なのである。
闘う心から闘わない心へ、強い心から優しい心へ・・・
と、まずは心を成長させ、その稽古の継続による精神の成長、
そして、技を通じて意識を磨き、氣の存在などを知っていくのである。
この見えない自分の成長を実感したときには、格別な歓びが起こるのである。
心や精神、意識には高低のレベルがあって、そのレベルに応じた「氣「となるのである。
これを物理の世界では11次元で示し、お釈迦さまは六道と四聖で示しているのである。
通常のワタシらという、ほとんどの人は、物理の世界では3次元、4次元で、
六道の世界では、2~5段階目の
餓鬼、畜生、修羅、人間の4界の中で過ごしているわけである。
で、「アイキ♡」は物理の世界では9次元で、
お釈迦さまの世界では9段階目の「菩薩界「である。
ここは言葉を超えた世界である。言語では表すことは出来ないのである。
で、その歓びも言葉で表すことが出来ないのである。
しかし、人間の意識界にこれらの世界は確実に存在していて、
この階段を登るのが、人生の目的であり、歓びなのである。
これは無限に続く階段である。
なので登るのは大変であるが、下ったらもっと大変なことになるのである。
その下りも無限に続く階段なんである。
なので、登り疲れたときには一休みすればいいけれど、下ったらダメである。
下り出したら止まらなかったり、一度下ると、もう一度登るのはなかなか大変である。
なので、この心界の階段は、登らなくてもいいけれど、下らないことが肝要である。
情熱が冷めたときが、下りのサインである。
でも、その下りに気づけば大丈夫である。
ま、登っていれば下りの心配は要らんけどね。
ちなみにワタシは「アイキ♡」より上を目指すのである。
咲 心太郎
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