今日の稽古も、
先生(タローさん)と小学4年生のマナ・ブーマン☆、
そしてボクの3人での稽古!
ということで、
いつものように、
最初は、
稽古場にあったマットを使って、
マナ・ブーマン☆の小屋?w
を作ったり、
そのマットを地面に敷いて、
相撲!をしたりして遊びました〜♪
で、
先生とマナ・ブーマン☆が相撲している時・・・
先生が、
「相手と見合ったら、まずは相手を睨みつけるんや。」
そう言って、
あぁ〜ん?
バッチバチ!に、マナ・ブーマン☆を睨みつけ始めました。w
(ひぇ〜!怖ぇ〜・・・。w)
そんな先生は、
高校生の頃、バッチバチ!のヤンキー!だったらしいんですが、
この時、間違いなく先生は、
ヤンキー!だった頃の先生に戻っていました。w
(あんなんで睨まれたら、お◯っこチビりそうだ・・・。w)
だけど、
先生から、
あぁ〜ん?
って、睨まれているにも関わらず、
マナ・ブーマン☆は、
「わぁ〜!怖ーい!w」
そう言いながらも、
なぜか?
ケラケラ♪笑っていました。w
(え!?それだけ先生に睨まれても、怖くねーの!?w)
どうやら、
マナ・ブーマン☆には、
ヤンキー!の才能があったようです!?w
そんな感じで、
いつものように遊び終わると、先生が、
「残りの時間は、またマナ・ブーマン☆のために、ゆっくり稽古しよっか♪」
そう言って、
まずは、準備体操?の「スワイショウ」をやっていたんですが・・・
「スワイショウ」をやり終えると、いきなり先生が、
「はい!ここで、咲心館の武術講座☆のお時間です!」
そう言い出しました。w
(え?w いきなりなんすか!?w)
で、
ボクの方へ近づいて来て、
「ジロー、オレの首を絞めるマネをして。」
(は、はぁ・・・。)
疑問に思いながらも、
先生の首を絞めるマネをしていると、先生が、
先:「はい、ここで問題です。もし自分が首を絞められた場合、どーしますか?じゃあ、ジローから!」
ジ:「ん〜、頭突き?とかですか?」
先:「そうやな。頭突きもあるな。じゃあ他には?」
ジ:「他!?え〜っと・・・脱力?とかっすか?」
先:「ちゃう!じゃあ、マナ・ブーマン☆なら、どーする?」
マ:「ん〜、めっちゃ!暴れまくる!」
先:「ちゃうな〜。正解はな・・・」
キン◯マを掴んで、握りつぶすじゃ〜!!!
(えぇ〜!?そこまでするんすかぁ〜!?w)
男だったら、
キン◯マを握られただけでも戦意喪失しちゃうのに・・・
握りつぶすって・・・
ひぇ〜。w
そしたら今度は、
先:「じゃあ、もし首を絞められた上で、他にも相手に仲間がいて、足と腕を押さえられていたらどーする?はい、ジローから!」
ジ:「え〜っと、もうどーすることもできないから、謝る?w」
先:「アホか!w 相手は、自分の命を奪いに来てるんやゾ!じゃあ、マナ・ブーマン☆は?」
マ:「相手にパンチとキックする!」
先:「だから〜、相手に足と腕を押さえられてるんだって・・・。w 正解はな・・・」
相手の腕でも!どこにでも!噛み付くんじゃ〜!!!
(えぇ〜!?今度は、噛み付きですかぁ〜!?)
先生曰く、
アゴの力は、めっちゃ!強い!らしくて、
「足や腕が使えない場合は、噛み付くのが一番イイ!んや。」
そう言っていました。
(な、なるほど〜。)
でも・・・
エグ〜〜〜。w
キン◯マを掴むにしろ、噛み付くにしろ、
もしも、自分がやられた時のことを考えると・・・
超〜!怖ぇッ!!!w
マジで、
考えただけでも身震いがします・・・。w
ってか、
こんなエグい技が、「武術☆」なの?
ボク的に、
突きや蹴り、掴み技とかで相手をカッコ良く☆やっつける!
そういうのが、「武術☆」だと思っていたんですが・・・
また、
この2つの技って、
「禁じ手」ってやつですよね?
空手やボクシングだったら、
即退場!の反則技のハズなのに・・・
どーゆーこっちゃ!?w
今のボクには、
意味が分かりまへん・・・。w
そうして、
先生から、
「武術☆」?を教えてもらったんですが・・・
すると今度は、
「次は、もしも、ヤンキーとかヤバいやつに絡まれた時の対処法や。」
先生が、そう言って、
「ジロー、オマエが悪者役や。だから、カツアゲしてくるみたいな感じで、オレに近づいて来い。」
そう言って来たので、
(今度は、一体、どんな技なんだろ〜?)
そう思いながら、
少し距離をとって、先生の方に向かって歩き出すと・・・
いきなり先生が、
ごめんなさい!すみません!お金あげるんで許してください!
って、言い出したので、
(え?えぇ!?どゆこと!?)
ほんの一瞬だけ、ビックリ!して固まっちゃったんですが、
すると先生が、
「ここで・・・」
ボソッ。と言った?聞こえた?瞬間・・・
キン◯マを掴んで、握りつぶすんじゃ〜!!!
そう言って、
ボクのキン◯マを掴もうとして来ました。w
ギャ〜!!!ごめんなさーいッ!!!
実際に触られていないものの、
一気に!身体中から、冷や汗が吹き出してきました。w
マジで、冗談でもやめてほしい・・・。w
で、
冷や汗ダラダラのボクに、先生が、
「これが、本当の「武術☆」やな♪」
そう言いました。
(え!?今のが?ですか??)
突きも蹴りも、
空手の技も、合気の技も出していないのに、
ただ、相手に謝って、相手のキン○マを掴みに行く・・・
これが本当の「武術☆」って、どゆこと〜!?w
ぶっちゃけ、
マナ・ブーマン☆を笑わせるために?
ただ、おフザけをしてるだけ?のようにも見えました。w
ん〜・・・
でも、
先生が、そう言うんだから、
きっと!これが本当の「武術☆」だとは思うんですが・・・
やっぱり、
今のボクには、先生の言ってる意味が分りまへん・・・。w
そうしてその後、
先生は、
この本当の「武術☆」?をマナ・ブーマン☆に、
「もっと!しっかり謝ってから、ポケットから財布を取り出すねん!!!」
って、みっちりと!教えていました。w
(それは、カツアゲされる方法なんじゃ・・・w)
ってか、
いつも先生は、
「咲心館の空手は、自分の心身を整える、相手にダメージを負わせない空手☆や。」
そう言っていて、
また、
今日の武術講座☆が終わった後、
「よ〜し、じゃあここからは、しっかりと稽古するゾ〜。」
そう言って、
いつものように、基本稽古、移動稽古、型稽古をやったんですが、
すると先生が、
「空手の技はもっと!キレイに☆!カッコ良く☆!やらんとアカンでぇ〜。」
そう言いながら、マナ・ブーマン☆を指導していました。
で、
その光景を見ていたら、
(え!?ってことは、さっきまでのエグい技は、マナ・ブーマン☆を笑わすためのおフザけ?だったんですか!?)
おフザけだったのか?
本当だったのか?
なおさら、分からなくなっちゃいました。w
どっちぃ〜〜〜?w
そうして今日は、
急遽!始まった
咲心館の武術講座☆で、
先生から「武術☆」を教えてもらったんですが・・・
「武術☆」って、一体、なんなんだぁ〜???
突き蹴り、掴み技とかが、
「武術☆」だと思っていた分、
ますます!分からなくなっちゃいました。w
ってか、
ただ、マナ・ブーマン☆を笑わせるために、
先生が、おフザけをしてただけかも知れないし・・・
ん〜・・・
マジで・・・
おフザけ?
本当?
・・・
どっちなんすかぁ〜!!!
どうやら、
ボクが本当の「武術☆」を理解できるのは・・・
まだまだ!
先☆のようです♪w
ま、
またコツコツ♪
その先☆目指して!
がんばろっと♪
咲 心次郎
今日(今日に限らず)のブログがおもしろい!と思っていただけたら、
このすぐ下にある、
イイねボタンと、ブログ村の空手アイコンをクリックしていただけると嬉しいです!
また、とても励みになりますので、
ぜひとも、清きワンクリック!を宜しくお願い致します!m(_ _)m
コメント
咲 心次郎様🌴
私が長く修行した沖縄少林流の空手は、一切の禁じ手がないので、金的、眼突き、噛みつき、逆関節など、一切の制約が無い流派でした。
普段の稽古は仲間同士でやるので、それなりに自制してはおりますが、もし、キンタマを潰されても、目をえぐられても、やられた方が悪い、と言うのが流派の教えでした。
道場で一息ついている時にも、いきなり後から蹴られたり殴られたりするコトもあり、もしやられたら、やられた者が油断していた結果、と言う感じでした。(私はニガテでしたが)
本来の武術は、そのワザで、いつ、どこで、何をしてくるか分からない相手から、自分自身や家族、大切な仲間を、守りきらねばならないのです。その相手は、一人かもしれないし、2人、3人、十人かもしれないし、バットやナイフを持っているかもしれません。
もしそんな時、私なら、「大ケガをしようと、イノチを落とそうと、コイツらを二度と動けなくする」と言う決断をします。
その決断ができないヒトは、自分よりも弱い相手にさえ、殺される可能性があります。
それから、相手が多数なら、相手の目とノドと金的を潰してまわり、トドメを刺すかどうかは、完全に制圧してから決めると思います。
ジローさんはどう思われるかは分かりませんが、大切なものを守り抜くためなら、危険なワザも使うし、助力も頼むし、武器を使うコトも厭わないと思います。
そこが、スポーツと武術の決定的な違いだと思います。
ヒデヨシ様
昨日は稽古後に、先生からブログに書けないようなエグい技をいつくも教えてもらったんですが、
また今回、ヒデヨシ様からのコメントも読ませていただき、お二人から「武術☆」の恐ろしい面も教えてもらったことで、とても衝撃を受けました。
本当に、ボクが思っていた「武術☆」とは真逆でビックリしちゃいましたが、新たな学び☆になり、とても嬉しく思っています。
喧嘩なんて、一度もやったことがないし、過去にはいじめられていたボクですが、
自分が今、スポーツではなく、「武術☆」を習っているということをしっかりと頭に入れて、
これからも、先生の指導のもと、空手や合気の稽古に精進して行きたいと思います。
いつもとてもタメになるコメントをありがとうございます。
今後とも何卒、宜しくお願い致します。
咲 心次郎
咲 心次郎様🌷
もし、ジローさんが稽古の帰りに
、リリーちゃんとサリーちゃん、マナブー・マンといるトコロを、暴走族に囲まれてしまったらどうしますか?
タロー先生やオッサンズは先に帰ってしまって、みんなを護るのはあなた一人だとしましょう。
その時、あなたはどうしますか?
武器を持って十人くらいであなた達を囲み、「空手なんか怖くないぞ!」と威嚇してくる相手に、リリーちゃんたちを護り抜くにはどうすれば良いですか?
そこには、試合の時のようなルールもなければ、「待った」をかけてくれる審判もいません。
ジローさんだけが戦力なのを見抜いた暴走族は、リリーちゃんたちを人質にとって、真っ先にあなたをツブそうとするでしょう。
武術とは、本来、そんな時にでも、大切なモノを、絶対に護り抜くためにこそ、術理を磨き、日々精進します。
余裕があればアイキ♡の技も使えるかもしれませんが、自分一人なら逃げ切れても、3人を護り抜かねばならない時に、あなたに、相手を壊す決意が無ければ、仲間を護り抜かねばならないコトをタロー先生は、教えてくれたのだと思います。
最近、D塾のO田さんのお弟子さんが、時々、私の所に稽古に来ます。
そのヒトは、K道のトーナメントで、優勝をしたコトもある方ですし、ブラジリアン柔術やキックもやり、他の団体のトーナメントにも接客的に参加しているヒトです。
そのヒトが、職場の人間関係でメンタルをやられて退職するかを悩んでいました。
さっきの暴走族に囲まれた時に大切な仲間を護るのも武術、理不尽な環境の中で、自分のメンタルを護り抜くのも武術です。
そうそう、沖縄空手の道場で、こんなエピソードがあります。
以前、渡辺次郎と言うヒトが、ボクシングの世界チャンピオンになった時、渡辺さんと友好関係にあった沖縄の館長が「兵庫の道場に行って稽古をしてきなさい」というので出稽古にこられました。
その時に渡辺さんと組手をやったのが、Kさんと言うヒトでしたが(私も何度か骨を折られました)、彼はグローブを着け、ボクシングのルールで勝ってしまいました。
「何があっても道場の誇りを護る」のも武術です。(こんなエピソードがいくつもある道場でした)
そんな道場ですが、組手はあっても試合はありませんでしたね。
色々と長話になってしまいましたし、お聞きいただくだけで、返信のコメントはけっこうです。
でも、武術とはなにか、空手とは何かを再考いただけたらと思います🙀
ヒデヨシ様
素晴らしいコメントをありがとうございます。
ジローと武術や武道精神について、改めてまた深く話すことが出来ました。
まだ若いジローはもちろん、ボクもまだ学びの途中でありますので、
これからも、このような貴重なお話をお聞かせいただけたらと思います。
いつもありがとうございます。
咲 心太郎