初心に戻って”決意表明☆”

1月にダンスの先生♡の講習会の途中で

先生♡が

「生徒さんたちに忖度してないわよね?」

講習会に参加していた

ダンスの先生方にそんな話をした。

ボクに向けられたわけでもないのに!

あ!

言葉が胸に刺さった。

立て続けに

「ワタシは忖度はしないわよ、嫌われたって・・・」

さらに

「良くないことを良くないって言わなくて、それが先生なの?」

ブスッ!

グサッ!

刺されまくった。w

もしかして

オレに言ってるの?

 

ボクには

年上のお弟子さんが何人かいるし・・・

今いるお弟子さんたちは

ボクが独立した際に

前道場を辞めてまで付いて来てくれた・・・

それが

嬉しくて

ありがたくて

「喜ばせたい。」

そんな気持ちが大きくなって・・・

ボクは

知らぬ間に

しょっちゅう

みんなに忖度していたことに気づかされてしまった。

年上のお弟子さんたちには

上手く出来ていなくても

「いいよ、いいよ。良くなったよ。」

とか

年下のお弟子さんたちに対しても

「それは良くないよ・・・」

って思うことがあっても

知らんぷりをしたりしてた。

ってか

やっぱり

一番の忖度をしてしまったのは

このお弟子さんたちのために

保江先生からいただいた”看板”を返してしまったこと!

今は

新たに”看板”をいただいているわけであるが

だからこそ!

なおさら

「試合と組手はやらないでください。」

この条件を守れないから看板を返したのに!

再び看板をもらえた今も

未だに

この師の教えを破って

お弟子さんたちに忖度してやってる

八方美人のオレ…

そんな自分がイヤになってた。

時々

「咲心館も辞めよっかな・・・」

なんて思ったりすることもあったけれど

この忖度が原因だった・・・

「ボクがやりたいことじゃない、教えたいことじゃない。」

それに

気づかせてもらった。

 

それで

最近は

この忖度を辞めた・・・

みんなに言いたいことを言いまくってる。

また

それを後押ししてくれるかのよーに

新里先生に出会えて

ボクの空手、そのナイハンチを

心から認めてくれて歓んでもらえた。

また

「スポーツ空手と武術の空手は全く違う!」

新里先生は仰っている・・・

ボクも

全く同感だ。

ド突き合いの試合だけじゃなく

”型”すらも

試合形式にしてしまった現代空手・・・

それを否定はしないが

ボクは

それをやるつもりはない。

「ボクのやりたい空手をやる。」

独立した時の初心に戻れた。

 

しかし

今にして思えば

最初から

ボクがブレずに

「組手と試合はしません。」

そー言えなかったのが良くなかった。

戸惑っているお弟子さんもいると思うけど

大変申し訳なく思うけど

やっぱり

ボクは

自分の好きなよーにやりたいだけなので

みなさんも

自分の好きなよーにやりたいよーにやってください。

また

組手や試合中心の空手道場なら

どこにでも

いくらでもあるしネ。

ボクみたいに

独立する!っていう手もあるし。

 

これまで

何度もブログには書いて言って来たけど

フルコンタクト空手という

”他人を殴って蹴る”

その強さや上手さを競い合って楽しむ!

これは

まともな人間のやることではない・・・

と思う。

なのに!

ボクは

そんな空手にハマってしまって

「何で?こんなことに一生懸命になってるんだろ?」

「何で?こんなことをやる必要があるんだろ?」

「何で?こんなことをやりたいと思うんだろ?」

何で?

何で?

何で?

これまでに

どれだけの”自問自答”をやって来たことだろー。

そして

ボクは

その

何で?の全ての”答え”を見つけて

「フルコン空手のド突き合いは身体にも心にも良くない。」

ココに辿り着いた。

それで

自分で人体実験を繰り返し

考案に考案を重ねて

咲心空手を創ったのに!

お弟子さんたちに気を使い忖度しながら

自分をごまかしてやって来た・・・

ホントにバカでした。

独立した意味がねーしw

 

だから

これからは

ボクの教える

”突き”や”蹴り”はもちろん

ボクが教える技の全ては

他人と闘うために使ってはならない!

ということで

他人と闘うために使う人には

教えないことにした。

ボクが教える突きや蹴りも

その組手も

その技の全ては

”対立”の心を育てるためではなく

”調和”の心を育てるためのモノである。

また

それが

合気や愛魂へと通じて

自分の魂と共に働く不思議な力の存在を知り

その力に身と心を委ねながら

自分の可能性を拡げて

自分を育てるモノなんである。

 

他人とのド突き合いが楽しいという人は

一度

「何で?それが楽しいの?」

自分の心を観たら良い。

その答えは

すぐに見つかるだろー。

とても暴力的で

”無意味な闘い”を楽しんで

他人の身体と心を傷つけ

他人との優劣をつけ

自分の身体と魂を傷つけることは

やるべきではない。

これは

考えるまでもない。

それなのに

やってしまう愚かさ・・・

そして

やればやるほど

魂が悲しんで傷ついて

泣き叫んでいる・・・

その声が聴こえないほど

人の心は曇ってしまったのだろーか・・・

やったことは

必ず

自分に返って来る・・・

それが人生だ。

フルコン空手のド突き合いに励む者ほど

その中年以降は

身体はボロボロになり

早死にする・・・

これは事実だ。

そんな

良くないと知ったことを

やるバカを卒業します。

もう

ボクの咲心空手は

フルコン空手じゃない。

 

これからは

ナイハンチ道☆

これを

たとえ

たった一人になっても

生涯をかけて追求し育てて行くことを

ここに宣言します。

この道を

一緒に歩みたい人には

これまで通り

ボクのやり方で

教えます。

以上

決意表明☆

でした。

 

もう

二度と・・・

今度こそ!

絶対に!

ブレないゾ。

ボクもわがまま

アナタもわがまま

みんなでわがまま

そして

ボクはボクのままで

アナタはアナタのままで

みんなはみんなのままで

それで良い。

 

咲 心太郎

コメント

  1. 僕は、館長の道場に参加した当初はただ、今の自分をどうにかしたくて
    弱い自分を変えたくて、組手中心の道場稽古に行くようになりました。

    その頃の館長が、教えたいことがあるのに教えられないでいるとは思ってもいなかった。

    でも、館長の組手がカッコいいとか凄いとかは皆が思うことで、そこに憧れをもっていることは間違いないと思います。

    僕は、端から、組手に興味がなかったのですが、他の方達は違う。

    館長が組手をバンバンにやってきたその過程をやりたい気持ちが強かっただけだと思います。

    方向転換に時間はかかるかもしれませんが、みんな、館長が好き。

    でなければ、ここまで一緒にこれなかったと思います。

    僕は、選択する時、どうすればいいかを考えるのではなく、どうしたいかを考えるというように、日々唱えています。

    僕が言うのもなんですが、

    館長がしたいことをおもいっきりしてください!

    僕もしたいことをします。

    それが、館長と調和しないなんて

    今は考えられません。

    これからも咲心館空手を

    継続の心でやりますので

    よろしくお願い致します✨

    • いつも嬉しいコメントをありがとうございます。

      昔、「こんなボクが先生をやるのは・・・」
      ってシゲルちゃんに相談を受けてアドバイスしましたが
      そんなボクも未だに
      「こんなボクが先生をやるのは・・・」
      ずっと同じ思いでやっています。

      忖度しちゃったりしてたわけですが
      それで
      前道場でやってた時と同じ様になっては
      独立した意味がないですよネ。
      また先生を辞めたくなっちゃうし。w
      けど
      何で?みんなはこんなに長くボクのところに来てるのに
      合気とか愛魂に心が向かないのか?
      それがわかりませんでした。
      でも
      とても参考になって
      とても励みになる意見でした。