「超える日☆」

昨日もまた、スゲー「合気」の達人の動画を見つけちゃったのである。

この方は、ワタシが尊敬する、故塩田剛三先生のお弟子さんだったそーであるが、

生前の塩田先生の動画の中で操り人形のように吹っ飛ばされていたお弟子さんである。

で、時が経ち、今では人を操り人形のように吹っ飛ばしているのである。

その姿が、塩田剛三先生と被るのである。

さらにその技は、

師匠以上☆

にさえ見えるのである。

「青は藍より出でて、藍より青し。」

まさにこのことである。

でも、やっぱり、ワタシは師匠さんの方がスゲーと思うのである。

そんな咲心太郎にもスゲー師匠さんがいるのであるが・・・

あ！いや、独立しちゃったから、スゲー師匠さんがいたのであるが、

表面の世界では離れても、ワタシの心の世界の中には、未だに、

デン！と座っている大きな存在。

なんである。

まぁ、いろんな世界に通じている、とんでもねー師匠さんなんである。

過去に1回死んでるし・・・。

で、そんな表も裏も、めちゃくちゃデカい存在の師匠に向かって、

「僕、必ず、超えてみせます。」

と、おバカな宣言をしちゃった咲心太郎なのである。

ホンマにバカやな。

で、師匠に誓っちゃった以上、

師匠を超えることがワタシの「生きる目的」になったわけである。

また、超えることが恩返しでもあり、弟子の務めだと思うのである。

が、時々、

（こんなスゲー師匠を超えるってどーゆーことだろ？）

自分で勝手に言っときながら、

どーなったら「超えた」と、言える、思えるんだろー？

と、思案してたのである。

もっと、咲心館の空手をデカくしたら・・・

もっと、人を吹っ飛ばせるようになれたら・・・

もっと、いろんな世界に精通したら・・・

もっと、人に優しくなれたら・・・

もっと、人を愛せるようになれたら・・・

もっと、もっと、もっと・・・

と、30歳から10年、師匠に出会ってまた10年と、そーやってやってきたけれど、

もう、もっと、もっと…は、やーめた♪

さんざん、吹っ飛ばされていたお弟子さんが、

ポンポンと吹っ飛ばしてる姿に変わっている・・・

その動画を観た瞬間、そー思ったのである。

師弟関係の以心伝心には、「人智を超えた力」が働くのである。

で、ワタシごときが、どー思って、何をやっても、

その力が為す通りの成るようにしか成らんのである。

そんで、あきらめた・・・

のではなくて、

いつか絶対に超えるな、オレは。

と、確信したのである。

で、「もっと…」は要らなくなったから捨てるけど、今のまんまやり続けるのである。

そんで、いずれ、「超える日☆」がやって来るのである。

随分と前にそー決まってたんだ！と、わかったのである。

え！？なんで？

ん～、何でかわからん。

おまえって、自惚れ屋？

うん。

咲　心太郎