昨日は県外へ行く奏ちゃんの最後の稽古になったのである。
まぁ、小学1年の時から14年間もワタシのところへ来てた子であるから、
これまでにはホントにいろんなことがあって、たくさんの思い出が浮かんで来るのである。
で、昨日はワタシとは1Rだけ…最後の組手をやったのであるが、
いつもは1分間でやるのを2分間にして、
最初の1分間はドツキ愛♡、そして残りの1分間はアイキ♡を喰らわせたのである。
これはワタシの人生の中で得た最高のモノでもあるが、
ま、やっぱりワタシには、これしかあげるモノがないのである。
で、稽古の最後に整列してるみんなの前でお別れの挨拶をさせたのであるが、
突然、言われたにもかかわらず、立派な挨拶をする奏ちゃんの姿からは、
ワタシの空手に来た頃のような、弱虫泣き虫の奏ちゃんではなくなってたのである。
もう、どこへ行っても大丈夫!である。
とは言っても、奏ちゃんは泣きながら話したのである。
やっぱり泣き虫奏ちゃんである・・・
が、弱虫はなくなった、泣き虫奏ちゃんである…それでいいのである。
で、思わずもらい泣きをしそーになったのであるが、
大笑いをする咲心太郎は、泣くと大泣きになっちゃうので、
「館長がみんなの前で泣くわけにはいかん。」
ということで、なんとか堪えたのである。
さすが強がって生きてきたオレ!である。
で、これから成長の旅に出る奏ちゃんは前へ進むのであるから、
淋しさや思い出は、すぐに心の奥にしまって、
残された咲心館と咲心太郎も、気持ち新たにどんどん前へと進むのである。
そんで、早速、動画をアップするのである。
咲心館「BODY♡創整塾☆」、なんじゃそれ!である。
そんなん言わんと観てくださいネ。
去年のコロナ自粛中にユーチューブで棒を持って体操してる人を見つけ、
それを真似たり、アレンジして始めた体操である。
動画内での説明の通り、「背骨」、「肩甲骨」、「骨盤」を
動かしたり緩めたりするのである。
「咲心棒☆」を使ってやると、これがめちゃくちゃイイ♪のである。
空手には「剛の空手」と「柔の空手」があるのであるが、
その空手のほとんどは「剛」である。
で、「柔の空手」は絶滅危惧種である。
ワタシも20年近くは「剛の空手」をやってきたけれど、
15年くらい経った頃から「柔」を思うようになってきて、
「柔」の「究極の達人」に出会い、完全に「柔の空手」になったのである。
で、ここ10年で「柔」の良さが凄くわかったので、
鍛錬はほとんどやめて、こんな体操ばっかやってるのである。
身体と心には「剛」よりも「柔」が大切だと、ワタシは気づいたのである。
とことんの「剛」の人間だったワタシが、
「柔」へと変わるには相当なご苦労があったのであるが、
この動画の体操や、他の動画のような咲心館の空手をやってれば、
勝手に「柔」の人間に変わって行くのである。
「柔」になれば技も変わり、身体も変わり、心も変わり、
人生が変わるのである。
その「柔」が創る人生とは、
どーなるんだろーね。
知らんがな。
無責任だな。
咲 心太郎
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