師に流れる力を通す。

昨日の動画の続きである。

手が滑ってたkouheiくんはどーなったか?

また今日の動画を観てみてください。


【咲心館 空手】 「アイキ♡」が起こす不思議な現象!②

まぁ、昨日以上に「やらせじゃねーの。」ってな動画である。

なんで?倒れてるワタシに手が触れられてるだけで、

「ぐおぉ~」って声を上げてkouheiくんが倒されるんだ?

ま、やらせかも知れねーのである。

「やらせだろ!オレにやってみろ、そうしたら信じてやる!」

なんて仰る方には、ワタシは出来っこねーのである。

あしからず。

動画に出てる、奏ちゃんは13年、kouheiくんは7年という長い間、

ワタシのお弟子さんとして、週に4~5日、稽古に来てるのである。

そんな2人をワタシは我が子のように思い、2人の全てを受け入れるのである。

また、この2人は、こんなろくでなしなワタシを

先生とか師として、ずっと100%信頼してくれているのである。

それで、「アイキ♡」が働くのである。

世の中には、上の人間が下の人間に対して、

「見て覚えろ。」、「技を盗め。」・・・

なんて言って、教えないことを美学にしてる人も未だに多くて、

で、下の人間の中には、見て覚えたり、技を盗める能力を持った人が、

「師や上司を超えてやる。」

と奮闘して・・・

それが優秀な人間だと評価されたり、満足したりするのである。

これ、ワタシの考えでは、

教えない上の人間も、上の人の技を盗む人間も・・・

心の小っちぇ~人間だな。

としか思わないのである。

教えないで上にいるとかさ、盗んで上に行くってさ、

昔のワタシのように自分が偉いと思ってる人間の典型である。

まぁ、空手の神ちゃまによって、「自分は偉くない。」と知ってからは、

ワタシは誰にでも、何でも教えてあげられることは教えるのである。

また、自分の師に対しては、例え、師がわけのわからんことを言って来ても、

「自分の受け取り方が間違ってんじゃなかろーか。」

と熟考するし、わからないことは質問するし、何かあれば相談や報告をするのである。

そんな生き方をしてたら「アイキ♡」の働きが大きくなって、

動画のような技が出現したりするようになったのである。

で、あんな技が出来ることよりも先に

目上に対する心の姿勢と目下に対する心の姿勢を正さなきゃならんのである。

自分の目上の人をバカにし、自分の目下の人をバカにして生きてる人が多いこの世界を

「アイキ♡」の神ちゃまやら、空手の神ちゃまたちは悲しんでおられるのである。

これは心のことなので、いくら表面を飾ってもダメである。

話は変わって・・・

磁石にしばらくの間、釘をくっ付けて置くと、

その釘に磁石の磁力が移り、磁石から釘を離しても、

ほんのしばらくは、ただの鉄である釘も磁石のようにくっ付くのである。

これが、今回の動画でのkouheiくんの変化のカラクリ♪である。

奏ちゃんにもkouheiくんにも、ワタシに流れる「アイキ♡」という磁力が働き、

その磁力が移って、しばらくの間、2人がくっ付くよーになるわけである。

ワタシに流れる「アイキ♡」を受けるということを繰り返すことによって、

いつか、それが自分に流れるようになり「アイキ♡」を発する側になるのである。

師に流れる力を通す。

これが武の稽古である。

それには師弟の信頼関係が一番重要である。

師は惜しみなく与え、弟子は精一杯で受け取るのである。

そーして、師から弟子へと受け継がれ、

「武の力」は時代を超えて生き続けるのである。

これは、武の世界だけに限る話ではないのである。

で、

上下との信頼関係を見直してみてはどーだろー?

咲 心太郎

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