ボクは何もわかってない!

昨日、第3日曜日は道場稽古がお休みで・・・

目が覚めて、時計を見たらナント!昼の12時!

10時間くらい寝たのだろーか・・・

しかも、

その間、一度も目が覚めることも無くて・・・

こんなに寝たのは何年ぶりだろ?

まぁ、

「寝る子は育つ。」

って言うからさ、

まだまだ成長するってことなんでしょ。w

で、

急いで起きて・・・

 

そんな昨日は、

三重県に住んでる我が息子が、

冬用タイヤに交換するために久しぶりに帰って来てたから

慌ててやったのであるが、その作業が終わると、

車の下のアンダーカバーが外れかかってたのに気が付いたから

それも直してあげた・・・

久しぶりに

ガソリンスタンドマン☆らしい仕事をしたけれど、

まぁまぁ、楽しかった。w

ってか、

ずっと、空手ばっかやって来てさ、

普通の家庭のよーな、父親らしいことは、

あんまりしてやれんかったから

これくらいは喜んでしてやらんとね。

子供の頃から

「親孝行しなさい。」

とか、

「自分が親になったら、親の有り難さがわかる。」

なんて、耳にタコが出来るくらい聞かされて来たけど・・・

親であるボクは、

我が子に親孝行をして欲しいなんて、

これっぽちも思わないし、

自分が親になってみれば、

子供の有り難さ!だけはわかったけど、

未だに

親の有り難さ!なんてモノは、何もわかっちゃいない。

生んで育てたからと、

恩に着せられるのは、まっぴらごめんだ。

まぁ、

それがボクの人生だし、

これが、

ボクがポンコツ人間の根幹なのだろー。w

こればっかはしょーがない。

そんなボクの子供2人は、

ボクよりも立派な人間に育ってくれたし、

それよりも何よりも、

元気に過ごしてくれている!

それだけでボクには十分だ。

ってか、

せっかく、久しぶりに息子が帰った日に限って、

嫁ちゃんが体調を崩しちゃったから、

大好きな息子との久しぶりの楽しい夕食時間を過ごせるよーにと、

嫁ちゃんの身体を「炭光☆」で擦り擦りしてあげた・・・

こんなボクは、

嫁ちゃん孝行だけはしたいと思う。

 

夕方・・・

よーやく一段落ついたから

サムネで気になったユーチューブを観てみると、

その、とある動画の方が、

「宇宙の95%は、暗黒物質で出来ていて、それが何かわからない・・・」

あ~、

そー言えば、

昔、宇宙論や宇宙科学も少し学んでたっけ。

この宇宙にある、

全ての物質を集めても全宇宙の5%にしか過ぎない・・・

太陽、月、地球・・・全ての星々、

さらに

空気、水、土、鉱物、植物、動物、菌・・・

分子、原子、素粒子・・・

全てを合わせても、宇宙のたった5%なんだそーである。

じゃー、

その中のこのボクは、

いったい!宇宙の何%?なんだ?

その宇宙から見れば

ボクなんか、いないも同然である。

 

昔ね、

白山で、

ご来光を拝むために

夜中に山頂を目指していた途中にね、

その真っ暗闇の中の遠くに街明かりが見えたの・・・

金沢平野や福井平野の街明かりがね・・・

それがさ、

白山から見るとね、

ホントに小さいんだ、

「あんな小さなところにボクは住んでいるんだ・・・」

ホントに自分がちっぽけに思えた。

「あんな小さなところで、こんなちっぽけなボクがあくせくやってたんだ・・・」

何か、

自分の人生のいろんなことが、

イイ意味で、「どーでもイイんだ。」と思った。

また日頃、

「オレは」、「オレが」・・・

なんて言ってる自分がバカらしく思えた。

 

その動画の方は、こうも言う、

「自分の生も死も、5%の中での話で、95%がわからないのだからわかりっこない。」

今、科学という、人智でわかっていることは、

宇宙の5%!の中のことだけ・・・

未だ、そこに何があるのか?それが何で出来ているのか?

人智を超えた、その未だにわからない95%・・・

それが自分という存在にも当てはまるのだという・・・

自分が知れる自分は、たったの5%・・・

残りの95%は、自分の知らない自分だということである。

ちなみに

脳みそも10%程度・・・

天才でも30%ほどしか使えていないそーだ。

つまり

ボクは何もわかってない!

ってことである。

 

まぁ、これが真実なのかどーか、

科学者でもないボクには、わかるはずもないが、

その現代の科学が正しくて、そーだとするならば、

たった5%の世界の中のさらにホンの一部の極小世界の中で、

あーだ、こーだ・・・

どーだ、そーだ・・・

と、

脳みその10%程度しか使えてねーのにさ・・・

ホントにバカバカしい話だ。

でも、

その一方で、

たった5%の中のちっぽけなボクと君・・・

おそらく、

宇宙の0、000・・・・1%という、

天文学的数字の小さな極小存在であるボクらが生まれ、

また、

それが出会うという確率は、

さらなる天文学的数字の確率で出会ったのだろー。

だから

今いる、ボクの家族、友達、知人・・・

そして、

何と言っても、

ボクが愛する空手!と、その仲間たち!

これらは皆、

奇跡的な出会い☆

ということなのだ。

ちっぽけな自分の命が大切なんじゃない・・・

ちっぽけなモノ同志が

出会ったこと、

一緒にいること、

そして、

いつか、

誰もが95%の中に消えること・・・

だから

そんな奇跡の関係こそが命であり大切なのだと思う。

であるならば、

ボクらは皆、

互いに貴重な存在・・・

大切にしながらさ

ずっと

仲良くしたいね。

けど、

それが出来ないのが

人間だ。w

 

咲 心太郎

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