先日、ついに「Tic-B」という、
ボク自身の最終奥儀☆と思える境地に辿り着いたが、
そこへと導いてくれたチクビ魔神☆の「秘術」が効いたのか、
それとも、この男の「練功法☆」が良かったのか、
ボクの身体を動かす感覚までもがこれまでとは随分と変わった。
それで、稽古をやると、
突きや蹴り、そして「内歩進」の型も
それをやる感覚が、これまでと全然違う・・・
ってことは、
これから
まだまだ技が良くなるってことであるから
そんなボクのこの「Tic-B」は、
もしかしたら⁉最終奥儀☆ではないかも知れなくなった。
ってか、
あれ以上は、ねーだろ!
と、思うけど、
先のことは
進んでみねーとわからんだろ。w
ま、
今は、この「Tic-B」が、
紛れもなく、ボクの最終奥儀☆です。w
武道の世界に入って32年目・・・
始めた頃は、
突きや蹴り方を覚えただけ!という・・・歓び、
次は、
他人と闘って勝つ!という・・・歓び、
10年目には、
先生になって人に教える!という・・・歓び、
その後、
若い時には身に付かなかった技が出来た!・・・歓び
さらに
すげー師匠に出会えた!という・・・歓び
すると
師匠みたいなことが出来るよーになった!という・・・歓び
そしたら
「Tic-B」が現れた!という・・・歓び
振り返ってみると、
ボクは、
ずっと、
この「歓び」を求めてやって来たのかも知れない。
また
この「歓び」は、
稽古の継続と経験を積むごとに大きなモノとなった。
そして
「Tic-B」が発現した「歓び」は、
その意味や理由を言葉では言い表すことが出来ない・・・
ただ、「歓び」が在った・・・
きっと、この「歓び」の後にその意味や理由が出来る・・・のだろー。
ボクは、
これまで、
稽古や人生をよく「山登り」に例えて、ジローなどに話して来た・・・
先人たちが歩んで出来た登山道を歩き、
その山頂を目指すのが登山だ。
「白山」をこよなく愛するボクは、
これまでに30回くらいほど、この「白山」に登った。
最初の登り始めは、
ブナ林の中を歩くだけで、全く周りの景色は見えない。
が、
1時間、2時間・・・
と、登って行く途中、
時々、林の切れ間から周りの景色が見える・・・
で、
さっき登り始めた地点を見下ろしてたりもする・・・
「あ!さっきはあんなところにいたんだ・・・」
と、歓びが湧いてくる。
そこから
また登り始めると、
今度は、さっき歓んでいた場所を見下ろしていたりする・・・
「あ!さっきはあんなところにいたんだ・・・」
また、そこから見渡す景色の美しさも合わさって
さらにその歓びは大きなモノとなる。
しかし、
そこまでの苦しさに耐えてきた、
ボクの身体が言う・・・
「もう十分だろ!登るのを止めよーぜ。」
一瞬、その声に従いそーになるが、
また歩き出す、山頂というゴールを目指して。
そーして、
いつも、身も心もクタクタになって、
よーやく山頂に辿り着く・・・
「・・・・・・・・・・・・。」
言葉にならない絶景と大きな歓びがそこには在った。
時には、そのあまりの美しさに勝手に涙がこぼれたことも・・・
ふと、
自分が登って来た登山道へ目を向けると、
何人もの人たちが、
ボクが歩いて来た、その登山道を
1歩1歩・・・
ボクが先に辿り着いているこの場所、
山頂というゴールを目指して歩いている・・・
ボクは、
さっきまで味わっていた自分の苦しみを思い出しながら
「がんばれ!もう少しだよ!美しくて、素晴らしい世界が待ってるよ!」
心の中で、そー叫んだ。
その時のボクの身体と心には
それまでの苦しみは一切、無かった。
ボクは、
この「白山」から
多くのことを教えられた。
歩みを止めないこと、
疲れたら休めばいいこと、
そして、
登り続ければ「歓び」が待っていること・・・
でも、
「白山」では、
ずっと、その「歓び」である、山頂にいることが出来ない・・・
やっとの思いで歩いて登って来た道を戻る・・・
「下山」しなけらばならないのだ。
そして、
登山道を下りながら、
その途中で振りかえっては、
さっきまでいた、あの山頂を見上げる「虚しさ」と「淋しさ」を
これまでに何度も味わった。
だから、
ボクは、
ボクの人生では、
いや、
ボクの人生そのものである、ボクの「空手」という登山では、
「登る」という歩みを絶対に止めることはない。
だって、
武の道、この登山道の先には、山頂は無いのだから。
そして
この武の道にも、「白山」と同じように
どこまでも「歓び」が待っている。
ボクはそれをずっと味わいたい。
そんな
武の道、その登山道を創った・・・
武の神に心から感謝を申し上げます。
そして、
強欲なボクは
どこまでも歩み続け、
時には、クタクタになりながらも、
その「歓び」を味わい続けることを誓います。
また
この「歓び」を分かち合いたい。
とも思う。
いちずに一本道・・・
その先には、
アナタの秘境♡が待っています♪
今から!でも♪
誰にでも♪
咲 心太郎
コメント
咲 心太郎様
身体感覚と意識が一気に向上し、武徳が備わってきた賜物なのでしょうか🌸
ブログの文にも(若干の)気品が滲んでおりましたね😊
先生の今の身体操作を、私たちは「自在の身法」と呼び、相手の攻撃に対して、何をしようとか思わなくても、オートマチックで技が作動し、その時に闘気のような感情は一切なく、幼子のような無邪気な心境に包まれます😊
この妙域に至った時にやって頂きたい作業があります。
それが、「技を進化させる作業」です。
今の先生には、すでに武道の型や技は必要無いかもしれません。
でも、先生の後をついて来ようとするお弟子さんたちが、少しでも先生の身体操作を理解し、身に収めてもらうためにはそれが必要です。
今の先生が、型や基本稽古、約束組手をやりますと、技が進化します。
その進化した技を修するコトで、後について来られる方も、進化の恩恵にあずかれるのだと思います。
今ある空手の基本技や型、口伝の奥義は、そんな領域を後の世に残すために、先達の方々が残して下さったタカラモノだと思います。
車に例えると、ボディは型、エンジンは身体操作のエネルギー、運転手は意識です。
今、先生は、車から飛行機にメタモルフォーゼしました。
イモムシが蝶に脱皮したみたいにです🦋
普通はそれで、「いっちょうあがり」と思い、神棚にのって、お弟子の指導にあたり、自分に敬意と称賛が集まるコトを求めるようになってしまいます。(そんなヒトが本当にその領域に入っているのかもギモンですけどね)
先生には、今の領域が当たり前になった時に、それを「当たり前の技」として落とし込んでいただき、いつか今の領域さえも窮屈になった時に、さらに次の領域へ歩を進めて欲しいと思います😊
いつか次の領域に進めた時、Y先生の言われたコトがほとんど理解できるようになるのかも、と推測いたします🌸
ですが、今は、ただその領域を、幼子のように無邪気に楽しんでくださいね😊
ヘンタイの伝道師K
ヘンタイの伝道師K様
車から飛行機!ですかー。笑
じゃ、次はロケットですねw
あの日からのボクは、今までと何も変わらず⁉他人さまと接していますが、
今までより、型などの一人稽古をする時間が増えてしまいました。
特に「内歩進」の稽古が楽しくってなりません。
時々、この「内歩進」すら「Tic-B」を発動してやっております。
でも、まだ、この生まれたばかりの「Tic-B」は、
「チクビ~」と発声しながら、指でOKマークを作って、
意味不明に動き回る・・・
それがサイコーに気持ちの良い段階であります。
しかし、これでは、他人様の前で「Tic-B」を披露した際には、
あなた様がご心配なされるよーに、
即、通報されてボクの空手人生の幕が降りることになってしまいます。
そーなっては、ボクがチクビ星☆から地球にやって来た意味がありません。
なので、
これまで以上に、
チクビ星人の姿をひた隠し、
人間として稽古修行精進に励む所存でございます。
そして、いつか、
あなた様をはじめ、お弟子さんたち・・・
そして、
世間様があっ!っと驚く空手を創り上げ、
その「内歩進」を披露して、
通報ではなくて、称賛の渦に包まれてみたいと思います。
友よ、
あれからね、
ホントにね、
技と身体の感覚が、どんどん変わるんだよ!
おしっこチビりそうなくらい・・・
空手がますます大好き♡になっちゃったw
本当にありがとう。
チクビ星人 改め
空手狂 狂祖 咲 心太郎
咲 心太郎先生
今回のメタモルフォーゼの意味と、これからさらにご自身が何をなさっていくのかを、感覚的につかんでおられて、感服いたしました🙇
武の道に「ここまでくれば良い」と言う地点は無く、カラダを脱皮する瞬間まで、進化を続けていくコトが「道を歩く」と言うコトです。
今回、私が突然に襲撃させて頂いたのは、これもインスピレーションなのだと思うのですが、先生が脱皮するためのきっかけをプレゼントするためだったのが良く解ります🙆
先生は、これからも進化を続け、「飛行機」では飽き足らず、「UFO」に乗り込む経験もされるかもしれません🌸
その時に、私は、「その窓から何が見えますか?」とお尋ねしますので、なるべく分かりやすい地球語で、見える風景をお伝えください🌈
あなたの友 チクビ魔神改め
シアワセの電マ師K
シアワセの電マ師K様
「UFO」ですかー!w
乗ってみたいですねー!
友と一緒に♪
「シアワセの電マ」に疼く
ヘンタイの咲 心太郎