いきなり全国の休校という大決断であります。ってもう遅ぇーし。
ま、今後の大爆発のピークを少しはなだらかに出来るかもね。
でも、やっぱ満員電車をなんとかせなアカンでしょ。
子供は家にいて大丈夫でも、パパママがもらって帰ってきたら・・・。
と、毎日、報道ではロクな話がないけれど、
昨日は柔道のオリンピックの代表選手の発表をたまたま見てネ、
その井上監督の涙の会見を見て、感動してもらい泣きをしてしまったのであります。
泣きながら代表から外れた選手の名を呼ぶ、その姿に「愛」を感じたわけであります。
柔道も完全にスポーツ化したと言われて久しいけれど、
やっぱり武道、武道精神、武道家としての姿がそこにあったのであります。
そしてまた、代表に選ばれた大野って子が取り上げられて、
子供の頃に見た、篠原さんの敗戦後のインタビューに感動して影響を受けたそうです。
その篠原さんってのは、今はお笑いみたいなおバカをやってテレビに出てますが、
シドニーオリンピックの決勝で、世紀の大誤審という判定負けを喫した人であります。
その時の記者会見で「判定をどう思いますか?」と問われ、
「弱いから負けた・・・。」
と、誤審を批判することもなく、世界中の前で潔く負けを受け入れたのでありました。
これを見た、当時小学生だった子がオリンピックの代表選手になったというのです。
こういう先輩方がいてその影響を受け、こんな若い子が育つ柔道は素晴らしいですね。
いずれは、この大野って子もまた、下の世代に慕われ憧れられる存在となるでしょう。
で、何年か前に今は亡き三船久蔵さんって昔の柔道家の動画を観たんだけれど
70代で55kgのおじいちゃんが、自分より若くて大柄な相手を見事に投げ飛ばしててネ、
(あ~柔道の世界にも達人っていたんやー。)
と、衝撃を受けたんであります。
ま、この方のような柔道を取れる人は、現代にはもういねーだろーと思うけど、
本人たちが知ろうと知るまいと、ちゃんとその心は受け継がれているんですね。
さすが日本柔道です。
井上監督の自分が代表から外れたかのようにその無念さに震え泣きながら選手たちの名前を呼ぶ姿・・・その弟子を思う心、そしてシドニーオリンピックで誤審による判定負けを喫した篠原さんが少し茫然とした感じで記者会見に臨んでも、「弱いから負けた。」と負けたという結果だけを受け入れる姿・・・その闘うということを本当に知る心。これぞ、武道、武士道、さすが日本柔道である。これぞ、日本の心である。明治維新以後、外国の文化を多く取り入れるようになって、その後は戦争で敗戦を喰らって骨抜きにされ、日本の大和魂やら武道精神なんてもんはどこかへ行ってしまったかのような現代社会で、ウィルスの対策もそのまんまダメな心の対応で、ダメだこりゃ~日本!と思ったところにこの柔道界の話題である。やっぱり日本はスゲーと思ったんである。日本の心はスゲーのである。武道界に限らず、大工さんでも鍛冶屋さんでも習字でも花で茶でも・・・ありとあらゆるところに日本の心は継承されて来ているんである。今後、ウィルスが拡大し爆発しても、日本は日本の心で対応すればなんとかなるんである。外国魂に取り込まれた日本人たちには、早く日本魂に戻って欲しいと思うんである。外国魂が良くないと言っているんではなくて日本魂を忘れていることを知り、思い出して欲しのである。日本という国の日本魂は素晴らしいのである♡
師は弟子を思い、弟子は師を慕う。そして物事を一緒に為す。
その弟子が、やがて師となり弟子を思い、その弟子もまたその師を慕い・・・である。
最近は日本の武道精神に興味を持つ外国人が多くいるんだそうである。
そして日本へやって来て、空手や合気道などを真剣に学ぶ人が多いんだそうである。
そのうち・・・このままいったら・・・
日本人が外国へ行って日本の武道精神というものを外国人に習う。という時代が来るかも知れないのだそうである…アホかよ。
咲 心太郎
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