今夜も「活元ダンス☆」♪

昨日も夜は一人稽古・・・

「活元運動」ならぬ「活元ダンス☆」、

大好きな音楽をガンガンにかけて、

何も考えず、身体が動きたいままに踊る・・・

ダンスなんてやったことのないボクが、

ガラス張りのお店の中でハチャメチャに踊りまくる♪

そんな恥ずかしさなんて、どこへやら・・・

昨日も、気が付けば、

ナント!1時間!

踊ってた。w

これが超気持ちイイ~~。

やめられまへんな。

 

そんな昨日は、

踊る前にふと高校時代に聴いてた歌手を思い出して、

その音楽で踊りたいと思ったから

そのユーチューブ動画を流しながら踊った。

で、

しばらく踊っていると・・・

高校時代のことがたくさん浮かんで来た。

それで、

「今のボクの空手のほとんどは高校時代☆…だったのね・・・」

そー気が付いた。

 

ボクは中学時代からサッカーを始めて、

「プロになる。」

本気で、そー思ってやっていた・・・

親と高校受験の話になった、中学3年の時、

「ブラジルへ行ってサッカーをやりたい。」

バカにされて、全く相手にしてもらえず、

それならばと、

東京の強豪校、福井の強豪校・・・と、

「サッカーに打ち込みたい。」

というボクの本気のこの思いを

ことごとく親と先生に打ち消された・・・

「そんな学校へ行くレベルじゃない。」

と。

それは、

ボクは反抗期が来てグレてはいたが、

勉強の成績が悪くはなかったからだ。

で、

かなり、すったもんだがあったけれど、

福井の強豪校の「特別進学コース」・・・

「特別進学コースでも部活をやってもいい。」

ということで、

そこを受験して進学した。

親や先生が、

とても喜んだことをよく覚えてる・・・

 

入学してみると、

その特別進学コースで部活をやってるのはボクだけ・・・

それで、

「君はサッカーなんかやってるから・・・」

ことあるごとに各教科の先生に言われて・・・

中学卒業を機に

「これからは先生に反抗するのは辞めよー。」

と、自分に立てた誓いも2週間ほどで破り、

片っ端から先生に逆らってはキレた・・・

何度、逃げる先生を追いかけ回してやったことか。w

サッカーをやってることをワルく言うのが許せなかった・・・

その度、

生活指導の先生だった部活の顧問に呼び出され・・・

殴られ、蹴られ・・

逆らった先生のところへ謝罪に行かされた・・・

このサッカーの顧問だけには、

絶対服従!のボク・・・

そう、

ボクは戌年生まれ、

だから

ご主人様☆には逆らわない。w

そんな繰り返しのある日、

とある教科の先生が、クラスの生徒の一人に言った、

度が過ぎる冗談からその生徒が先生に文句を言ったら、

先生が逆ギレして、その生徒を怒り出した・・・

休み時間になっても、それが続いたから

別に喋ったこともないヤツだったけれど、

「オメーはインチキなんだよッ!」

ボクは、その生徒をかばって先生を怒鳴りつけてやった。

すると、

その先生は・・・

特別進学コースでは一番恐れられていた先生だったが、

ボクを誰もいない、別の教室へと連れ出し・・・

2人っきり!になった途端、胸倉を掴んで来て、

「誰に言ってるんや!こらぁ~!」

と、怒鳴りながら殴るポーズをしたから

「やれよ。殴れよ。その後で、ボコボコにしてやる・・・」

と、ボクが言うと、

突然、

先生は顔が引きつり、豹変しやがった・・・

「わ、わ、わるかった・・・」

だってさ。w

その本性は、

オオカミの皮を被った、ヒツジちゃんだったのね。w

ますます大人が嫌いになった。

けど、

またサッカーの顧問に呼び出され、

殴られ、蹴られ・・・

ヒツジちゃんに謝罪に行ったのは言うまでもない。w

全く!卑怯な連中の集まりだぜ。

今の時代だったら

即!クビ!やね。w

 

教室へ戻ると、

担任がボクのこの件について、

クラスの生徒に話していた・・・

そして、

戻ったボクを隣に立たせ、説教を始めたから・・・

ボクは、

「オレは悪くない!あの先生が悪い!」

すると、担任の先生は、

「どっちが正しいと思いますか?」

クラスの一人一人に質問をし始めた・・・

「先生が正しいと思います。」

全員の答えが、そーだった・・・

ナント!かばってやったヤツまでもが!w

「こんな奴らと、こんなところで一緒にいたくない・・・」

すぐにボクは教室のドアを蹴飛ばして出て行った・・・

そして、次の日から、

授業に出るのを止めた・・・

入学したばかりの1年生の1学期のことだった。

それは、決して、

ボクの心が悲観的になったからでは断じてない!

こんな奴らの顔も見たくない、関わりたくない・・・

「こんな奴らと同じ空気を吸っていたらオレがダメになる。」

ホントにそー思った。

逃げたんじゃない!

誰が何と言おうと、こっちから願い下げ・・・だ。

この時、

人間には2種類が存在する!

それを知った。

 

それで、

その翌日から、福井駅周辺の

喫茶店、映画館、パチンコ店、ゲーセン・・・

そんなところで時間を過ごした後、

ボクは、

サッカー!

部活が始まる時間になると学校へ行った。

そのサッカー部では、

さすがは強豪校だけあったから

あちこちからサッカー推薦で来た人ばかりだったので、

20人ほどいた1年生部員の中で、

ボクは、

一番!ヘタクソ!だった。w

1年生だけのチームでの練習試合では、

「ヘボ!」、「ジャマ!」、「辞めちまえ」・・・

まぁ、チームメイトの同級生たちにボロクソに言われた・・・

でも、

事実だから逆らえない・・・

で、

酷く落ち込んだ・・・

なっわけがねーだろw

ボクは燃えた・・・

めっちゃ心が熱くなった・・・

「くっそー!」

部活が終わって家に帰ってからも、

夜中の1時、2時頃まで、

家の中で野球のボールくらいのゴムボールで練習した・・・

それで、

ボールのコントーロールや器用な足技が凄く身に付いた・・・

また、

部活の始まる前には

10kgのメディシンボールを蹴りまくった・・・

それで、

ボールを蹴る力が大きくなった・・・

それらは、

誰に言われるでもなく、見せるわけでもなく、

ただ一人で夢中になってやってた・・・

他にもいろいろと自分で考えた練習をやった。

そして、

気が付けば、

そんな1年生の8月には、

1年生の他のメンバーをごぼう抜きにして、

レギュラーになってた♪

もう、誰もボクに文句を言えなくなってた。w

おかげで、

「やれば出来る!」

「出来るまでやる!」

この時、ボクの中に

この精神が出来たのだった。

 

そんなサッカーは、

どんどん上達して行き、

「プロになる。」

その夢はどんどんと叶うよーに思えて疑わなかった・・・

が、

3年生の春、

県選抜の選考会のメンバーからボクは外された・・・

「ウソだろ!何故だ?」

それで、

顧問に理由を問うと、

「オマエは生活態度が良くない・・・」

授業に出ないことが理由だと言いやがった・・・

「サッカーはちゃんとやってる!ボクにはサッカーしかないんです!」

何度もお願いしたけれど、却下された・・・

ボクはサッカーの推薦で大学へ進学することしか考えてなかったから、

県の選抜に選ばれないのは致命的だと思って絶望した。

そして、

この時、

いつだって、理不尽に殴られても、蹴られても・・・

そんなボクの顧問への絶対的な信頼が消えた・・・

「もう、辞めよう。」

次の日からサッカーにも行くのも辞めた。

ボクの夢が消えてしまった・・・

 

あれから

ずっと、

ボクのどこかで、

あの日、

あんな理由で、

授業に出るのを辞めたこと・・・

また

あんな理由で、

サッカーを辞めたこと・・・

それを後悔してる・・・

そー思ってた・・・

でも、

昨日、わかった。

ボクのあの選択は間違っていなかった・・・

だって、

それで、

ボクの空手が在る・・・

また、

あのサッカーで学んだことは、

ボクのこの空手を育てるための「予行練習」・・・

また、

あの存在のアイツらのその冷たい態度は、

ボクにアイキ♡の道へと進ませてくれる「種」だったのだ。

だから

あの時は「夢」を捨てちまったけど、

今度こそは・・・

 

なんてさ、

昨日は、踊りながら

しみじみと振り返っちまってさ、

オレも歳を取ったもんだ。w

だから

今夜も「活元ダンス☆」を踊ってさ、

若返ってみせるのだー。

ボクの身も心も、

真っ直ぐだった・・・

「あの頃」のよーに。

 

咲 心太郎

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