総合格闘家が合気道の先生とコラボしてる動画がアップされていて、
現役バリバリの戦闘能力を持った格闘家と、
おじいちゃんがスゴい合気道の達人だった、その孫の先生と、
いったい、どんなことになるんだろーと興味津々で観てみたのである。
が、やっぱりねーの予想通りで、期待外れだったのである。
ま、この先生のおじいちゃんや、おじいちゃんの師匠がやってれば、
この総合格闘家の方も、眼ん玉が飛び出るくらいの体験が出来たであろーが、
残念ながらそのお二方はこの世にはいないし、いてもこんなことはやらねーのである。
動画の途中で、格闘家の方が、
「本気になったら耐えられると思う。」
と、この先生の技は効かないと暗に示したのである。
それは「合気」ではなくて、ただの技術、「力技」だから効かないのである。
「力技」で活躍してる現役格闘家に合気道の「力技」が通用するわけがねーのである。
保育園児が大人に挑むようなもんである。
「合気道」VS「空手」とか、「空手」VS「柔術」とか・・・
まぁ、異種格闘技戦に興味を示す人が多くて、
「達人」VS・・・なんて、もっと興味を示す人が多いのである。
が、「達人」が試合に出た前例はなくて、表舞台にはほとんど出て来ないのである。
でも、「達人」がお弟子さんなどを吹っ飛ばす映像などはよく見かけるので、
ワタシの周りの知人友人にも、
「オレにやれたら信じる。」とか「どーせ、やらせだろ。」
と、言う人が多いのである。
が、こういう意識界、精神界、心の世界には「合気」は働かないのである。
「合気」は、「個人が持ってる力「ではなくて、「人間に働く力「なのである。
というか、「達人」は、こういう人間を相手にしないのである。
「達人」は、自分とその技を信頼してくれるお弟子さんたちに
その「技」を通じて、「心」の在り方や、ある「力」を伝えているのであって、
闘いを挑んで来た相手を制圧するとか、自分をスゴいと思わせるなどということには、
最早、まったく関心がないのである。
その究極が、自分に挑んで来るような方々とのご縁が完全に無くなるのである。
「達人」はここを目指すのである。
で、この合気道の先生は、おじいちゃんが亡くなった後に合気道を始めたらしくて、
もしかしたら、おじいちゃんの「合気」を喰らっていないかも知れないのである。
「合気」は実際に喰らって回路が開かないと、働くようにはならないのである。
で、その開いた回路を生涯において大きくしていくのが稽古であり修行なのである。
まぁ、今後、奇跡的に遺伝子の力と努力次第では、働くようになるかも知れんが。
ちなみに、少々、「合気」が出来るようになったワタシでも、
この格闘家には、「まだ効かねーだろーなー」と思うのに、
こんなスゲー家系の先生が、自ら動画で世界中に恥を晒しちゃいけないのである。
天にいる、スゲーおじいちゃんが悲しむのである。
と言っても、今はまだ「合気」を知らねーのだろーから、
恥を晒したなんて思うわけもなく、良い経験になったとか思ってるんだろーね。
「自分を殺しに来た人間と仲良しになる」
この先生のおじいちゃんの言葉である。
こんなスゲーおじいちゃんの跡を継ぎ、この境地を目指すのであれば、
まだ、そのレベルなのに、格闘家と動画を撮ってる場合ではないと思うのである。
合気道家と合気道屋、「家」と「屋」は違うのである。
「家」が大きくなって「屋」になることはあっても、
「屋」が「家」になることは、ないのである。
あ!最初からおじいちゃんが残した「屋」を背負ったのだから仕方ねーか。
でも、「家」を先に背負った方が良かったのにね。
と、「家」がどんどんいなくなるなぁ、政治家もいなくて政治屋ばかりだし・・・。
で、このおじいちゃんとその師匠が伝えた「スゲー合気」は失伝するのかねー。
あ!孫じゃなくて、きっとお弟子さんが受け継いでいるよね。
お願いだから失くさないでね。
咲 心太郎
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