「肚から足が生えているような感じで蹴れ!」・・・この感覚の先っちょだけは、絶対に離さない!

この前の土曜日の稽古の時。

 

ミット稽古が全て終わった後、

デザート感覚で行うマスマススパーで、

タローさんと組手をしました。

 

最近では、基本稽古の時間が多くなり、

組手稽古の時間が少なくなっているので、

なかなか組手をする機会がなく、

さらには、その日の道場生が奇数の時にしかタローさんは組手に入らないので、

土曜日は久しぶりにタローさんと組手ができて嬉しかったです(^o^)

 

しかし、

内回し蹴りを出されたり

中段と見せかけて下段を出してきたりして、

翻弄されっぱなしでした・・・(笑)

 

本当にこの人は50代なのか・・・

 

まだまだ、敵わないようです。

 

トホホ・・・

 

そうして、翻弄されまくりのマスマススパーが終わり、

最後に挨拶をして、

各々が着替えをしている時に、

タローさんが、

「下段回し蹴りと中段回し蹴りの見分けがつきにくくなってきたな。蹴りのキレも上がったし。」

と言われました。

 

やった〜\(^o^)/

 

「稽古を続けてきて良かったな」と思える瞬間です。

 

どうやら、少しずつではありますが、

「肚」から蹴りが出せるようになってきたようです。

 

やっぱり、継続ですね。

 

ただ、実はボク、

下段回し蹴りと中段回し蹴りが大が付くほどの苦手種目でした。

 

今でこそ、10発中の半分以上、

スパンッ!

というキレのある蹴りが出せるようになってきたのですが、

昔は、ミットに向かって蹴ろうとすると、

つい脚に力が入ってしまい、

ドスッ

のような、鈍い音の筋力を入れた蹴りしか出せませんでした。

 

しかし、

タローさんが、

「肚から足が生えているような感じで蹴れ!」

「肚を動かす前に手は動かさない!」

など、肚から動き蹴りを出すことを徹底して指導してくれたおかげで、

「肚から蹴りを出す」

という感覚が、少しだけ分かってきました。

 

また、

先日東京に行ってしまった奏ちゃんなんか、

下段も中段回し蹴りも、

スパンッ!

スパンッ!

と、強烈な音を立ててミットを蹴っていたものです。

 

もちろん、組手の時の蹴りも強烈でした(笑)

 

そんな奏ちゃんの蹴りを見ても、

勉強させてもらっていました。

 

どうしたら、あんな蹴りが出せるのだろう・・・

 

奏ちゃんの動きをマネしてみたり、

「とりあえず肚から動く!」と決めて蹴ってみたりと、

とりあえず、なんでもやってみました。

 

そしたら、最近、

これかな?

という感覚が出てきました。

 

これが合っているかどうかは分かりませんが・・・

 

ただ、

そこへ今回、タローさんから、

蹴りについてご好評いただけたので、

たぶん!この感覚で合っているのだと思います(笑)

 

咲心館になってから、

1年半稽古してきて、

や〜っと、少しだけ見えたこの感覚の先っちょを、

絶対に離さないように、これからも継続していかなければ!

 

そして、

いつの日か、

タローさんを翻弄できるようになりたいな〜

 

なんてね。

 

咲 心次郎

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