無駄な「ステイホーム」を・・・

道場稽古もやれねーし、自粛ばっかじゃねー、人間が腐っちゃうよ。

「人間」の意味がわかってんのかよ。

で、ゴールデンウィークは近くの山へ空手の仲間を誘って登山をしよーかと思ってたら

登山で遭難した方がコロナ感染疑いで、

「何で今、登山しなくちゃいけないの。」「迷惑を考えろ。」「我慢してるのに。」

と、ネットでボロクソに叩かれているんである。

まぁ、何かあったらすぐに叩くのも、どーかとも思うんであるが、

コレを見ちゃうと、山にはコロナ以外の危険もいっぱいであるから

何かあった場合を考えると、さすがに仲間を誘う勇気はなくなるのである。

で、結局、遭難した方は感染してなかったそうであるが、

ゴールデンウィーク中に登山を自粛させるためのPCR検査だったんじゃねーの。

何で元気な登山者をPCR検査なんかすんだよ。当てにならねー検査をさ。

で、何が何でも、とにかく「ステイホーム」ということである。

ま、ワタシは一人稽古であっても空手さえやれたら嬉しいから、叩かれようとも、

ワタシの空手の一環である登山も、近々一人で行ってみよーかと思うのである。

他人に迷惑をかけないで生きている人間がいるのならお会いしてみたいもんである。

そんな変わりモンのワタシのところへ、今日も75歳のSさんがお稽古に来たのである。

また狭い事務所の片隅で、二人並んで一緒にやるんである。

もちろん3密の本部道場である。ココしかねーから仕方ねーのである。

で、ワタシが空手で出来ることが100あるとしたら、1か2くらいのことをやってるのに

毎回、Sさんはめちゃくちゃ喜んでくれるのである。

「5月もこーやって教えてくれるかー?」

と、早くも来月分のお月謝を渡してきたので、

「お亡くなりになるまで、やろーね。」

と、ホントは月謝は要らないけれど、有り難い気持ちで答えたのである。

「早よ、孫に見せられるようになりたいなー。」

と、言ってがんばっているのである。

ワタシは、そんなSさんの役に立ちたいのである。

そんなワタシらの生き方は間違ってるかね。

75歳にして奮起して空手家デビューした人に、

「コロナの今は空手をやるべきではない!」なんて言わんといてね。

1日1日を大切に生きてんだから。

毎日毎日、命を守るために!と不安を煽って自粛を促し、

山へ行くことも川へ行くことも海へ行くことも・・・

どこにも行かず家にいろ!も、わからんでもないけれど、

「何のための命か?」

「何のために生きるのか?」

「何故?生まれてきたのか?」

「生きるとは何なのか?」

「何故?コロナが怖いのか?」

どこへも行けない自粛引きこもりのゴールデンウィーク中に考えてみたいもんである。

無駄な「ステイホーム」を・・・無駄にしないようにね♪

咲 心太郎

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