「何かよーわからん話」。

昨日、稽古場に着くと、まだ若いお弟子さんが、

「丹田ってあるんですか?」

と聞いてきたのである。

「あるよー♪」

と答えたのである。

って、ホントにあるの?

武道の世界では、よくこの「丹田」をはじめ、

「正中線」、そして「氣」という、なんかよーわからんモノを大切にするのであるが、

これらは、現代科学では、まだ証明も定義もされていないから、

一般の人には、これらとの縁も、これらの存在も「無い」のである。

で、そーゆー人たちには、

「インチキだろ。」とか「胡散臭い。」とか、あまり好感を持たれないのである。

が、昔から、武道や気功やヨガや神道仏道などの世界の人の中に、

「人間には、何か見えない凄い力やモノが在るゾ。」

と、気づいた方々がたくさんいるわけである。

が、「在るにはあるが、何かよーわからんモノ」であるから、

その世界やその人それぞれで、表現の仕方が違うのである。

で、この「何かよーわからんモノ」が在ることを知った咲心太郎の

「何かよーわからん話」をしてみるのである。

この何かよーわからん「氣」というモノが、この宇宙の中の隅々まで充満していて、

この「氣」というモノの中で、すべてが生かされているのである。

これは海の水の中にいる魚みたいなモンで、水がないと魚もいないのと同じである。

この「氣」は何かを創ったり、動かしたり、消し去ったり・・・

それ自身が何かしらの意志を持った、宇宙の全てのエネルギーなのである。

で、人間にも、この「氣」が流れているから存在しているわけで、

その人間の「氣」の溜まり場、エネルギーセンターが「丹田」なのである。

また、宇宙と身体のエネルギー交流の通り道が「正中線」である。

宇宙から来る「氣」が「正中線」を通って人体に流れ、「丹田」に集まるのである。

また、「正中線」から身体に溜まった「氣」が宇宙へ放出されもするのである。

で、宇宙から来た「氣」が、いろんな人体や物体を通じて、いろんな経験をして、

また宇宙へと還っていく・・・この繰り返しで宇宙は進化成長するのである。

なので、宇宙を創造する、この「氣」の流れが大きければ、

エネルギーの量が多いということになるので、

その人生での活動は「氣」が大きければ大きいほど、大きくなるのである。

「氣」の流れが大きくて、良いことをすれば、とても良い人生になるし、

「氣」の流れが大きくて、悪いことをすれば、とても悪い人生になるのである。

なので、悪い人間が「氣」の流れを大きくすると、ろくなことにならねーのである。

で、「氣」の流れを大きくする場合には、良い思考、良い心も育てないとダメである。

また、ひっそりと暮らしたければ、「氣」をデカくしないことである。

逆に「氣」が小さいのにデカい夢を見ると苦しむことになるだけである。

「己の分を知る」とは、自分の「氣」の大きさを知ることでもある。

ちなみに「氣」の流れが良くなれば、身体の健康度はかなり増すのである。

と、これは、あくまで咲心太郎が学んで知った自論である。

この自論に自信はある!が、確証がねー!のは言うまでもないのである。

日本には、元気、勇気、ヤル気、気遣い、気づく、気配、気配り、気が重い、

気になる、気が滅入る、気違い、気が合う、気にしない、気が狂う・・・

もう、たくさんの「気」という字が使われていて、

日本人にとっては「気」とは身近なものなのである。

が、

「気」と「氣」の違いって知ってるかい?

これは、敗戦後に漢字の見直しを外国の方にされてしまったそーで、

「気」・・・〆

「氣」・・・米

「気」や「氣」の上の部分はエネルギーのことだそーで、

〆は締めるで、「気」の字は、エネルギーを閉じ込める。

米は八方位で、「氣」の字は、エネルギーを放つ。

という意味なんだそーである。

戦争に勝ったにもかかわらず、外国の方々は、日本人のことを恐れたそーである。

で、そのパワーを閉じ込めるために「氣」」を「気」に変えたそーである。

で、今や、「氣」はほとんど使われることなく、「気」が主流になって、

ほぼヤツらの思い通りの日本と、日本人になったのである。

なんも、めでたくねーぞ。

でさ、もう一度、「氣」を信じてみないかい?

その「氣」が働く心を「大和魂」とか呼ぶそーである。

と自論を公開したので、

これからはこのブログでは「気」の字は使わねーことにします♪

では、また、お元で♪

咲 心太郎

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