「究極の優しい手♡」・・・ボクは、あの腕!になってることだろー。

昨日は咲心棒☆体操と合気のお遊び♪の稽古日だったけど

今日の稽古をやる施設が祭日は休館なので

咲心棒☆体操の後は、空手の稽古をやることにした。

で、

この咲心棒☆体操をやった後に空手の基本稽古をやると

もの凄くイイ♪

各技をやると身体の動きがいつもと全然ちがう・・・

肘打ちなんて、肩の引っかかりが全く無くて、

(この肘打ちヤバくね?)

我ながら、その自分の技と、

自分がいろんなモノをパクって考案したこの体操に感心した。

 

30代の後半までは、

高重量のバーベルで筋トレをやったり、

コンクリート壁をド突きまくったり、砂袋を蹴っ飛ばしたり・・・

まぁ、今にして思えば、

身体を固くするような稽古ばっか!

やってた。

柔軟体操さえも、

これでもか!ってくらいに無理やりに伸ばして

これも筋肉を固めるということを知らなかった始末だw

それが「アイキ♡」を知り、

「脱力」から始まって・・・

今では「背骨」に到達した。

 

そんなボクは、

30代の後半に「脱力」に興味を持ったものの

何をどうすればいいのか?もわからずにやってたのだが、

40歳の時に出会った、保江先生の腕を掴んで

初めて「愛魂♡」の技をいただいた時に

(え⁉先生の腕が無い!)

目からはボクの手が保江先生の腕を掴んでるのが見えるし、

手の平からは保江先生の皮膚に触れてる感触がある・・・

なのに

その触れてる部位以外は空気!

何も無い!

ってか

目の前に保江先生がいるのにいない!?

そんな言葉では上手く表現が出来ないほどの感覚・・・

いや、

何も感覚が無かった!

これが正しいのかも。

ホントは誰にもわかりやすい表現の言葉がある・・・

だけど、ここでは言えない。

それで、

その時、ボクは、

(人間って、ここまで脱力が出来るのか!!)

経験したことのない衝撃を受けた。

 

それ以来、ずっと、

ボクは、あの時の保江先生の腕を目指して生きている。

あれが「究極の優しい手♡」だと思ってる。

で、

いつも、動画の撮影でボクのアイキ♡の技を喰らっている

ジローの感想によれば、

ボクも、あの腕!に近づいているよーには思う・・・

だけど、

何せ、その自分に触れた感触を知ることは出来ないから

例え、あの腕!と同じになったとしても、

ボクは、それを一生、知ることは出来ない・・・

また

もちろん、まだ、あの腕!にはなってない!

そう思う。

ボクは、まだまだ優しさが足りん。

そのことを知ってる。

 

でも、

あれから12年目になった今、

それまでとは全く違う、身体や心の使い方になった。

「脱力」とは「緩めること」

身体や心を緩めるほどに

身体の深層部分を使えるようになるよーだ。

これがまた

深層というだけあって、

奥が深い!

ある深層を使えるようになると

さらに新たな深層が使えるようになってくる・・・

ここ数年、ずっと、その繰り返しだ。

だから

オモシロくてやめられない。

また、

「抜き」の技というのは、

間抜けになる⁉

という

関節の間の力を抜く!のだけれど、

人体には、

200個以上の関節が在ると言う・・・

ボクが今、やってる「抜き」は、

膝、骨盤、首、肩、肩甲骨、肘、手首、指・・・

やれる関節の数は、せいぜい10数個だ。

これは

まだ200個以上、使えてない関節がある!

ということだ。

また

この関節の「抜き技」は、

膝と骨盤とか、関節を2つ、3つ・・・と、

「合わせ技」に出来て、

関節を合わせて抜いて技をやると、それが強力になる・・・

ということは、

200個以上ある、全ての関節を組み合わせたら・・・

もう、

無限じゃね?

ってくらいの技が出来るはずだ。

だから

200個と言わず、50個くらいの関節を使えるようになっても

いったい!どんだけの技が出来るんだ?

すごくね?

ヤバくね?

ワクワクしない?

だから

ボクはやり続けるんだ。

死ぬまでにどこまで行けるか?

って。

そして、その内、いつか・・・

知らん間に

ボクは、あの腕!になってることだろー。

そして

あの心!にも。

 

人間は不思議と神秘に満ちている☆

 

こんな人間というものを

誰がお創りになったかは知らねーが・・・

感謝します。

 

咲 心太郎

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