そっちを向いてるとさ・・・あっちへ行っちゃうぞ・・・こっちへおいでよ。

さっきね、

お店の前でさ、80代?くらいのおじいちゃんが

あっちへウロウロ、こっちへウロウロしててさ、

雨が大降りになって来たから雨宿りしてんのかなと思って放っておいたら・・・

ドン!

て音がしてさ、見てみたら・・・

お店の正面のガラスに頭をもたれて倒れそうになっててね、

「大丈夫ですか!」

って、慌ててお店の外へ出て、身体を抱えて支えたらさ、

「ちょっと、何か、ヘンなんや。」

って言うからさ、

「救急車を呼びますね。」

って言ったらね、

「救急車は呼ばないでくれ。」

だってよ。

 

で、お店の椅子に座らせて、

「電話を持ってますか?」

「持ってない。」

「家の電話番号はわかりますか?」

「わからん。」

「家はどこですか?」

「団地。」

まぁ、外国人を相手に話してるのかよ!ってなお返事でさ、

で、ようやく、財布の中に奥さんの携帯の番号を見つけてさ、

電話をしたら、

「すみませんね。今、迎えに行きます。」

 

で、奥さんを待ってる間にさ、

「病院で一度、診てもらった方がいいですよ。」

って言ったらさ、

「病院はいつも行ってる。」

「年を取るとアカンな。」

「迷惑をかけるばっかりや。」

「勝手に身体が前に行ってしまうんや。」

「頭もボケて来て、どうにもならん。」

「また、帰ったら家内に怒られる。」

まぁ、愚痴のオンパレードです。

で、待つこと20分、

ようやく奥さまが来たんですが、

傘と長靴を手に持って、こちらもやっとこさ歩いて来たようで・・・

なのに

「長靴は要らん。」

だってさ。

愛は受け取れよ、じじい。

で、2人で仲良く⁉寄り添ってヨタヨタと帰って行きました。

これから大丈夫かね。

 

これが長寿大国ニッポンの現状である。

長寿であっても健康じゃない!元気じゃない!

年を取れば、これが当たり前である。

病院通い、もしくは福祉施設、そして他人のお世話になる

どなたも、それが普通で当たり前だと思っているのである。

 

これが正常だと言うの?

どう考えても異常だろ!

何とかしようとは思わないの?

いずれ、オレもこんなんなるの?

そんなのは絶対にイヤだ!

 

ボクは、ここ15年以上、指の脱臼をハメてもらった、たった一度以外・・・

もう、ずっと、病院へは行ってないし、

年に1度か、多くても2度くらい、市販の胃薬を飲むくらいで、

薬も飲んでいません。

そんなボクを知る知人や友人たちは、

「ちょっと異常やろ。おかしい奴だ。」

とか

「病院へ行って、一回検査を受けろよ。」

って言ってくるんですけどね、

 

異常なのは、病院へ行ってる、そっちだろ!

 

病院へ行かないでもさ、めちゃくちゃ元気に過ごしてる人間が

異常な人間に扱われるってどうなのよ!

みんな、知らない間に洗脳されちゃったね・・・

それすらも気づきもしないし、

こんなことを言うボクは、ますます異常な人間に思われるんですね。

 

病院へ行かなくなってからも、

ボクは怪我や病気を何度もしてますが、

その全ては治療も薬も無しで治っています。

でも、ボクは、

これまでに身体のこと、薬のこと、免疫力や自然治癒力のこと、脳のこと・・・

西洋医学と東洋医学の違い、そして氣のこと・・・

もう、たくさんのことを学んで来ました。

そして、学んだことは実践して生きています。

だから、

今日までは、病院へ行かず、薬も飲まず、

それでも、病気や怪我が治り、

それどころか、

以前よりも、風邪も引かなくなったし、お腹も壊さない・・・

さらに、

20代、30代の頃よりも、身体のいろんな部位を使えるようになった・・・

51歳の今が、一番、凄く身体を動かせるんですね。

まぁ、白髪が随分と増え、シワも少しずつ増えたりと、

たしかに老化現象も現れているけどね、

別にさ、白髪やシワは、生活や空手に支障をきたさないよね。

で、本当にどうしようもない時は病院の世話にならないといけないと思うけど、

今は、何でも異常なくらいに病院や薬に頼り過ぎなんじゃね?

で、ますます、弱い身体、治らない身体になってると思います。

脳と心を知れよ。

 

だから

こんなボクは、自身で身を持って示しながら

病院や薬に頼らなくても元気でいられる人間を増やしたい。

そんで、

健康長寿大国ニッポン♪

ボクが80歳、90歳・・・になった暁には、

元気な老人ばっか!

そんな世の中を心から願う・・・

それが咲心館の空手です。

 

そっち向いてないでさ、

こっちを向いてよ。

そっち向いてるとさ・・・

あっちへ行っちゃうぞ・・・

こっちへおいでよ。

 

咲 心太郎

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