長年、身体を緩ませることに励んで来て、
技に「重さ」を乗せる、つまり「重力」を使うということがわかったのである。
ワタシは、この「重力」が、人間が使える最高の力なんじゃないの?と思うのである。
で、身体を緩めに緩めて「重力」をどんどん感じるようになって、
体重55kgほどの成人男性としては軽い身体なのであるが、
けっこうな「重さ」を相手に伝えられるようになれたのである。
とはいえ、まだまだ力みがあるのがわかっているから、まだまだ重くなれるのである。
で、身体を緩ますことにますます励むのである。
緩ませることは、健康にも大変よろしいのである。
と、そんな先日、またまた神のお告げ♪である。
「重力」に調和し過ぎると身体が痛くなる。
ってな情報が、突然やってくるのである。
ビ、ビ、ビ・・・
身体に電気が走ったのである。
「オレ、身体のあちこちが痛いのは、重力と調和し過ぎやったんや。」
で、さらに、
「重力」に抗う運動もしなくちゃいけない。
凄いねー、神のお告げ♪は。
まぁ、ここ10年は、正中線以外は、「下へ下へ」とやってきて、
「上へ上へ」なんて考えたこともなかったのである。
とにかく、
重たい身体☆
を創ることに励んで来たのであるが、
それで重くなったから、当然、深層筋にかかる負担が大きくなったのである。
武の技には「重さ」、この「重力」を使うのは外せないので、
表層筋をいかに使わないかを追求してるのだけれど、
ワタシはのめり込む人間なので、日常生活でも表層筋を極力使わず、
深層筋で立つ、動く・・・をずっとやってきたのである。
で、深層筋が、
「いい加減にしてくれよー。」
ということで、神ちゃまに訴えたのである。
で、「表層筋も使わなアカンわな。」と思ったわけであるが、
「武を死ぬまで追求する。」
と、覚悟を決めて生きている、変人の咲心太郎が、
「重さ」を捨てるはずもなく、まだまだ深層筋に頑張ってもらうのである。
と、神ちゃまに逆らってでも、武を追求するのである。
とはいえ、深層筋がくたばったら元も子もないので、
表層筋を使う運動もすることにしたのである。
シャドー縄跳び、自重のスクワット、ジャンプ・・・
まぁ、どれも、1分とか10回とか・・・
キツくない程度でやるのである。
で、今日で3日目なのであるが、
おー、なんか身体が軽いゾ♪
ん~、やっぱり「重さ」を捨てて、身軽さを目指そうかね・・・。
おいおい、オマエの覚悟って、軽過ぎじゃね?
じゃ、「身軽で重たい身体」にしよう。
出来るのかねー、そんなこと・・・
やってみまーす。
咲 心太郎
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