今日も今日とて、昨日のブログの続きでございます。
まだPart①を見ていない方は↓から
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カナダに無事に着き、
時差の影響で、
とてつもない睡魔に襲われ、
泥のように眠ってしまった僕は、
部屋の窓のすき間から差す太陽の光によって、
目覚めました。
目覚めた瞬間は、
「ここドコ?」状態で、
自分がカナダにいることに気づくまで、
30秒ほどかかりました。
そうして、
ようやく自分がカナダにいると再確認し、
部屋から出て、
リビングの方へ向かって歩き出しました。
リビングへ行くと、
70歳の上司だけがソファーに座っていました。
「おはようございます」
と一声かけると、
「お前の飯は俺が作っといたから、キッチンに行って自由に食べろ」
と言われ、キッチンに行ってみると、
目玉焼きとサラダ・鮭・インスタント味噌汁・ご飯が並べられていました。
ありがたい・・・🙇
実家ぐらしの僕は、
自分でご飯を作った経験がほとんどなかったこともあり、
自分で朝飯を作らないといけないのか・・・
と思っていたのですが、
その上司の人は、
面倒見の良い人だったので、
僕ともう一人の上司の分まで、
朝ごはんを作ってくれていました。
そうして、
僕達のために作ってくれた朝ごはんを食べるところから、
僕のカナダ生活1日目が始まりました。
朝ごはんを食べ終わると、
その日は早速、
工場の下見をしに行きました。
工場までは、
徒歩3分ほどで着く距離だったのですが、
僕が運転に慣れるために、
車で工場まで向かうことにしました。
車だと30秒もかからないうちに着いてしまうので、
あまり運転の練習にはならなかったのですが・・・
そうして、
工場に着き、
「フォアマン」
と呼ばれる、各部署のリーダー的な人に挨拶をしに行きました。
僕の拙い英語での挨拶が、
通じるか心配だったけれど、
変な顔をすることなく、
快く僕を受け入れてくれました。
その後、
工場を見学することになり、
大ベテランである70歳の上司の後に、
金魚のフンのように付いて歩き、
ここでは、この仕事を、
ここでは、この時間までにこの仕事を、
のように、加工工程を教えてもらいました。
そんなこんなで、
フォアマン達への挨拶と、
工場見学で僕の2日目のカナダ生活は、
あっという間に、幕を閉じました。
そうして、
カニ漁が始まるまでの1ヶ月近くを、
工場の機械の整備をしたり、
フォアマン達とのコミュニケーションを取ったり、
資材の発注をしたりなど、
準備に費やしました。
その間に、
僕と同期?というか、
当時、一緒に働いていた友達も後から遅れてカナダに到着して、
いよいよカニ漁も始まるということで、
内心めちゃくちゃワクワク・ドキドキしていました。
だけど、
それは幻想でした。
いよいよ、
僕史上、一度も味わったことのない、
地獄の日々が始まることになるのです。
Part④へ続く。
咲 心次郎
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