ブリブリざえもんから学ぶ「本当の宝」

昨日のブログに続き、

今日もクレヨンしんちゃんから学んだことを、

書いていこうかと思います。

 

まだ、昨日のブログを見ていない方は↓

クレヨンしんちゃんから学ぶ「大人」と「子供」の違い
いきなりですが、 僕は、 「クレヨンしんちゃん」 が大好きです。 ご存知かと思いますが、 クレヨンしんちゃんは、 5歳児とは思えない発想力とギャグセンスを持つ、 ちょっとお下品な男の子の日常を描いたアニメです。 大半がお笑い系だけど、 中に...

 

ご存じの方もいるかと思いますが、

クレヨンしんちゃんには、

たま〜に、

ブリブリざえもん

という、しゃべるブタ🐷さんが出てきます。

 

このブタさんは、

作中の中では、

「救いのヒーロー」として、

しんのすけがピンチの時に現れるのですが、

それは、名ばかりであって、

ほとんど人助けをしません。

 

むしろ、

「救いのヒーロー」として出てきたとしても、

相手が強いと判断するや否や、

しんのすけを裏切って、

相手側に寝返るほどの卑怯者です。

 

そして、

最終的には、

味方が一人もいなくなり、

両方からやられて出番終了

というのが、ブリブリざえもんが出てきた時のオチなわけです。

 

しかし、

劇場版クレヨンしんちゃんの中に、

ブリブリざえもんが主役の映画があるのですが、

その作中に、

「ブリブリざえもんの冒険」

という、「ブリブリざえもんがなぜ救いのヒーローになったのか?」

が描かれているシーンがありました。

 

その動画は↓

ここから先は、

動画を見てからじゃないと、

ネタバレになってしまうので、

ぜひ、動画を見てみてから、

読み進めていただければと思います。

 

ちなみに、4分程度の動画なので、お時間ある方はぜひ見てみてください。

 

 

 

 

 

 

見ていただけましたか?

 

この動画から何を感じ取れたのかは、

この動画を見た人によって、それぞれ違うかと思いますが、

僕は、

他人が幸せを感じた時に、自分も幸せを感じられる

ということを学びました。

 

動画の中で、

ブリブリざえもんが、

お宝山の頂上へ、

お宝を探しに行く道中に、

泣いている3人の女性が出てきたかと思います。

 

1人目は、レースクイーンで、

履いていたハイヒールのかかとが壊れてしまって、歩けなくなってしまい泣いている女性でした。

 

しかし、

そんなことよりも何よりも、

早くお宝をゲットしたいブリブリざえもんは、

無視して先に進もうとするのですが、

レースクイーンがあまりにも泣きわめくため、

仕方なく、

そのハイヒールを直してあげました。

 

すると、

そのレースクイーンは、

ハイヒールを直してくれた「お礼」として、

F-1のチケットをくれました。

 

そうして、

機嫌が良くなったブリブリざえもんは、

またお宝山の頂上へ向かって歩き出しました。

 

すると、

また泣いている女性が現れました。

 

この2人目の女性は、OLで、

会社で使っているコピー機が、壊れてしまって泣いている女性でした。

 

しかし、

そんなことをしている余裕は、

ブリブリざえもんには、ありません。

 

一刻も早く、

お宝が欲しいブリブリざえもんは、

次は見つかるまいと、

草むらをかき分け遠回りして、

気付かれないように行くのですが、

結局見つかってしまい、

ここでも仕方なく、

コピー機を直して助けてあげることに。

 

すると、

そのOLは「お礼」として、

居酒屋ドリンク無料券をくれました。

 

先程のレースクイーンにもらったF-1のチケット、

今回もらった、居酒屋ドリンク無料券、

ここでブリブリざえもんは、

「良いことをすれば「お礼」がもらえる」

と思いました。

 

そうして、

今度はルンルン気分で、

またお宝山の頂上へ向かって歩き出しました。

 

すると、

今度は、道端で5歳くらいの女の子が泣いていました。

 

ブリブリざえもんは、

その女の子を見るや否や、

ダッシュで女の子に近づき、

「どうしたの?」

と聞きます。

 

すると、女の子は、

「お腹が痛いの・・・」

と言いました。

 

しかし、

「助けたら何くれる?」

とブリブリざえもんが聞き返すと、

「私は何も持っていないから、何も「お礼」はできないの・・・」

と言いました。

 

その言葉に、

ブリブリざえもんは、

「じゃあ、ダメだ!」

とブチ切れて、

女の子を無視して、

プンプンで頂上に向かってしまいます。

 

これまで助けてきた女性は、

2人とも助けたことに対しての「お礼」をしてくれたのに、

「こいつは何も「お礼」をくれないのか!」

と思ってしまったわけです。

 

しかし、

その途中に、

「薬局」

がありました。

 

すると、

ブリブリざえもんは、

頂上へ行く足を急に止めて、

その薬局の中に入っていき、

「F-1のチケットと居酒屋ドリンク無料券で、お腹を治す薬を譲ってくれ」

と言いました。

 

そして、

またお腹が痛くて泣いている女の子の元へ行き、

一言、

「はい。」

と言って、お腹を治す薬を持っていくのでした。

 

もちろん、この女の子からは、何も「お礼」をもらえませんでした。

 

そうして、

お宝山の頂上へ着いたブリブリざえもんだったのですが、

結局、お宝山の頂上に、お宝はありませんでした。

 

何もお宝を手に入れられなかったブリブリざえもんは、山の頂上で、

「宝も無かったし、F-1のチケットも居酒屋ドリンク無料券も無くなっちゃった・・・」

そう思いました。

 

しかし、

道中を振り返ってみると、

泣いていた3人の女性は皆、

助けてもらった後に、

「ありがとう」

と言って、嬉しそうに「笑顔」で、感謝してくれていたことを思い出しました。

 

この時、

ブリブリざえもんは、

その嬉しそうに「ありがとう」と言っている3人の女性の「笑顔」を思い出しながら、

「そうか・・・これが・・・」

と、言って幸せな気持ちになるのでした。

 

結局、山の頂上には、

金銀財宝なんておろか、

お宝の一つもありませんでした。

 

しかし、

ブリブリざえもんの心の中には、

ここまで来る途中で泣いていた女性3人を、

自分が助けてあげたことにより、

「ありがとう」と嬉しそうに「笑顔」で、

「感謝」している姿が残っていました。

 

このお宝山の頂上で手に入る「本当のお宝」とは、

金銀財宝なんかではなく、

はたまた、

泣いている女性を助けてあげたことでもらえる「お礼」でもなく、

助けてあげた女性達の「笑顔」

だったのです。

 

人は、

何も「お礼」がもらえなくても、

助けてあげた人が「笑顔」になってくれれば、

それが、

自分の幸せ(本当の宝)になる

と、ブリブリざえもんから教えてもらいました。

 

もしかしたら、

またこれも、

タロさんが言う「無償の愛♡」というものかもしれませんね。

愛が歪(ひず)む・・・それが人生!っちゅうもんである。
今日も午前中は道場稽古を楽しんで、 午後からは、のんびりと筋トレや一人稽古を楽しんでるのである。 で、さっき、お店の中で鉄アレイなんかを振っていたら、 お店の前のアパートに住む20代くらいのお姉ちゃんのところへ どーやら彼氏ちゃんが遊びに来...

 

クレヨンしんちゃんは、

おバカアニメだと思っている方も多いかと思いますが、

「人生で大切なこと」が描かれている作品も多いので、

お時間ある方は、ぜひ見てみてくださいね。

 

それでは。

 

救いのヒーロー 咲 心次郎

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