昨日のブログに続き、
今日もクレヨンしんちゃんから学んだことを、
書いていこうかと思います。
まだ、昨日のブログを見ていない方は↓
ご存じの方もいるかと思いますが、
クレヨンしんちゃんには、
たま〜に、
ブリブリざえもん
という、しゃべるブタ🐷さんが出てきます。
このブタさんは、
作中の中では、
「救いのヒーロー」として、
しんのすけがピンチの時に現れるのですが、
それは、名ばかりであって、
ほとんど人助けをしません。
むしろ、
「救いのヒーロー」として出てきたとしても、
相手が強いと判断するや否や、
しんのすけを裏切って、
相手側に寝返るほどの卑怯者です。
そして、
最終的には、
味方が一人もいなくなり、
両方からやられて出番終了
というのが、ブリブリざえもんが出てきた時のオチなわけです。
しかし、
劇場版クレヨンしんちゃんの中に、
ブリブリざえもんが主役の映画があるのですが、
その作中に、
「ブリブリざえもんの冒険」
という、「ブリブリざえもんがなぜ救いのヒーローになったのか?」
が描かれているシーンがありました。
その動画は↓
ここから先は、
動画を見てからじゃないと、
ネタバレになってしまうので、
ぜひ、動画を見てみてから、
読み進めていただければと思います。
ちなみに、4分程度の動画なので、お時間ある方はぜひ見てみてください。
見ていただけましたか?
この動画から何を感じ取れたのかは、
この動画を見た人によって、それぞれ違うかと思いますが、
僕は、
他人が幸せを感じた時に、自分も幸せを感じられる
ということを学びました。
動画の中で、
ブリブリざえもんが、
お宝山の頂上へ、
お宝を探しに行く道中に、
泣いている3人の女性が出てきたかと思います。
1人目は、レースクイーンで、
履いていたハイヒールのかかとが壊れてしまって、歩けなくなってしまい泣いている女性でした。
しかし、
そんなことよりも何よりも、
早くお宝をゲットしたいブリブリざえもんは、
無視して先に進もうとするのですが、
レースクイーンがあまりにも泣きわめくため、
仕方なく、
そのハイヒールを直してあげました。
すると、
そのレースクイーンは、
ハイヒールを直してくれた「お礼」として、
F-1のチケットをくれました。
そうして、
機嫌が良くなったブリブリざえもんは、
またお宝山の頂上へ向かって歩き出しました。
すると、
また泣いている女性が現れました。
この2人目の女性は、OLで、
会社で使っているコピー機が、壊れてしまって泣いている女性でした。
しかし、
そんなことをしている余裕は、
ブリブリざえもんには、ありません。
一刻も早く、
お宝が欲しいブリブリざえもんは、
次は見つかるまいと、
草むらをかき分け遠回りして、
気付かれないように行くのですが、
結局見つかってしまい、
ここでも仕方なく、
コピー機を直して助けてあげることに。
すると、
そのOLは「お礼」として、
居酒屋ドリンク無料券をくれました。
先程のレースクイーンにもらったF-1のチケット、
今回もらった、居酒屋ドリンク無料券、
ここでブリブリざえもんは、
「良いことをすれば「お礼」がもらえる」
と思いました。
そうして、
今度はルンルン気分で、
またお宝山の頂上へ向かって歩き出しました。
すると、
今度は、道端で5歳くらいの女の子が泣いていました。
ブリブリざえもんは、
その女の子を見るや否や、
ダッシュで女の子に近づき、
「どうしたの?」
と聞きます。
すると、女の子は、
「お腹が痛いの・・・」
と言いました。
しかし、
「助けたら何くれる?」
とブリブリざえもんが聞き返すと、
「私は何も持っていないから、何も「お礼」はできないの・・・」
と言いました。
その言葉に、
ブリブリざえもんは、
「じゃあ、ダメだ!」
とブチ切れて、
女の子を無視して、
プンプンで頂上に向かってしまいます。
これまで助けてきた女性は、
2人とも助けたことに対しての「お礼」をしてくれたのに、
「こいつは何も「お礼」をくれないのか!」
と思ってしまったわけです。
しかし、
その途中に、
「薬局」
がありました。
すると、
ブリブリざえもんは、
頂上へ行く足を急に止めて、
その薬局の中に入っていき、
「F-1のチケットと居酒屋ドリンク無料券で、お腹を治す薬を譲ってくれ」
と言いました。
そして、
またお腹が痛くて泣いている女の子の元へ行き、
一言、
「はい。」
と言って、お腹を治す薬を持っていくのでした。
もちろん、この女の子からは、何も「お礼」をもらえませんでした。
そうして、
お宝山の頂上へ着いたブリブリざえもんだったのですが、
結局、お宝山の頂上に、お宝はありませんでした。
何もお宝を手に入れられなかったブリブリざえもんは、山の頂上で、
「宝も無かったし、F-1のチケットも居酒屋ドリンク無料券も無くなっちゃった・・・」
そう思いました。
しかし、
道中を振り返ってみると、
泣いていた3人の女性は皆、
助けてもらった後に、
「ありがとう」
と言って、嬉しそうに「笑顔」で、感謝してくれていたことを思い出しました。
この時、
ブリブリざえもんは、
その嬉しそうに「ありがとう」と言っている3人の女性の「笑顔」を思い出しながら、
「そうか・・・これが・・・」
と、言って幸せな気持ちになるのでした。
結局、山の頂上には、
金銀財宝なんておろか、
お宝の一つもありませんでした。
しかし、
ブリブリざえもんの心の中には、
ここまで来る途中で泣いていた女性3人を、
自分が助けてあげたことにより、
「ありがとう」と嬉しそうに「笑顔」で、
「感謝」している姿が残っていました。
このお宝山の頂上で手に入る「本当のお宝」とは、
金銀財宝なんかではなく、
はたまた、
泣いている女性を助けてあげたことでもらえる「お礼」でもなく、
助けてあげた女性達の「笑顔」
だったのです。
人は、
何も「お礼」がもらえなくても、
助けてあげた人が「笑顔」になってくれれば、
それが、
自分の幸せ(本当の宝)になる
と、ブリブリざえもんから教えてもらいました。
もしかしたら、
またこれも、
タロさんが言う「無償の愛♡」というものかもしれませんね。
クレヨンしんちゃんは、
おバカアニメだと思っている方も多いかと思いますが、
「人生で大切なこと」が描かれている作品も多いので、
お時間ある方は、ぜひ見てみてくださいね。
それでは。
救いのヒーロー 咲 心次郎
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