昨夜は10日ぶりに道場稽古をやれて、やっぱりめっちゃ楽しいなぁ♪である。
大変な時ほど、空手をやりたくなるし、またやれることが幸せである。
でも、今日はまた道場稽古がお休みの日なので、
さっきは「ボロ小屋」で一人、筋トレにお励みになったのである。
築30年以上の小さくて簡単な木造の「ボロ小屋」は、
あちこち木が腐っていたり、プラスチックの屋根が破れてたりと、
ホントにボロボロなんであるが、今回の大雪にもほんの軽症で済み、
こーして筋トレを続けられるのはホントに有り難い話である。
ま、神ちゃまが「まだまだ辞めさせねーゾ!」ってことである。
そんな今日はついに51歳になってしまったのであるが、40歳を過ぎたあたりから
「若くもねーし、お年寄りでもねーし、なんか中途半端な年齢だな…。」
と、あんまり自分では目出度い気分にはなれねーのである。
まぁ、ちょっと自慢話になるが、
咲心太郎は51歳にしてブルース・リーっぽい肉体を維持しているし、
10代や20代の若者にもまだまだ空手の動きも劣ってねーし、
「精神年齢が低くね。」とか「お子ちゃまか。」と、よく言われるし、
自分では肉体的にも精神的にもまだまだ若いと思っているのである。
で、51歳にしては珍しい方の人間だとは思うけれど、
51歳でこれくらいは別に大したこともねーとも思うのである。
周りの人たちが老け過ぎ、怠け過ぎなだけだと思うのである。
でも、これが60、70歳…となれば、これはもう絶対にスゲーと思うから、
今はやっぱり「中途半端な年齢だな…。」と思う今日この頃である。
で、今まで通りの一人稽古を続けてこの状態を出来るだけ長く維持しよーと思うが、
ワタシの最大の目標は「すげー空手家☆」であるから
いずれ衰える肉体には、あまり比重は置いてねーのである。
さすがに80歳や90歳なってこの肉体や、この動きが在るわけがねーのである。
80、90歳では20代の兄ちゃんにボコられるに決まってるのである。
昔からワタシは、
「お弟子さんの誰か1人でも敵わねーと思ったら、空手を辞める。」
と、公言してきているし、
またその反対に
「死ぬまで空手をやる。」
とも公言してきているから、
死ぬまでお弟子さんにボコられるわけにはいかねーのである。
そこで、その年齢を見据えた稽古も30代の頃からやってきてるのである。
それが「氣」であり、「神仏への信心」である。
「武」の道を歩み続けるすべての者は、ここに辿り着くのである。
ここに辿り着かない間は、まだまだスポーツである。
スポーツの力は若いモン勝ちであり、「武」の力は歳を取ったモン勝ちである。
が、正しい歳の取り方を学び、実践することが必要なのである。
それが「武」の稽古である。
咲 心太郎
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