「お掃除のおかげ♪」。

最近はブログに動画にオセロ・・・と、パソコンの前に張り付いてるばっかりで、

「お店のお掃除をずっとサボってんな。」

と、お気づきになったのである。

で、1ヶ月ぶりだろーか、午前中からお掃除をやったのである♪

おいおい、毎日やれよ。

まぁ、パッと見は、そんなに汚れてねーし、

ワタシは潔癖症ではないし、空手以外のことはあんまりこだわらないから、

気にならなかったのであるが、突然、ヤル気が起こったのである。

で、まずは床をほうきで掃いてみたのであるが、

「なんじゃこりゃ~、汚ったねー。」

まぁ、ホコリやら砂やらなんやら・・・もうビックリである。

こんな汚ねーところで、一人稽古に励んでたのかよ。

毎日、息吹をやってたから、どんだけ吸い込んだんだろ・・・。

まぁ、済んだことは、気にしない♪気にしない♪である。

で、次は、あちこちを水拭きして乾拭きである。

まぁ、これも、タバコのヤニやらなんやらで、タオルがすぐに真っ黒である。

テレビやパソコンの画面を拭くと、特に真っ黒である。

で、拭き終えると、テレビとパソコンの画面が見違えるほど凄く鮮明になって、

「わぁ、めっちゃキレイやな~♪」

なんか、

心が澄んだような感じ☆

になって、このブログを書いているのである。

やっぱり、お掃除はいいね♪

30代の前半頃から、凄く強い人たちと、空手の稽古を一緒にやるよーになって、

いつもボコボコにやられてたのである。

当時は、受けなんて技術も発想もなく、相手の攻撃はただ身体で受けるのが普通で、

53kgというワタシの身体は、この強ぇー方々に毎回ボコられ、

あ!ワタシが弱すぎただけか・・・

打撲や骨折が絶えなかったのである。

で、そんなある日、いつものごとくボコられて、うずくまっていると・・・

「身体で受けるからだろ、ちゃんと手で受けろ、バカ。」

と、空手の神ちゃまが現れたのである。

口の悪い人間には、口の悪い神ちゃまがつくのである。

53kgの身体で20kg30kgも体重が違う攻撃を受けて何ともねーわけがねーのである。

「あ!攻撃を身体にもらわなければいいってことね。」

攻撃をもらわなければ打撲も骨折もしねーのである。当たり前である。

で、空手の神ちゃまのご指導の下、ワタシは「受け」の追求を始めたのである。

相手の攻撃を受けるには、その攻撃を見切れなくてはならないわけで、

「オマエのその汚ぇー心をなんとかしろ。」

相手の技を見切るには、相手の心を読む・・・

相手が何をどこへ出そうとしてるか?がわかる必要があるから、

それがわかるよーになるには、自分の心がキレイじゃないとそれが見えない・・・

と、空手の神ちゃまが仰るのである。

けど、どーしたらいいのか?は教えてくれねーケチなヤツである。

神ちゃまをケチ呼ばわりかよ。

で、「お掃除をすれば心がキレイになるかも。」

と、その日から、稽古に行ったときは、

体育館で目についたゴミをすべて拾うことにしたのである。

まぁ、10m20m先のゴミであれ、目の前で人が捨てたゴミであれ、

はたまた玄関の灰皿の周りの空き缶を何十本って捨てたこともあったっけ・・・。

それまでは平気でポイ捨てをするよーな人間だった咲心太郎が、

こんなことを、5,6年だったか、続けたのである。

で、気が付けば、知らぬ間に、

「相手の技が、よ~く見える♪」

よーになったのである。

あの強い方々の攻撃をまともに喰らうことが無くなったのである。

で、強ぇー人間の攻撃ほど見えやすいということも知ったのである♪

このときのワタシの心の状態を

「水月」(みぞおちのことじゃないよ)とか、「明鏡止水」…

なんて言うよーである。

いや~、お掃除って素晴らしいですね。

と、言いながら、今では、体育館でゴミが目についても、

拾わねー咲心太郎なのである。

「何で、他人が捨てたゴミをオレが拾わなアカンのや。」

相変わらず、汚ねー心のまんまである。

けど、相手の技が見えるようになったのは、

この5,6年やった「お掃除のおかげ♪」なのは言うまでもないのである。

咲 心太郎

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