すげー空手と、すげーお弟子さんの・・・すげー咲心館。

昨日の道場稽古には、

最年長のMさんとジローという、茶帯の2人と、

黒帯のボクの3人で稽古・・・

日曜日の稽古は時々、この3人だけ!になる日があるんですが、

「今日は咲心館の上級者稽古☆やね♪」

なんて言いながらボクも楽しんだんですけどね、

夜には、

「本当に入門して良かった!」

と、Mさんからはラインが来るし、

「この人が師匠で良かった!」

なんてジローは昨日のブログに書いてるし、

まぁ、2人とも昨日の稽古も喜んでくれたようですが・・・

 

またオレを泣かす気かぁー!

 

嬉し過ぎるやんけ。

しかし、

2人とも週5日の稽古に参加してるのに

全く飽きることもなく、

ますます意欲的になる2人は、

もしかして!?ボクよりも⁉空手バカ☆なのかも知れませんw

 

咲心館のお弟子さんのほとんどは、

前道場時代からの稽古仲間だった人たちなんですが、

Mさんが11年、ジローが8年の付き合いになるかな・・・

でも、咲心館になる2年前までの前道場時代は、

今の何分の一、いや、何十分の一くらいしか

ボクの空手を教えていなかったんですね。

 

30歳半ば頃から

前道場長の教える空手だけでは物足りなくなったボクは、

独学と自分自身の身体を使ったあれこれの人体実験を繰り返し、

また40歳の時に「アイキ♡」を知ったおかげで、

それから咲心館をやるまでの10年の間に

空手のあれこれや、身体や心のあれこれが、

もう、これでもか!ってくらいわかったんですね。

でも、前道場長の下でやってる以上、

それらをみんなに教えられないことがほとんどで、

みんなの空手を良くしてあげたいのにそれが出来ないもどかしさ・・・

そんな心に蓋をしてやってたんですね。

 

それが今ではもう、

自由に何を教えても良い♪

だって、

幸和流空手道 咲心館は、

ボク流☆空手道♪の道場なんですからー!

まだまだ、

ちっちゃな道場の浅はかな館長ではありますが、

やってる空手、教えてる空手は

デカくて深いんだぜー。

 

これまでのボクの空手人生では…

ボクがリアルに知ってる空手道場の全ては、

精神練磨とか青少年育成などと謳ってはおりますが、

そのどれもが、

スポーツ化、競技化された空手を中心にしていて、

筋トレやミット打ち、ランニング・・・

伝統の型さえも、演武のためや試合のためにやってる・・・

空手の強さとか良さって、他のスポーツと一緒なの?

で、

ボクは基本や型、そして呼吸法などを大切にしてやることに・・・

さらに

精神鍛錬なのか?お祭り騒ぎなのか?

寒稽古とか海中稽古・・・

こんな身体に過酷なことを年一回の一大行事にして

各道場が競争のようにしてやってるんですね。

年一回、冬の海に入れば、強くなったり、空手が上手くなるの?

で、

そんなことは一切やらず、日々の稽古を一番大切にしてきた・・・

 

あ!ボクは異端児なんだ!

 

ある日、それに気が付いた。

ボクの方が変わり者だったんだ・・・

ならば、

このまま行ったろーやないかい!

ということで、ますます追求しながら

2年前に咲心館を設立し、

その歩みを止めることなく生きていますが、

そんな異端児を

「すっげー」

と、言ってくれたり、

そんな異端な空手を

「オモシロい」

って、言ってくれるお弟子さんたちなのであります。

 

でもね、

実はね、

咲心館を設立するときにね、

ホントはさ、

「咲心館では、素人向けの簡単な空手だけをやろう。」

と、思ってたのね。

なのにさ、

みんなが前道場を辞めて、ボクの咲心館へ来る!

という、

まさかの想定外なことになってさ、

みんな、前道場長をあんなに慕ってたのに・・・

ウソでしょ⁉

と、思ったけどさ、

ホント嬉しくてさ、めっちゃ泣いた・・・

で、

「そんなら、ボクの空手を全部教えようじゃないの!」

と、ボクにはソレしかねーしさ、

で、初めから難しいことを教え出したのにさ、

ソレを喜んでくれるお弟子さんたちばかりでね・・・

異端児のボクは、

本当にどーしよーもないくらいの幸せ者になれました。

で、

まだまだ、

すげー空手に育て、

すげーお弟子さんばっかにして、

すげー咲心館にします。

あ!

ってか、

もう、なってるね。

そだね。

こんな空手道場は

どこにもねーよな。

 

咲 心太郎

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