いつか、すげー、「美しいナイハンチ☆」を披露して見せるぜ♪

今日の午前中は、随分と久しぶりに

お店の草むしりをやった。

去年の大雪でお店の屋根が傾いて、

それからは、ずっと

お店のシャッターは閉めたまんま、回転灯も回さず、

また去年の台風で看板が吹っ飛ばされて、

今では看板の無い枠だけが残ってる。

そして、

お店のあちらこちらには、超絶な生命力を持つ、

雑草という生き物たちが、

コンクリートの隙間や側溝の中から

ボウボウに茂ってる・・・

「別に、どーでもいいや。」

お店を立て直す手立てが無くなったボクには、

ボロボロの屋根、草ボウボウの敷地、

そして、

鳩やツバメ、スズメが住んでるという

それで十分に居心地が良かった。

こんな状態になる前は、

「お客さんのためにお店をキレイにしとかなくっちゃ。」

と、思い、

時々、草むしりをしていたけれど、

そんな気にすらならなくなった・・・

なのに、

何でか？

急に、

「草むしりしょーっと♪」

ただ、無性に草むしりがしたくなった。

けど、２０分ほどやったら

疲れたから途中で辞めちゃったｗ

まだ、あちこちボウボウに生えてる・・・

また、気が向いた時にやろー。

しかし、

こんなにボロくてさ、とてもやってるよーには見えない、

潰れたお店にしか見えないはずなのにさ、

何でお客さんが来るのだろー？

ボクだったら、絶対に行かない！

そんなお店なのに・・・ね。

ホントに人生は不思議で謎だらけ⁉だ。

 

昨日は、

ボクの「ナイハンチ」の型の動画を上げた。

最近、ユーチューブのコメントを通じて知り合った御方が一人・・・

「アナタは空手の天才です。」

「アナタのナイハンチは素晴らしい。」

と、お褒めいただいて、

「そら、そーだろ。オレは相当やって来たんだい。」

最初はそー思っていたけれど、

最初から、

この御方は「只者ではない！」と思っていたけれど、

毎日メールのやり取りをしている内に

「マジで、この御方は只者ではない変態だー！」

で、

ボクが、ずっと、

空手とそのナイハンチに懸けてきた思いすら称賛された・・・

こんなちっぽけなボクの思いなのに？

会ったこともないのにさ。

それで、

どーしても、

ボクの本気度１００％のナイハンチを

この御方に観てもらいたくなった。

それで、

速いの遅いの、強いの優しいの、

そして、

アイキ♡へと通じるナイハンチ・・・

ボクの全部のナイハンチを観てもらって、

また、

今のボクが理解してることや思ってることを

説明しながらやってみる動画を撮ることにした。

 

咲心館を設立した時に、

とある日の氷点下の早朝、

誰もいない白山比咩神社奥宮で、

ボクは一人で、

ボクが手作りした咲心館の看板を祀って、

このナイハンチを中心に、

ボクの空手の全てを奉納した。

そして

ボクは、氷点下の神社の中で、

「何なんだ、このあったかさは・・・」

何とも言えないあたたかさに包まれた。

 

先週の土曜日の稽古前、

またジローを呼び出して、

早速、ナイハンチの撮影を始めた。

あの日、

白山比咩神社奥宮で奉納した時と同じよーな気分だった。

「きっと、いいナイハンチが出来る！」

そー思った。

が、

いざ、やり始めると、

身体の中の感覚が違う・・・

２、３度やってみたがしっくり来ない・・・

身体の中のあちこちに引っかかりがあって

ぜんぜん気持ち良くない。

どーやら、カメラ・・・

その撮影と、また世間に晒すというプレッシャーに

ボクの心が負けて緊張を生んでいたのだった。

それで、

すぐに途中で撮影を辞めた。

「今日の動画はボツや。」

ジローにはそう言った。

技をやったのでは、初めてのボツ動画だ・・・

 

が、

翌日も、この御方とメールをしたり

動画を見直してみたりしてたら、

「これが、そのまんま今のオレじゃねーか！」

やっぱり、

この在りのままの姿をこの御方、そして世間の人に観てもらいたい・・・

そー思った。

そーしたら、

いつもの通り、

後は、勝手に思考が動き出し、

ボツにするはずだった動画を過去に撮った動画と合わせて編集して、

１本の動画が仕上がった。

それは、

まだまだ未熟なボクのナイハンチが

見事に映し出された、「完璧な動画」だった。

そして、

これは、

ボク自身が観たいと望んでいたモノだった・・・

そー気づいた。

何故なら、

久しぶりに観た、

新里先生のナイハンチ・・・

そして、

ボクのナイハンチ・・・

「ぜんぜん、ダメや。やっぱり何かが違う。」

そーして、

ボクは初心に帰ることが出来た。

さらに

これまで以上のヤル気☆というオマケ付きで♪

感謝です。

 

ボクの愛する嫁ちゃんは、

この動画を観て、

「新里先生の方がキレイ♡」

だってさ。

さすが、

ボクの嫁ちゃんだ。

お目が高いな。

そして、

ボクのど真ん中の的を射た意見だった。

ありがとう。

でもな、

嫁ちゃんよ、

オレにはさ、

あの偉大なる新里先生よりもさ、

たくさん持ってるモノが一つだけ在るんだぜー！

何か知ってるかい？

それはね、

残された時間だ！

成長においては

これに勝るモノは無い。

また

先人の何かを超えるために・・・

いや、

超えよう、知ろうとする気持ち・・・

そのために

ボクらは在るんだと思う。

そして、

そんなボクの後進には、

高い高いハードルを残してやるのさ。ｗ

で、いつか、

すげー、「美しいナイハンチ☆」を披露して見せるぜ♪

 

咲　心太郎