元日の夕方・・・
ジローを誘って2人でお食事に行った。
咲心館になってからのジローは
咲心空手☆の普及に繋がることを
たくさん手伝ってくれてる。
もちろん
稽古だって
休まずにやってる・・・
で
その感謝と
5日は誕生日だから
そのお祝いで
ご馳走することにした。
と言っても
”ガスト”ってな安く食べれるファミレスで
しかも
割引価格になるチラシを持参して行ったｗ
昔はさ
プライドってな
ちんけなモノを持ってたから
値段なんて気にしたことがなかったけど
”人生経験”っていうやつは
ボクにいろんなことを教えてくれる。
で
生ビールが一杯300円
ワインが一杯150円
てなもんで
運転手で飲めないジローを前にして
”おかわり”の連発である。
ジローへのプレゼントのはずなのに
酷い師匠である。
で
気持ち良く酔っ払って
勝手に口が動くままに喋りっ放し・・・
こんな師匠の下のジローは
ホントに大変である。
と
「ラストオーダーの時間ですが、ご注文はよろしいでしょうか？」
お！
なかなか感じのエエお姉さんじゃないですかー！
で
「じゃ、最後にお姉さんの笑顔をちょーだい♪。」
って注文してみた・・・
弟子の前で
こんなことをやらかす師匠でダイジョウブ？
なんだろーか。
いやいや
ジローにわざとやって見せたんです。
これも
ボクの教えなんだ。
そしたら
「さすがッス。」
だって。
おバカ師弟☆だろｗ
で
お姉さんが笑ってくれたから
「今度は嫁ちゃんと来るから、その時に口説くネ♪」
って言ってお店を出た。
マジで
こんなことばっかやって来た
ボクは
バカ人間なんです。
ガストを出て・・・
今度は
”三国神社”に向かった。
いつからだろー？
10年くらい前だろーか？
もっと？かな？
元日の夜は
”三国神社”に行って参拝してから
一人稽古をするのが恒例になったのだが
3年前？4年前？から
「ボクも一緒にイイっすか？」
と
ジローと2人でやるよーになった。
で
本殿に軽く参拝して
今やってる全ての型をやった。
で
「何じゃ、この感覚は・・・」
また
身体の感覚が覚醒した！
神さまからの”お年玉”かね？ｗ
稽古を済ませた後は
全ての社を丁寧に参拝した・・・
「参道は左側を歩け。」
「しょぼい柏手やのう。」
とまぁ
何かと
うっせー師匠ですｗ
けどネ
オレも
教えられたんだ…
だから
伝えておくんだ。
社を回った後は
神社の高台に行った・・・
去年のこの日は
能登で大地震が起きた。
福井もかなり揺れて
町のスピーカーからは
「津波が来ます、逃げてください。」
それでも
ボクらは
毎年恒例の参拝と稽古をやりに行った。
2人で
その高台から
能登の方へ向かって稽古をやった。
「地の神さま、どーか、お静まり下さい。」
2人とも本気で祈った。
高台から
見下ろす街明かりが
めっちゃキレイだった。
で
今年も
しばらく
ジローと
高台から街明かりを眺めた。
キレイだったけど
やっぱ
死を覚悟してた
去年の心の方が
キレイに思えた。
その後は
神社の中に
”大きな岩”を祀ってあるところで
立禅と振魂をやった。
ある意味
毎年
ココで
コレをやるために来てる。
この岩さ
初めて
見つけた時から
気に入ってさ
ココで
立禅とかやると
すっごく”氣”が流れるのを感じたり
すっごく穏やかな気持ちになったり
まぁ
何かしらの
すっげーパワーを感じるんだ。
たぶん
この時に
隣にいるジローに技をやったら
ドエライことになることだろーｗ
で
ココで
立禅をやってる時に
これまでに参拝した
神社を思い出しながら
神さまに想いを馳せるんだ。
と
すぐに
みんな
来てくれるんだゼ♪
人よ
信心深くあれ。
最後は
神社の正面に立つ
樹齢何百年だったか？
まぁ
とにかくデカい御神木☆に
ナイハンチの技を喰らわせた。
これまでは
正拳突きを喰らわせたり
御神木に抱き付いたりして来たが・・・
ま
喰らわせたのではなくて
ナイハンチ道☆になったから
その技で御神木に触れたの。
”皮膚合気”っていうやつなのネ。
で
そのパワーをいただくんだ。
こんな
ボクは
”大木マニア”なの。ｗ
地中深くに
計り知れないほどの大きな根を張って
何百年と生き抜いて来て
目を見張るほど太く大きくなったその幹・・・
そんな
”大木たち”のそのパワーは
我々人間のそれとは比べ物にならない。
だから
ボクは
パワーを分けてもらうんだ。
すぐに
くれるんだゼ♪
神を信じ
仏を信じ
教えを信じ
神も仏もあるもんか！
そんな人生になってしまったボクは
だからこそ！
神を信じるし
仏を信じるし
教えを信じられるんだ！
その心に御座します。
人よ
信心深くあれ。
咲 心太郎
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