いいことづくめ♪の深層筋☆

昨日は朝からずっと、天気予報と睨めっこだったのである。

夜は「青空道場☆」の予定だったのであるが、

雨が降りそーな降らなさそーな・・・

で、4時頃から少し晴れ間も見えてきたので、

「よし!今日は稽古が出来るゾ!」

と、思った瞬間、目の前のテレビのお天気お姉さんが、

「夜は、県内各地で雨が降る予報となっています。」

んなバカな、晴れて来たのにさ・・・

なんて思いながら、ネットで雨雲レーダーを見てみると

夜8時頃から9時頃にかけて雨雲がかかってる・・・

ちょうど稽古の時間だし、こりゃ~ダメだな。

で、稽古のお休みの連絡をして、

夜は一人稽古に励んでいると・・・

雨が降ってこねー、

しかも、

星空が見えるじゃねーか!

マジかよ。

稽古をしたかったお弟子さんにはホントに申し訳ないのである。

ごめんなさい。

 

前道場時代は、道場長が決めたことに従うだけであったのであるが、

咲心館となった今では、自分が決めなきゃならん立場になってみると・・・

まぁ、自分が優柔不断であったり、決断力がなかったりと、

次から次と新たなだっせぇ自分が登場である。

空手はそこそこだけど、館長としてはまだまだヒヨっ子で反省ばかりである。

ま、その内、館長らしくなるでしょ。

がんばれよ。

 

最近、一人稽古に励んでいると、

身体のことや心のことが、次々と新たにわかってくる・・・

ちょっと、ヘンな言い方ではあるが、

昔、読んだたくさんの本の教えと身体の感覚が繋がるような感じである。

40歳を過ぎた辺りから、

年に何度かこんな感覚を覚えるようになったのであるが、

ここ最近は、まぁ、スゲーのである。

どーなっちゃったのかね。

たぶん、深層筋が前よりよく働くようになったのだと思うのである。

 

このブログで、深層筋についてちょくちょく書いているが、

深層筋は、実は、そう簡単には動かせないし使えないのである。

まぁ、よっぽどの天才なら別だけど。

深層筋を働かせて使うには、

表層筋を使わない

これが条件になるのである。

これがなかなか一筋縄ではいかねーのである。

 

ワタシも50歳を超えたとは言え、

20代の頃と同じ、いや、それ以上に表層筋が現役バリバリである。

この表層筋を操る脳みそは「自我」を形成している部分で、

「自我」という出しゃばりは、

とにかくありとあらゆる場面で出たがるのである。

で、表層筋でやってうまく行かねーと、

ますます「自我」というやつは、

表層筋をあれこれ使って何とかしようとますます出しゃばるのである。

で、深層筋はほとんど働かなくなってしまうのである。

この「自我」の脳の仕組みを体感で理解しないことには、

なかなか深層筋を働かせて使うことは出来ねーのである。

 

空手をやってる人の多くは、

「自分を変えたい。」

と、思ってる人が多いと思うのであるが、

表層筋をいろいろ鍛えて変わったとしても、

それは「自我」という表層が変わっただけで、

本質的には何も変わらねーのである。

その「自我」が変わって得る自信とは

「自惚れ」もしくは「勘違い」である。

後から痛い目に遭うのがオチである。

 

が、正しく空手の稽古を継続して、

深層筋を働かせて使えるようになれたら、

深層筋を動かす脳の部位は根幹の脳であるからして、

これをさらに継続的に働かせていると、

その人の本質的な部分が現れてくる・・・

自分を変えるとは、このことである。

 

まぁ、ここまで行く人は稀であるが、

ここまで行かなくても、

毎日稽古をやって、深層筋を少しでも働かせたり、使えるようになれば、

技も変わるし、健康にも良いし、心が明るくなるし・・・

と、いいことづくめ♪なんである。

これが深層筋の真相☆である。

またダジャレかよ。

フザけてんの?

まぁね。

 

咲 心太郎

コメント